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手術や入院での医師や看護婦への謝礼について教えてください
総合病院の壁には、「患者さんや家族からの付け届けは受け取りません」と書いてありますが、どこにも本音と建前がありますよね。質問検索では、弁護士さんへの謝礼という項目は読ませていただき、医療現場も難問と話題になっていましたが、その医療現場でのやりとりについては分からなかったので、どなたかご回答をお願いします。 子どもが3年ほど前に総合病院の小児科に入院した時は「ああ、やっぱり持っていって良かった」と感じました。近所のかかりつけの個人医院では当たり前のように受け取ってくれます。この秋別の総合病院に高校生の子どもがお世話になり2回の手術と2回の入院をしました。まだ同じ科に長期の休みに入院と手術でお世話になることになっています。退院時に「お菓子を皆さんで食べてください」と持っていったのですが「婦長にしかられるから」と受けつけてくれませんでした。差し入れですと無理やり置いてきましたが、実の所、どうなんでしょうか?担当医(2人もいる!)にはまだ何も渡してないのですが、今後も手術を受けることになっているので、やはり何かしたほうがいいのではないかと思っています。難しい症例なのに受診途中から担当医が替わり、かえって若い医師になりました。上下関係が厳しく難問は若い医師に押し付ける例もあると聞きますと、尚更何か形に表したほうがいいのでは?と悩んでしまいます。地域や病院や科によっても違うとは思いますが、 色々な方のご意見を伺えたらと思っております。お願いいたします。
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私は以前、読売新聞の「医療ルネサンス」というコーナーで、このような病院・医師・看護婦に対する患者側の個人的な謝礼品・謝礼金の授受問題を扱ったのを読みました。 内容は、mariefmqさんのようにご家族に患者をかかえる人が経験として謝礼の品物・金額を渡した経緯・感想、受け取った経験のある医師・ない医師の意見、病院側の見解等、多数掲載されていました。 共通するのは患者またはその家族側で色々と想像してしまい、何か謝礼をしなければ診察に影響するという不安感です。 でもコメントを読む限りでは、医師側で診察の差別をするつもりはなくとも、患者側からほとんど強引に「どうぞ」と渡され、普段からきちんとした意見のない人は受け取るし、ある人は受け取らないように思えました。 またmariefmqさんも経験のあるように、病院側できちんと方針があれば断られる場合もあります。 医師だって人の子ですから、お礼だと言われて持たされれば受け取ってしまうこともあるでしょう。またそれだけの医療をほどこしたと思い、医師としての技術に自信も持ってその見返りを要求する人だっているかもしれません。でもそのようにしてしまうのは患者にも責任があるんです。辛い病気を治してくれた医師や看護婦に感謝の念を持つのはとても素晴らしいことですし、そのお礼をしたいと思うのも当然でしょう。でもそれだって限度というものがあると思います。あまりにも最近の風潮ではお礼をしなければ歴然とした患者の差別化があるように「思わされ」ています。 私は今のままでは医師としての立場に慢心してると思うし、勘違いをしていると思います。患者側だって当然の権利である医療に安心して受診できないのを「しょうがない」として謝礼をするのもおかしいと思います。 mariefmqさんも、通常の医療費を支払う以外にお礼をしなければいけない病院・医師を冷静に第三者の目で見てみて下さい。このような人達を信用できるでしょうか。医師にとっては医療とは仕事です。その仕事を何かの見返りがなければ出来ないし、しないというのはおかしいとは思いませんか?
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mariefmqさん、こんにちは。 この問題はいざ入院するとなると、患者から見るととても悩む問題ですよね、私も昨年手術・入院をした時に経験しましたので、お気持ちは良く判ります。 私の場合、難しい手術ということもあり、いくつかの病院の紹介を受け、最終的に自宅に程近い総合病院にて入院・手術をすることになりました。その際にこの道の権威の先生がヘルプで付くということもあって、すごく悩みました。 以前に叔父が某有名私立病院に入院した際には手術に50万円(!!)を主治医の自宅を訪問して渡したという話や親の近所の方が入院した際もお渡ししたという話を聞いていたこともあり、ものすごく不安になって、 入院前にはsydneyhさんがお書きになっている「医療ルネッサンス」のURLを丹念に見たり、他のHPを検索しまくったり、入院した経験のある知人に聞いたりとしていました。(その当時このOKWEbのことを知らなかったのです。当時知っていたら良かったのにと思います。) 確かにこの質問に対する他の方々のおっしゃるように、謝礼を事前に渡そうが、渡さなかろうが、仕事を行うことは「プロ」の仕事としては変わらないわけと思いますが、患者の不安な心理としては、謝礼をしなかったばかりに手術が万全にいかないことがあるのは避けたいと思いますし、手術=謝礼が必要という先入観があるのですよね。少しでも自分の治療を「よしなに頼みますぞ」という気持ちになりますね。 わたしは、一応謝礼を用意して入院したのですが、結果としては私は入院中は謝礼はしませんでした。 そもそもこの病院は入院する際に看護室にお菓子を持っていた際にも「絶対受け取りません!!!」と言われましたし。 また近所の人で入院した経験のある人は一切何もしなかったと言っていましたし、同じ病室の年長者の方も「そんなのは不要だし、この病院では絶対に受け取らないよ」と教えてもらいましたこともあり、入院中の謝礼は行わないこととしたのでした。 さて入院中は先生・看護婦の方々に本当に良くしていただきましたし、手術は極めて難しい手術でしたが、成功しました。 入院中は行わなかったと書きましたが、その後無事退院した後にその先生の自宅の住所を電話帳で調べて、お礼状とともに商品券を同封して送りました。(これは主治医の先生のみでヘルプに来られた権威の先生には行っておりません。) 私の気持ちとして正直にお礼をしたかった方にお礼をしたということです。 その後、主治医の先生には診察は何回か行っていただきましたが、現在は特に診察を受けることもないですが、お中元とお歳暮は贈っています。自分としては3年間程度行おうと考えています。 事前謝礼を行おうと考えた時の「これでよしなに頼みます」という意図と、実際に本当に感謝して謝礼するのは少し性格が違いと思いますので、あとはどう考えるかでしょうね。 以上先にご回答いただいている方と少し違う意見かもしれませんが、ご参考になるでしょうか? なお、「医療ルネッサンス」のURLを以下に載せておきますので、ご参考まで。
お礼
ご回答をありがとうございます。 funyaraさんは「医療報酬で支払われているのだから不要」という他の方々のご回答をお読みになった上での今回のご回答です。 今までご回答いただいた皆様のご意見とは少し違って、難しい手術をしていただいた感謝の気持ちを3年間は表すおつもりでいらっしゃるという当のご本人のお考えですね。もう受診することもなく担当医と患者の間柄ではないのですから、「お陰様で元気にしております」というお気持ちをお伝えしたいのですね。そのお気持ちは、よくわかります。もうお身体はなんともないのでしょうか、良かったですね。 「医療ルネッサンス」のURL、感謝です、早速アクセスしてみます。 ありがとうございました。
- sonorin
- ベストアンサー率52% (351/671)
私の主人は医師ですが、正直患者さんからそういった「付け届け」を戴くのはかえって困ってしまうようです。 「付け届け」をくれた患者さんと何もしない患者さんで治療に差を付けることは決してありませんし、そういった意味で押しつけられるように渡されるとかえって患者さんに返しづらく、どの医師達も迷惑なようです。 ですので、何もそういった悪習に左右されることなく、言葉で「よろしくお願いします」「お世話になりました」程度でよろしいのではないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 同じお医者様の奥様でも、昔の知り合いはお歳暮お中元となると贈り物が100個以上届くからさばききれないからといくつか私に送ってきたことがありました。 個人でやっているからまた違うのでしょうか。そういう話を聞いてしまうと、しなくては非常識かと思ってしまいました。総合病院とはまた違うでしょうし、それこそ人間10人10色で、どこに常識感覚を持つかで違いますね。 かえって迷惑だったなんて、まだお医者様にはしてなかったので、教えていただいてよかったです。悪習に左右されることなく気持ちを言葉や礼状で表せばいいんですね。ありがとうございました。
- kyo-co
- ベストアンサー率32% (60/186)
mariefmqさん こんにちは。 10年あまり総合病院で看護婦をしておりました経験から回答させていただきます。 「謝礼不要」の紙が貼っていようがいまいが、そんなものは必要ありません。 だって医師も看護婦もちゃんと報酬をもらって仕事しているのですから。 もし、患者さんからの謝礼を期待しているような医師や看護婦がいたら、それは医療従事者として失格です! 私自身、10年余りの間に数え切れない位、そういったものを差し出されましたが、お気持ちだけいただいてすべて丁寧にお断りさせていただきました。 ただ、例外もあります。 パン屋さんの奥様が入院されていてご主人様が「看護婦さん、うちのパン食べてみて!」と持ってきてくださったときは、お断りするのが返って失礼と思いましたのでそれは頂戴しました。翌日、美味しくいただいたことをお礼の気持ちとして申し上げました。 mariefmgさんのお気持ちもわかりますが、お気遣いは全く不要ですよ。 患者様がお元気になられた姿を見ることが一番の喜びですから・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 10年余りの間に数え切れない程丁寧にお断りした由、大変でしたね。 私はそのご苦労をつい先日看護婦さん達にかけてしまったんですね。 他の職種でも差し入れがあることもあります。可愛い看護婦さんもベテランの看護婦さんも、一生懸命看護してくださいました。休み時間に皆で食べてもらえたら・・・という思いがあります。でも、感謝の気持ちって、何か買ってきて手渡すことではないんですね。患者も家族も「お陰様で」と元気に退院していける、その感謝を笑顔で言えるのはありがたいことです。看護婦さんもそれを喜んでくださるんですものね。例外のお話は特別ですね。本当にこれが本音なんだとやっとわかりました。ありがとうございました。
貰う側から言いますと…無用です。ヘタしたら有害かもしれません。『ありがとうございました』や『お世話になりました』といわれるほうがどれだけ救いになることか。 心づけがあると、診察が丁寧になるとかいうのがあるとしたら…それ以前の問題で医師が欠格者です。しかもこうした人物は能力的にも?というのが多いというのが同僚からの感想です。 確かに、お礼として持ってこられたものを人前で拒絶することができずに受け取ってしまうこともありますが、それで公平性を欠くようになったら、ある意味医療者としてはおしまいなのです。 また、どうせ渡すのであれば一番上の医者にしてください(下からは関係ないから)。下の立場になって考えると、自分が貰うのはこうした信義の問題の上にさらに上からの目があってとても辛い気持になってしまいます。上のものであれば直接の医療にも関係ないので、まだ気持が軽くなります。(教授や助教授っていうのは実際には受け持たないから…どうでもいいんですよ。部長も同じか…?) いち医師として回答。
補足
ご回答ありがとうございます。 お医者様からいただけましたので、もう少し質問できたらと思ってしまいます。 拒絶できずに受け取ってしまうということもあるというのも、やはり有り得ると思います。それで特別待遇を受けられると思いながら渡す人もいないとは思います。 ただ、うちの場合、少し特殊なんです。 初診で医師の確信の上での手術になり開けてみたら違ったから振り出しに戻り痛み止めでゆっくり治療となりすぐに退院になりました。その後また悪くなり昼間の救急に行き、痛み止めを処方していただいたのですが、その晩もっとひどくなり救急車でまた入院でした。うちの場合特殊なケースで説明のつかない病状で担当医を悩ませたようです。20日の入院でとりあえずの手術と処置をしていただいたのですが、最初の担当医はいっさい姿を見ることはありませんでした。救急でお世話になったのは、その下の先生でした。そしてそれ以降も。面倒な症例は「勉強のため」という名目で下位の医師に担当させる例もあるし、若い医師は安い手当てと過勤とストレスで大変だと何かで読み、なおさら何かしたほうがいいかしらなどと思ってました。待遇がよくなるためにとかでなく、本当に不明な病状で悩ませてたようで感謝してるんです。でも、どうせするなら一番上の医師=受け持たない=不用ということになりますね。 あ、でも、医師も人間、うちの子の担当医がshu_sさんのような方でなく、shu_sさんおっしゃる欠格者ってこともありえますよね。「しかもこうした人物は能力的にも?というのが多いというのが同僚からの感想です」という言葉でも、少なくはないとも取れますし。 最初の手術をした後2度と親の前には現われませんでした。不要な手術をしたと訴えるとでも思ったのでしょうか。それとも何か失礼したのかしら?と色々考えてしまいます。 こういう所で発言してくださるようなお医者様に出会える患者はラッキーですね。 横道にそれてしまいました、すみません。ありがとうございました。
- mimidayo
- ベストアンサー率24% (905/3708)
私も必要はないと思っています。 kenntyaさんがおっしゃるとおり、医療現場だけが特別ではないと思います。 ただし、ものすごく特殊なことを頼んだりするのなら、退院時ではなく、先に看護婦さんなりに差し上げれば、気持ちは違うかもしれません。 あくまでも、特殊な場合。 医療=福祉の仕事ですよね。その人達が、もらう、もらわないで差別すること自体が私は間違いだと思います。 それは、経済的理由から、差し上げられない人もいるでしょう。 もし、差別があるなら、お金持ちは優遇される?ということですよね。 確かにそう言う人や、病院もあると思いますが、それは、間違いだと思います。 受け取る受け取らないは別として、看護に医療に差別はいけないと思います。 あくまでも、私的意見ですが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 差別はもちろんあってはいけませんよね。お金持ちの優遇はランク付けされた個室とかでできますよね。なんて・・・。余談ですが、近所の内科からの紹介で行ったその総合病院で緊急手術になりそのまま入院でしたが、部屋が無いからと最上階の1日2万の個室になりました。看護婦さんも選りすぐり?対応もとても良かったです。でも入院承諾書の段になり主人が「好きでここに入院するわけじゃないのに2万払うの?」と笑いながら言ったら、「婦長に相談します」の応えの後、その日のうちに4人部屋に移りました。これ、かんぐり過ぎかな?こういう事も聞いてみたいな、と思ったりするんですが。あ、それました、すみません。
- endersgame
- ベストアンサー率38% (268/691)
「医者 謝礼」というキーワードで、過去の質問が3件ひっかかりました。お試しください。 私の場合も、看護婦さんにお菓子を渡そうとしてmariefmqさんと同様の理由で断られました。 で、入院中の担当医は、グループになっていて4名(!)いらしたのですが、一番上の方に、退院直前、「皆様に・・・」ということで、いくばくかの現金の包みをお渡ししました。 母・義母から「対応がどうこうというのではなく、気持ちとして渡しておくように」というお達しで実行しましたし、すぐに退院したので、別に対応が良くなったなどということもありませんでした。 なんて自分の経験談を書きましたが、過去の回答で謝礼否定派の説得力のある回答が多数ありますので、ぜひそちらを御参考にしてください。(「やめてください」という現場の意見が結構ありますので) ♯私は、当時、このサイトを知らず、二人の圧力に屈して渡してしまいましたが^^;)
お礼
貴重な経験談とともにご回答をありがとうございました。 3件もあったなんて!探し方が下手だったんですね、すみません。 あとで探してみます。 そうなんです、対応に差が出るとも思わないのですが、感謝の気持ちとして「それは当たり前」という声も聞いたことがあったのです。 担当医が4人もいらしたなんて、これも驚きです。そして現金もやはり受け取っている事実もあるんですね。 ありがとうの気持ちとそれをむげに断れない気持ち、そこに物やお金が入ってきてしまうのって、やっぱり難しいですね。 現場や今の実情を、こうして教えていただけるのは助かります。 このサイトは、そういう意味では、何も無い時からいろいろと読ませていただくだけでも、なんと有益なことでしょうと改めて思います。ありがとうございました。
- kenntya
- ベストアンサー率29% (176/598)
確かに謝礼や贈り物をすることで対応の変わる医師や病院は存在しますが、私は不必要な事だと思っています。 例えば車を修理に出した場合、修理屋さんに謝礼をしますか、人と車は別だと言われるかもしれませんが、大きな意味で「治療」を行っているのは同じだと思います。 医療関係者も、修理屋さんと同じように報酬は受けているのだから、謝礼は必要ないと思います。 謝礼をするよりも、退院後にお礼の手紙を送った方が良いと思いますよ。
お礼
ご回答をありがとうございました。対応の変わる医師や病院が有るなどとは思いたくはありませんね。私もそれを期待しているわけではありませんが、自身が世間知らずなので、そういう事をしないと、もしかしたらものすごく失礼になるのではないかと思ってしまったのです。 息子の20日間の入院で同室の患者さんが次々退院していくのを見送り、その時、退院する人がまるで申し合わせたようにティッシュを1箱をずつ置いていかれたので、なにかしら、この病院特有の暗黙の決まりがあるのかしら?と思い、うちが退院の時も同様にしました。 謝礼とは全く次元の違うことですが、医療従事者への謝礼の常識を、全く考えてみたこともなかったので、急に決まった退院で、やらないで失礼になったらと、してしまいました。報酬は受け取っているのですものね。お礼状だったら、そうですね、いいですね。ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 読売新聞の「医療ルネサンス」というコーナーの謝礼品・謝礼金の授受問題ですか、うちも読売ですが、お恥ずかしい、長い事病院と無縁だったから、そういうものに気がつかないできてしまったようです。今ならスクラップまでしそうです。 はっきり言いまして、医療費を払っているのだから大丈夫、と割り切れない、なんとなくの不安があったのです。担当医は替わるし、不明熱や不明な激痛で「わからない」を繰り返す先生は、まるで親を避けてるように感じられたし・・・。 shu_sさんのように医師として誇りをもってお仕事していらっしゃる方ばかりでもない、そうです、お礼をしないとまずいのではないか?と思っていたのも事実です。 看護婦さんには感謝の気持ちと次回の入院前に「常識知らず」と思われたくないという無知の気持ちでお菓子を贈りました。この心境は教師に子どもを預ける親と似ていると思います。 見返り云々でなく、やはり感謝の気持ちを皆が表してるとしたら、しないとまずいでしょう、という感覚です。医療行為に差が出ることは、やはり無いと思います。 お互いが正しい常識を身につけているのが必要ですね。今後勘違いを増幅させないようにしようと思います。ありがとうございました。