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ロン・デニスという人
F1有力チームのマクラーレンの代表、ロン・デニスという人なのですが、どういう人か知りたいと思っています。 なにかご存知でしたら是非教えてください。書籍やWEBサイトなどでも構いませんので是非お願いします。 経歴や国籍すら知りません。。
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え~と、知ってるようで意外と知らないですね(笑) 経歴は#1さんのリンクにあるように、F2で常勝チームをつくり、 その運営手腕を高く評価したマルボロが、70年代末低迷していたマクラーレンへ 体制改革のため送り込みました。マクラーレンは創始者ブルース・マクラーレンが 事故死した後、ティディ・メイヤーという名物監督が長く指揮していましたが、 スポンサーが送りこんだ気鋭のリーダーに地位を奪われ、チームを去ることに。 以降チーム自体が「デニス色」のプロフェッショナル集団へと一変しました。 ・付き合い上手 80年代のポルシェ、ホンダ、90年代からのメルセデス・・・ エンジンメーカーとの共同プロジェクトを上手くまとめられる監督ですね。 チーム体制への干渉を嫌い、エンジン屋と揉めてしまう頑固なウィリアムズ御大とは 対称的なクレバーな運営術をみせています。 ・ポリシー 完璧主義者で洗練されたイメージを好み、ピットクルーの服の汚れも嫌うとか。 ドライバーには最高の仕事を望み、タイトル争いが懸かっていても 決してチームオーダーを出さないことで有名です。 フェラーリのようなナンバー1,2体制を認めず、その件で「サポート不足」と 指摘されても、「実力で勝ち取るもの」と特別待遇を与えません。 (それが災いしてタイトルを逃したり、有名なセナ・プロ対立を招いたり) ・人情家? そんな鉄仮面な人物でも、プロスト引退の際にはセナに和解を促したり 裏でドライバーとの関係に、意外と気を利かせているようです。 (そのため喧嘩別れがなく、在籍年数が長い) 03年ライコネン初優勝のさいの涙は、観ているこちらが驚きました! 海千山千のデニスでも、キミのような才能は本当に特別なのだと思い知らされました。 昨シーズン序盤、MP4/19が大失敗作といわれた頃には 「デニスもF1への情熱が失せたのでは?」と囁かれましたが、 今期の復活ぶりをみると、まだまだ健在でチームを牽引していくと思えますね。
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- mosomoso8
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いろいろスゴイ人ですが、私がF-1をよく見ていた90年前後では、 ロン=ヘンな人(良い意味で)と言うイメージが強かったです。 当時、マクラーレンにはセナとベガーが居ましたが、 三人にまつわる色んな楽しいエピソードが沢山ありましたよ。 セナと『どっちが先に、ボール一杯のマスタードを食べきるか』 (勝った方が何ドルか貰う)を賭けて、完食したり。 あと、セナとベルガーに『ワニ園の池の中』に突き落とされたり。 (勿論、落ちた場所にはワニは居ませんでしたが、本人は知らなかった) 当時はチームが強かったせいか、とにかく『楽しそうなおじさん』の イメージが強かったです。メカニックたちと一緒に騒いでいたりとか。 経歴などは他の方が書かれているので省きますが、 去年雑誌でロン・デニスとフランク・ウィリアムズを 対比させているようなコラムがありました。 『Number』の2004年4月号です。 何かとよく比べられる二人ですが、考え方の違いや似たところ… 結構解りやすい記事になっていたと思いました。 バックナンバーはまだあるみたいですが、雑誌全体に占める記事の割合は、 そんなに多くは無かったような気がします。 (うろ覚えですみません) バックナンバーのURLを載せておきます。
お礼
だはははー面白いですねー。 ナンバーも是非チェックしたいです。コラムだけでなく長い文章も読んでみたいです。ロン・デニスが本を書いてくれればいいんですけどね。 ありがとうございました!
- 429hemi
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かつて(60年代)のホンダF1チーム監督だった故 中村良夫氏の「クルマよこんにちは」「F1グランプリよこんにちは」などにロン デニスの事が書かれています。これらの著書はクルマとF1GPに関した過去・現在・未来を中村氏が感じたままに独特の語り口で綴ったもので、氏の人となりを感じさせるたいへん面白い内容となっています。その中に興味深い監督当時の回顧録のようなものが多々あり、デニスのことを「デニ公」と呼び、また連絡もなかなか取れないらしくフーテン・ヒッピーのような人物だったと書いています。 一度読んでみては?
お礼
フーテン・ヒッピーですか?かなり強烈な個性を持っているのでしょうか。是非中村氏の本を読んでみたいと思いました。ありがとうございます。
- elbert
- ベストアンサー率25% (95/373)
補足
ありがとうございます。 彼は歴史に残る程の偉大なリーダではないかと思うのですが、どこからビジネスやリーダシップを学び得たのか、ちっとも分からないのです。 F1の世界一のお金・ビジネス・政治・テクノロジーに触れていたから、一流の人に囲まれていたから、成るべくしてなったのでしょうか?
お礼
ありがとうございます! すごく興味深く読ませて頂きました。完璧主義者で洗練されたイメージを好みつつ、付き合いが上手い。あるいは、筋が通っていて、人情家なんですね。 パッケージングが良いということでしょうか~(笑) これからも見続けたい人ですね。