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電子カルテについて
こんにちわ。私は今電子カルテについて勉強しています。 アメリカでは電子カルテがほぼ90%導入されています。ですが、日本は電子カルテをしぶっている国に入りますよね? どうして日本は電子カルテ導入がこんなに遅いのか、あなたの意見を聞かせてほしいと思い書き込ませていただきました。 お願いします。。
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- gao_nyao
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値段が高いくせに出来の悪いソフトばかりだからですよ。現存する全てのソフトを使った訳ではないですが、ソフトの開発者とプロセスに問題ありです。日頃カルテを使っている人間がソフトを開発できたら、きっと良い物ができるでしょうけどね。ソフトのバージョンアップが進み、洗練され、なおかつコストダウンすれば、普及するでしょう。それと各ソフトの互換性ですね。施設間でデータのやりとりをする上で大事です。
- kappasan_jp
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こんOOは。 電子カルテの普及が日本で遅い最大の理由は費用であることは皆さんのご指摘の通りです。それ以外で普及を妨げている要因のひとつを指摘したいと思います。 それは、比較されているアメリカと日本では医療体制が違って日本ではメリットが見えにくいのです。アメリカでは分業が整っていて、たとえばがんの患者さんに対して検査する医師、手術する医師、抗がん剤治療をする医師、各種コーディネータなど複数の方がかかわって治療を担当します。当然、おのおの情報が診察室、病室、コーディネータの部屋などいろんな場所で発生します。それら患者情報をみんなで共有しないといけません。とすれば、紙のカルテより電カルの方が便利なのです。また、あちらの国はもともとタイプライターの文化があるのでキーボードに抵抗感がないでしょうし。 対して、日本は検査から手術、術後の抗がん剤治療まで一人の医師が担当します。一部特殊検査などはほかの専門医やコメディカルにオーダーしますが、担当医の指示通りもしくは相談の上施行しますので、担当医がその患者に対してなにが行われているか知らないということはありません。よって、担当医一人が1冊のカルテにすべての情報を書き込めれば済むのです。その為紙のカルテでも時系列に整然と情報が記載でき、他のスタッフが患者情報を得ようとしたらその1冊のカルテを読めばすべてがわかるのです。情報の発生源が1つなので紙のカルテで事足りるというわけです。それとタイプライター文化のない日本ではキーボード入力に抵抗感がある医療スタッフも多く、また入力作業がたくさん発生する職種、すなわち、医師や病棟の看護師などに偏りがちになる日本の医療体制も普及妨げの要因ではないでしょうか。その為に98Kinさんのご指摘の通りの状況になりがちなのです。アメリカのようにみんなで分担するような体制だと一人で入力しないと行けないという状況にならないですから。 以上、思いつくままカキコしてみました。参考になったでしょうか。
「日本は電子カルテをしぶっている国に入りますよね?」 平成13年より、政府は「骨太の方針」により電子カルテの導入を推進していますよね。 具体的な数値目標も示しています(参考URL)。 電子カルテの導入には多額の資金が必要です。 病院の規模やシステムの機能にもよりますが、導入のために30億円以上かかった病院もあるそうです。 また、多数の医療スタッフが情報を共有するためには便利なシステムですが、診療所のように医療スタッフが少ない施設ではメリットは少ないかもしれません。 政府の方針ですので、関心を持つ病院や診療所は多いと思います。 現在は、費用対効果を見極めている段階といえるでしょう。
聞いた話では、時間が取れないという理由があります。 耳鼻科のN先生ですが、気さくで温厚な先生なんですが、電子カルテを導入しましたら、患者のアンケートで 「N先生は患者の顔を見てくれない。パソコンばかり見て診察がいい加減だ。」と散々な悪評でした。 N先生としては、今までは患者の顔を見て手元のカルテに走り書きしてたのが、モニターを注視して間違えないように入力しようとすると、モニターから目が離せなくなった、とか言ってました。 私の知人も皮膚科のH先生に診て貰いましたが、やはり 「皮膚科なのに患部を見ずにデータだけで診察してるけど・・・不安」と感想を漏らしてます。 評判のよい先生ほど患者が多くなるので、電子カルテを読んで理解し入力することに力を取られ、患者の顔を見て話を聞いてという問診が出来なくなってきてるようです。 若い先生は逆に凝ってしまい、情報を得たり作ったりが本業になり、診察がおざなりになる傾向もあります。 外国のように予約で患者が来て、専門医が連携して診察に当る態勢があればカルテの電子化も意義があるけど、短時間で押し寄せる患者を裁くような医療では十分価値が評価されていないように感じます。 外から見た感想です。