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DTPでモニタで見た色で印刷したい
現在、IllustratorCS Photoshop5.5で印刷物を作成しています。 RGBカラーで印刷すると色が変わってしまうとDTP関係のサイトでよんだのですが、「lab」を通して色を変換すれば、 モニターカラーとほぼ同様の色で出力できると読みました。 Illstratorのカラー設定で「プリプレスー日本」を選びRGBカラーで作りつづけて業者などに渡せば、モニタで見ていた色で印刷できるのでしょうか? また、今までRGBでの画像しか見ていなかったのでCYMKに変換するとなんだかくすんだ感じに思えてしまいます。 これは、CYMKで印刷すると、モニタで見たとおりのくすんだ色にはならず、RGBの時のようなかんじで印刷できるのでしょうか? それとも見えてるままくすんだような色で印刷されてしまうのでしょうか?
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>CYMKだと、モニタで見るものと印刷されたものに差はほぼ無くなるのでしょうか。 OSレベルでは差はなくなりません。 Photoshopのような商業印刷を意識したアプリケーション上で 適切な「CMYK変換テーブル」を利用してCMYKに変換すれば 大きな差はなくなります(モニタ調整の問題は別として、ですが)。 商業印刷にも種類があって アート紙に刷る美術印刷と、上質紙に刷るチラシ類と、 新聞用紙に刷る新聞印刷とでは 同じデータ(つまりは、同じ印刷版)を印刷しても結果が違います。 例えば上質紙用のデータを印刷した場合 アート紙では薄く、新聞紙では濃く印刷されてしまいます。 その違いを埋めるのが「変換テーブル」という補正データです。 これによって、同じRGBデータから 印刷用紙に適したCMYKデータが作られます。 その上で、Photoshopでは、その変換テーブルで作成されたCMYKデータを 印刷上がりの状態で観察できるように表示するプロファイルがありますから その手順を踏めば大きな差のない表示が可能になります。 逆にいえば、その手順も経ずに 単にデフォルトのCMYK変換を行っただけでは CMYKデータも適当なものが出来てしまいますし 画面表示も一般的な印刷用紙での状態でしかありませんから 先の回答に書いた「まぐれ当たり」でうまく色身が合う場合もありますが 全てがそれに当てはまる訳ではありません。 ● で、そうして完璧に近いプロファイルでCMYK変換をしたとしても それでもモニタの透過光と印刷物の反射光では違って見えます。 それを埋めるのが「経験」です。 つまり、自分の頭の中で誤差を薄めて観察することで 印刷上がりを想像できるようになるのです。 言い換えれば、同じモニタ画面を見ていても 観察者の経験の多少によって「見え方」が違ってくるのです。 これをご質問者の周辺の方に話したところで 「責任逃れ」としか聞いてもらえないかもしれませんが 例えば、一般の人が楽譜を見ても「音符の羅列」にしか見えませんが それを音楽家が見れば「音階」となって聞こえてくるのと同じです。 もしそうした経験が無いうちは 色校正で発色を検討するしかありません。 もちろんその段階で色修正などが入れば訂正料金が嵩むかもしれませんが そうやって経験を積んでいくことで少しづつ観察眼が養えます。 何ごとにも手間と時間と費用は必要です。
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- SuperNatural
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RGBカラーモードと、CMYKカラーモードの違いを理解しましょう。 RGBカラーモードは光の三原色で加算混合(混ぜ合わせるとどんどん白に近づく)のカラーモード。 パソコンのディスプレイのように透過した光を表すカラーモードです。 一方のCMYKカラーモードは印刷のプロセスカラーのインクの色域を擬似的に表示するカラーモードで、 絵の具やインクの三原色CMYにプラス黒を加えた、減算混合(混ぜ合わせるとどんどん黒に近づく)のカラーモード。 この二つを比較した場合、色域が広いのは当然RGBで、CMYKモードの色域はそれより狭くなります。 しかしそれは当然のことで、印刷用インクはどうやってもディスプレイのような透過光を表現できないからです。 では印刷物は全て汚い色で印刷されていますか? そんなことはないですね。 印刷インクの特性を上手に限界まで使えばきれいな印刷物はできるのです。 >今までRGBでの画像しか見ていなかったのでCYMKに変換するとなんだかくすんだ感じに思えてしまいます。 あなたの場合の勘違いはディスプレイ上で見たもの同士で比較していることにあります。 例えばPhotoshopでRGBカラーの鮮やかな部分カーソルを合わせてから情報パレットを見てください。 こういった鮮やかな色はCMYKに置き換えた場合の色域がオーバーフローしていることを示す「R:100!」のような感嘆符が付いて表示されます。 これはディスプレイ上では良いけど印刷では表現できない色だよということを表しています。 CMYKモードは画面で見ればたしかにくすんだ色に見えますが、 それはあくまで印刷インクで表示できる色域に色が抑えられた結果だということを理解しましょう。 http://www.technofocus.co.jp/SUBTXT/lesson23.html 最後に一つ。 モニタの色温度やRGBのカラーバランス、ガンマ値の適正な調整など、 これらの設定を適切に行っていないディスプレイで見た色は、他の適正な環境で見た場合著しく色が違ってしまいますよ。 ディスプレイ云々というなら先ずこれらの設定が適性に行われていることが最低条件です。 http://www.interq.or.jp/www1/sira/yorozu/cg_tips/color/ http://www.catch.jp/psp5/ham/tips26/tips26.htm
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回答ありがとうございます。 参考サイトも拝見させていただきます。 皆さんの意見を参考にさせていただいて、 やはり、私の段階では構成やデザインを考える程度にとどめておいて、 業者と話し合って決めた方が良いということでしょうね。
「モニターで見たとおり」には印刷できません。 現実には、モニターに合わせた印刷ができない事もないのですが、 ひとつ大きな問題があります。 モニターの発色はメーカーや個々の調整で大きく変わりますから 例えばご質問者が見ているモニターと印刷会社のモニターとで そのどちらの発色に「見たとおり」とするのか、で評価が変わります。 つまり、ご質問者のモニターの発色と違っていたとしても 印刷会社のモニターの発色と合っていれば、それも「見たとおり」となります。 結局、同一条件で観察できる環境や手段がないかぎり 「誰にの目にも見たとおり」に印刷することは不可能となってしまいます。 そもそもRGBの知識だけで印刷物に関わろうとするのは無茶です。 CMYKの知識と、透過物(モニター)と反射物(印刷物)の違いを よく理解する必要があります。 その上で、早い話が、印刷物の上がりは「データが全て」です。 モニタ設定がどうであろうと、業者の選択がどうであろうと PSで記述されたデータが全てです。 そのデータを表示するモニターの設定をどんなに調整しても それでデータが書き変わるわけじゃありません。 もしそれでも最善の結果で印刷したいと思うのなら RGBのままで業者に渡して、先方でCMYKに変換してもらう方法を採るべきです。 それも、モニタという不規則なものに頼らずに カラープリンタの出力紙に希望する発色状態を詳細に記入して それに基づいてCMYKデータを作成してくれる印刷業者を使うべきです。 それ以外の方法では、まぐれ当たりで希望する発色が得られる事はあっても それを恒久化することは不可能です。
お礼
回答ありがとうございます。 >そもそもRGBの知識だけで印刷物に関わろうとするのは無茶です。 >CMYKの知識と、透過物(モニター)と反射物(印刷物)の違いを >よく理解する必要があります。 私自身、DTP系の知識が無いのはよく分かっていて、 構成を考える程度なら出来るけど、入稿データを作るのは 無理だと言っているのですが、 会社ではどちらも一緒だと思っているみたいで・・・ 下でも質問しているのですが、 CYMKだと、モニタで見るものと印刷されたものに差はほぼ無くなるのでしょうか。 (モニタの調整等でも変わってくることは理解いたしました。)
- shut0325
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まず、RGBとCMYKの違いを把握した方がよいですね。 RGB=光の3原色 CMY=色の3原色です。 表現できる色域はRGBが広いです。 ということはモニタで見たとおりの鮮やかな色は印刷では表現できません。 じゃあどうするか?ですが、 モニタをCMYの色域しか表示しないようにするのです。 (本当はもっと複雑ですが) 印刷物にするつもりであれば、仕上がりの差異を少なくするためにCMYKでの製作をお勧めします。 モニタでキレイに表示されても意味がありませんから。
お礼
回答ありがとうございます。 さらに質問を重ねて申し訳ありませんが、 CMYKで作成したものは、モニタでの色と印刷時の色に、 差は無い(又はあまり無い)という事でしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 みなさんの意見を聞いて、結局、業者に間に入ってもらうことになりました。 想像以上にDTPには経験が必要なことが分かり収穫でした。 これからは紙媒体も勉強していこうかなぁと思ういいきっかけでした。 ありがとうございます。