バイト先がタバコの自販機を設置していました。
まず設置場所が必要ですね。土地はお持ちですか?なければ借りなければなりません。
つり銭の用意をしなければなりませんが、最近は銀行での両替にも手数料がかかります。タバコはジュースよりも単価が高いため札を使う人が多いです。従って小銭の準備が必要です。こまめにつり銭を補充しないとつり銭切れで販売できない状態になってしまいます。それでも電気代はかかりますから、ほったらかしにはできません。
商品の補充ですが、売れる銘柄は本当によく売れるので日に数回補充していました。雨の日の補充などは濡れないようにしないとビニールパッケージ同士がくっついてうまく排出されずトラブルになります。No.1さんのおっしゃる苦情はこれが多いようです。
またタバコは原価率がとても高いです。確か9割くらい。一箱売れて30円儲かるかどうかです。正直タバコのみでは儲からないと思います。コンビニなどで取り扱うのはタバコ目的での来店者を取り込むためです。自販機を外に置かないのは店内に引き込んで他の商品も一緒に買ってもらうためだと思います。
さらに今後未成年者への販売を規制するために成人識別機能を付加した自販機が導入されるようです。自販機本体の値段も高くなるでしょう。
自販機を破壊して中のお金や商品を持っていく輩もいますから、そうなったら修理代や新しい自販機を購入するお金も必要になります。
不労所得とはいえない気がします。商店の店先でやるのならまだしも、サイドビジネスとしてやるにはリスクと資金負担が大きいと思います。