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昔の選挙って
今はテレビ、ネットでマニフェストなど投票の参考になる情報を手に入れることができますが、戦後間もない選挙は国民は何を参考にして投票していたのでしょうか?投票率はよかったですよね?
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戦後最初の国政選挙は、初めて女性にも選挙権の認められた完全普通選挙で、国民の関心も高く、投票率も今よりずっと高いものでした。しかし、女性の投票率は、現在は、女性のほうが高いですが、当時は、男性よりずっと低くかったのです。又、誰に投票するかも、元の家長、父親や夫の意見に左右されることが多く、女性の政治的目覚めを促すというのは、市民運動家の課題でした。男性と女性の投票率が逆転したのは、70年代に入ったころだったと記憶しています。 選挙運動は、ほとんど規制がなく、飲食の大盤振る舞いから、ポスター、チラシ、各党候補者を集めての立会演説会と違反すれすれも含めてにぎやかに行われ、選挙期間も今よりずっと長かったのです。 選挙民が何を基準に候補者を選んでいたかというと、保守系候補者は、地縁血縁と利益誘導が得意で、革新系候補者は、政策や、政府批判が得意でした。電話も普及していない時代ですから、昔からのネットワークを持っている保守系候補者が、やはり有利だったのは事実だと思います。
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- kobakoba3
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戦後直後の物資不足の中でも、日本人の識字率の高さや印刷出版物の量は先進諸外国のそれに匹敵する量を誇っていました。日本人の「活字に対する飢餓感」もありましたから、チラシなどのまわし読みで必死に新しい情報を得ようと日本人全体が努力をしていた時代といえるでしょう。 さらに、選挙に関わる広報活動についての法律も現在の公職選挙法では考えられないほど制限が少なく(当時の法律で選挙をやれば、ホームページでの選挙活動などはまったく自由にできるでしょう)立候補者本人・政党からの情報提供は現在より多かったぐらいといえます。 選挙期間も、告示から投票までの期間が現在の3倍近くありましたし、むしろ今のほうが本当の意味で参考になる情報を得ることは困難になっているのではないでしょうか?
- ipa222
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昔から選挙区というものがありますので、声が届く範囲を対象に選挙活動をしていました。 今と違って、演説会等も盛況で非常に活気があったようですね。 演歌というものも、そうした政治演説を歌にしたものがルーツという話を聞いた事があります。
- 6dou_rinne
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情報は新聞、選挙公報などでしょうか。 でも、口コミなんかもかなり効果があったのではないでしょうか。 投票率が高かったのは、それまでは自由に投票が出来なかったことや、新しい国づくりに参加したいといった気持ちが強かったからでしょう。