- ベストアンサー
なぜ次世代DVDの規格を映画会社が支持するのでしょうか
- なぜ映画会社が次世代DVDの規格を支持するのか疑問です
- 映画会社が次世代DVDの規格を片方のみ支持する理由について知りたいです
- 映画会社が次世代DVDの規格を支持するメリットについて教えてください
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
両方の規格にあわせてつくると、コストかかりますよね。 たとえばトータルで10000本売れる映画があるとして、規格がひとつなら、1種類のパッケージを10000セットつくればいいわけですが、規格がふたつあると2種類のパッケージをつくる必要があります。よりニーズの高い規格のパッケージを多くつくらなければいけませんが、どちらをいくつつくるかの判断がむずかしいので、単純に5000セットずつつくればいい、というわけでもないでしょう。 しかもつくったら流通させなければお店に並びません。流通の経費も2つのパッケージ分かかることになります。お客さんが店で買うときに、どちらのパッケージも並べる必要があります。店頭に10セット並べるとして、2つのパッケージの配分をどうするかも考えなければなりません。 そして、在庫も2種類分ひつようになりますので、より大きい倉庫が必要になります。 もちろん、どちらがどの規格のパッケージかわかりやすいようにするため、パッケージのデザインも2種類必要になります。 さらに、まちがったほうのパッケージを買ってしまったお客さんに交換したりといったサポートも必要になります。 また、こういうことをやっていると、お客さんはめんどくさくなって、作品そのものを買わなくなってしまいます。 これはソフトだけではなくデッキやレコーダー、PCのドライブなどのハードにもいえます。両方対応していないと不便ですが、両方に対応させると高くなります。高くなると売れなくなります。 もともとは、かつて、ビデオテープができるときに、VHS方式(松下、ビクターなど)とβ方式(ソニーなど)と2種類あり、市場が混乱したためです。みんな、そのときの二の舞になりたくないのです。
お礼
ありがとうございます! たしかに店頭に2つのパッケージが並ぶというのは違和感がありますね。消費者も混乱します。 具体的に回答いただき感謝です。