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真言宗の葬儀、「酒水」という作法について教えてください

真言宗の葬儀の手順の最初に「酒水」という作法があるそうです。 住職の方が念仏を唱えた水を使って(!?)、死者の全身を清めるのだそうですが、具体的には、どのような順番でどんな動作を行うのでしょうか。 死者を全裸で寝かせて、親族が交代で濡れタオルで体中をくまなく拭いていくのでしょうか。でも死者が女性の場合、胸とか腰とかは、衣類で隠してあげるのでしょうか。 経験者の方、ご存知の方教えてください。

みんなの回答

  • les-min
  • ベストアンサー率41% (269/644)
回答No.3

こんばんは。。  既に、的確なご回答やサイトの紹介が出ていますが、少し記してみます。(祭式・葬儀関連業者です。)  洒水は「加持香水」とも言われ、真言宗ではたいへんに重要な作法で、「お清め」の意味合いがあります。真言宗には多くの流派がありますが、洒水に用いられる水は、水の場合と、お香を混ぜた水の場合と、両方あります。(どちらかというと水のみの場合が多いです。)  お清めと言っても、ご質問文のあるような、実際にご遺体のお体を清める湯灌とは異なると言う点は、既にご回答のある通りです。  洒水(加持香水)は真言宗のお勤め(修法)にはつきものと言って良い作法の一つで、葬儀のみの作法ではありません。  水を加持する場合も、密教法具(仏具)の五鈷(ごこ)か三鈷(さんこ)を用いる場合もあり、印(手の指を組んだ形)で三鈷を表して用いる場合もあります。清浄な香水を潅いで迷妄を除き浄める、あるいは心の垢やけがれを除くという意味あいがあるようです。  その加持した水を散杖という棒で洒水器の水をお棺に潅ぎかける作法も行います。(流派によって散杖の振り方もバリエーションがあるみたいです。)  葬儀の次第(手順・プログラム)としては、かなり前半にお勤めされることが多く、役僧さん(導師の脇にいるお寺さん)がおられるご葬儀の場合は、役僧さんの作法を促すタイミングを計る動作でもあるようです。(葬儀の場では、自分達業者はそういう動作をジーッと見て、ご焼香などのタイミングなどを計っているわけです。事前の打ち合わせももちろんしてますけど。)  お勤めの内容の詳細までは、あまり触れてはいけないようです。(←真言宗の場合、とくにこの点は厳しいです。)  蛇足かもしれませんが、湯灌について。ウチの地域では、湯灌と「納棺」がかなり混同(←意図的??)されていて、ご遺族がご遺体を清められることは少なくなりました。(病院である程度処置をしてくれるから、ということもあるのでしょうが・・・)もちろんご要望あれば対応するのですが、たいていの場合、お棺に納めさせてもらって、それで湯灌も終わったことになるという感じです。  これは地域性でかなり異なる部分でしょうけど、昨今ウチの地方のようなやり方も多いように聞きましたけど・・・    ご参考になれば幸いです。では。    

回答No.2

 洒水は葬儀式の中で行われます。故人は棺に入ってますから全裸で寝かせるとかはないですね。  棺のふたは閉めたままで導師がその前で金属の香炉とタクトのようなものでなにやらされてます。参列者からは具体的にはあまり見えないですね。  「カシャカシャ」と金属音が聞こえてます。  ちなみに#1さんの回答の湯灌についてですが、これは故人をお風呂に入れてさし上げることです。  もちろん普通の浴槽ではなく寝たまま入れる浅くて細長い浴槽です。  先に水を入れその後お湯で適温にします。  故人には性別に関係なくタオルをかけています。  親族が希望すれば足や手などを交代で洗うことも可能です。  その後仏衣を着せて納棺となることが多いです。

noname#48234
noname#48234
回答No.1

親戚が真言宗の一般人です。一般人なので分かる範囲で。 >濡れタオルで体中をくまなく拭いていく それは湯灌(ゆかん)だと思います。 *ちなみに湯灌する場合、胸や腰は手拭等で隠します。 「酒」ではなく「洒」で、「洒水(しゃすい)」ではないでしょうか。 http://www.geocities.jp/jyoryuzi3/syasui.html 順番や作法までは分かりませんが↑このページにあるように、小さな金属製の香炉のようなもの(洒水器)に入っている水を長い棒(散杖)でクルクルかき混ぜ、洒水器の縁を散杖で「バシッ!バシッ!」と叩いた後、散杖を振って何やらやってますね。 http://www6.plala.or.jp/housyou/butugu.htm http://www.rakuten.co.jp/naka/521115/588765/ http://www.e-horindo.com/mikyou/narizukosyusuiset.html http://www.e-horindo.com/mikyou/keitaizukosyusuiset.html

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