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日本の伝統的なかぶとのなかの恐い顔

 日本の昔からのかぶとの中に顔がありますよね。こわくて黒くて、デッキブラシみたいなひげを生やしていることもあるのですが、あれって名前があるんでしょうか。いつ頃からあるもんなのでしょうか。あれそのものの姿はどんな形なんでしょうか。どなたのデザインなんでしょうか。(一回の投稿であんまり質問書いちゃいけないんだっけ。)  子供の頃から恐くて…

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  • MinmMinm
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回答No.1

わたしも子供の頃は畏れのようなものを覚えました(^^) けど、いまは工芸品として見ちゃうので、こわいというよりは "惹かれ" ますね~。 武具や戦争形態の変遷に詳しいわけではないのですが、お答え付けさせていただきますね。 >あれって名前があるんでしょうか。 総称としては「面具(めんぐ)」って言います。 面具の種類としては、 鼻まで覆うのは「目の下頬(めのしたほお)」、 鼻までは覆わないのは「頬当(ほおあて)」、 あと「面頬(めんほお)」っていうのもあるみたいだけど.... ごめんなさい、細かいことはよく知らないのでした。 また、お面がそうであるのに似て、 その表情(人相?)によっても、「○相の○○」みたいな名称が 付けられるようです。 >あれそのものの姿はどんな形なんでしょうか。 んー。下半分だけの、顎まで覆われるような形のお面、ってとこでしょうかね~。 甲冑については、(こちらにも詳しい方がおられるでしょうが、) 大きな写真で見ないとわかりにくい部分も少なくないと思います。 もし「怖くてパラパラめくることもできない」ようだったら、 こんなものご紹介するのもアレですけど(^^;、 図書館や少し大きな書店の歴史コーナーなどに足を運ばれれば、 「日本の甲冑・武具事典」といった本や事典を いろいろ見つけることができると思いますヨ。 (実はうちにもあるんですが、いまちょっとどこかに行ってるので、  こんな大雑把な回答になってしまってごめんなさい。) >いつ頃からあるもんなのでしょうか。 戦国時代からと聞きます。戦争の仕方が変わってきたので、必要になったんですね。 (この辺り詳しいわけではないので、多少間違ったことを言うかもしれませんが、) かつてのいくさは騎兵&弓が主体だったのに、 最近じゃあ、ごちゃごちゃの集団乱戦(歩兵戦)になってくるわ、 しかもそいつらが遠くから槍で突いてくるわ(遠距離攻撃の発達)、 鉄砲まで登場するわ(新兵器)、 で、身体のあちこちを庇う必要が出てきた、ということみたいです。 >どなたのデザインなんでしょうか。 よほどの工芸品でない限り、作者(デザイナー)が特定されることはないように 思われますが、強いて言えば、その時代に生きたアイデアマンのデザイン(^^;、 じゃないでしょうか。

poor_Quark
質問者

お礼

 こういうサイト知ってて良かった、と思えるような解答いただきありがとうございました。これだけ詳しい解答をいただけるとは思いませんでした。  そういえば、戦国時代に来日した宣教師たちが、当時の日本の戦を見て、その規模がヨーロッパのものに比べて非常に小さいことを指摘した文章にふれたことがあります。  その頃までは戦争も伝統芸能(と言えばおおげさですが)のようなのどかな様式がどこかにあったのかもしれないと思うと、なんとなく救われる気もします。その辺までつっこんで、いただいた回答を元に、近く調べてみるつもりです。

その他の回答 (1)

  • MinmMinm
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回答No.2

失礼、槍のところ、「遠距離攻撃の発達」って書いてますが、 「中・近距離攻撃の発達」の間違いですね。すみません。 遠くから弓で撃たれるより、中・近距離にいる槍で突かれる方が、 あっちゃこっちゃケガしやすい、ってなことが言いたかったワケです....。

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