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小説の投稿について
小説を色々なコンテストに投稿しようと思ってるんですが、例えばAのコンテストに投稿して駄目でした。そしたら同じ小説を今度はBのコンテストに投稿しても良いんですか?
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文筆業者で、コンテストの一次選考もやったことのある人間です。 普通、Aのコンテストに投稿して駄目だった作品をBのコンテストに投稿することは、避けた方がいいというのが、小説界の常識です。というのは、コンテストの応募作品はたいていの賞で数百から千ぐらいになるものがありますので、まず一次選考で、多くの数の評論家・作家などが読むのですが、その顔ぶれが重複している可能性があるのですね。その場合、また落とされる以前の問題として、「この人は、新しい作品を書いてくるだけのバイタリティがない」、と判断されてしまいます。新人に必要なものとして、バイタリティは大きな要素です。選考は、三次ぐらいまであって、最終的に候補になったものを、正式な審査員が読みますが、どこかで引っかかる可能性があります。早い話が、「この人はこれ一作しか書けない人かもしれない」、と思われるということです。 小説のコンテストは、小説の世界への就職試験と同じですので、今後も働いてくれる人、つまりばりばり書いてくれる人に賞をあげたい、というのが趣旨です。ですから、一作だけの作家には、賞は与えない(まあ、例外はいろいろありますが)というのが基本方針です。なので、ここは新しい作品で別なコンテストに挑戦してみるのが、正しいと言えます。 なお、無事に受賞されて、仕事が来るようになったら、作品のストックがあったほうがいいので、Aのコンテストに投稿した作品は、そのときのストック用として、とっておくのがいいでしょう。
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自信を持ってお答えします。 投稿してもいいです。ダメだったということは、未発表だから。 AでダメだったのがBで入選するといった例も、実際にあるそうです。ただそれはうんとレベルの違うコンテストで、後者が低いという場合だけでしょうね。 ただ、もちろんほめられたことではないです。失礼な話ですからね。 選考委員の好みに左右されると言っても、普通選考委員のもとに届くまでには、下読みさんと呼ばれる人たちの厳しいチェックを(数回)通過する必要があります。ここでほとんどの作品はゴミ箱行きです。 この下読みさんは、複数のコンテストの下読みをするので、同じ作品にぶつかることがあるそうですよ。そういう時は即ボツでしょうけどね。(ムッとするらしい) また、何度も手を入れて書き直したものを繰り返し投稿する人もいるそうです。 でも、そんなことするよりは、新しいものを書いた方がいいらしいです。書き直しているうちに自分の筆力は上がるから、書き直す事自体は無駄なことではない。ただ、何度も書き直して良くなることはあまりないそうです。(手あかがつく?) 一次選考を通過するだけでもけっこう大変みたいですよ。ライバルはいっぱいだからね、くじけないで頑張ってね。 作家を目指す人たちが集まるサイトをのぞいてみたら、勉強になると思います。検索で簡単にヒットする(キーワードは「文学賞 応募 作家志望」あたりかな?)ので、やってみてね。
通常未発表の作品となっていますね。応募の規則をよく読む必要があります。「未発表」の定義次第です。(心配なら直接問い合わせるべきです) 一般的には規制を受けるのは入賞作品であり落選したものは関係ないと思います。発表した作品でも、発行部数100部ぐらいの地方の同人誌は対象外だと思います。 応募作品は返却してもらえないのが普通でしょう。