昔失業時代に節約料理を研究(というほどではないですが)しました。
出典はうろ覚えだし、男の適当な手料理なのでアバウトで申し訳ないのですが、何かの参考になれば。
・他の方も書いてらっしゃる事ですが、カレーを作るときにカレールーを入れる前段階のものを残して同様に冷凍保存しておく(できれば鰹節や昆布で出汁をとる)。
で、解凍して、シチューの素を入れたらシチュー、醤油とみりんを加えれば和風の煮物。キムチを入れたらキムチ鍋。鳥を入れたら鳥鍋。味噌を入れたら味噌汁、スーパーで安い百円の魚の切り身があったらそれを入れ、トマトをつぶしてミネストローネ風。コンソメを入れてコンソメスープ。そうめんを入れる。お餅を入れてお雑煮。ご飯を入れて雑炊。ゆで卵、はんぺんなどいれておでん風。などなど。足す具と調味料を工夫すると、バリエーションはいっぱい。
・鶏胸肉(まるごと)、葱の青いところ(適量)、しょうが一片を酒とみりんと醤油一対一対一くらいで15分ほど煮る。鶏肉は引き上げてスライスすれば、それだけでおかずになる。残り汁はあるていど別にとって製氷皿で冷凍し、スープの味付けや卵丼のツユなどに使う。確か奥薗壽子さん(スボララ料理研究家)の本に載っていたと思うので、正確なレシピを知りたければそちらを参照してください。
あとよく使ったのは「にんにく味噌」
・にんにくひとかけか、ふたかけをみじん切りにして炒める。
・豚ひき肉(200gくらいあるといいかな)を加えて水分が完全に飛ぶまで炒める(中火でずっと炒めていると、突然肉の中から水分が立ち上ってくるのでそれまで炒め続ける)
・火にかけたままひき肉と同量の味噌を入れ、みりんを適量加えてねりねりする。
それだけでごはんもいけますし、生野菜や焼いたピーマン、豆腐など、なんでも合います。
肉の水分さえ飛ばせば夏場でも冷蔵庫で一週間はもちます。
これは魚柄仁之介さんの本にあったと思います。
ご飯に飽きたときのために、パスタは買っておくと便利だと思います。
茹でたパスタに「お茶漬け海苔」を和えただけの「お茶漬けスパ」は、当時重宝しました。これは「梅」や「鮭」ではだめで、海苔がいいです。
納豆と刻んだしょうがで食べる納豆スパは定番ですよね。
またかなり不健康的ですが、マヨネーズのカルボナーラ。生クリームの代わりにマヨネーズを使います。マヨネーズと卵黄を混ぜて、茹でたてのパスタに回しかけると、余熱で固まりカルボナーラ風になります。味がすこしぼけてしまいますが、厚めのベーコンや白菜のキムチの芯をザク切りにして入れたりキムチの汁を少し加えるとなかなかの味になります。
春になったら春キャベツのパスタ。さっと茹でたキャベツとおろしにんにくを茹でたてのパスタにあえて塩コショウで味を調えます。
お礼
ありがとうございます。わりとなんでも冷凍できるんですね。