科目が書かれていませんが,「基礎は解けるが応用が解けない」という文章から,多分数学のことだろう,ということで,勝手に「数学の問題集」として回答します。
(1)せっかく塾に通っているのですから,塾に質問しに行く。特に教材の解けない問題を,「どうすれば(どこに注目すれば)解けるヒントが見つかるか」という視点で考え,先生に聞く。(但し,質問は力のある先生でないと,単なる「解き方」だけで終わってしまう可能性がありますが)
(2)レベルをいきなり上げるのではなく,1ステップ(計算1回で解ける)で解ける問題が解けたら,2~3ステップで解ける問題を数多くこなし(塾の教材で十分),大体解けるようになったら,4ステップ以上の問題(計算または手順が4つ以上有る問題)に挑戦,とレベルを上げていく。(私は昴の講師ではないので,どんな教材を使っているか分かりませんが,自習用教材はレベル別になっていませんか?)
基本的に,進学塾ならば,塾の教材で大抵のレベルが間に合います。ただ,数学は「先を見通す力」と「計算力」が不足していると,どうしても応用で挫折してしまいます。
ステップ数が多い問題は,まず「問題で与えられた事柄から,何が分かるか」と「回答を導き出すには,何が分からなければいけないか」を考え,それをつなぎ合わせる思考力が必要です。その辺を視点に持って,問題に取り組んでみてください。
応用問題は,基本的に「頭の中で解く道筋を組み立ててから解くもの」と考えてください。やみくもに「とりあえず何か計算してみよう」では解けない問題が多いです。
(ただ,とりあえずやれることをやってみたら,解く道筋が見えてくる,という問題も多いです)
ちなみに,内容の深い問題集としては,Z会の問題集や「東京出版」の「高校への数学」(月刊誌,及び増刊の問題集)が挙げられます。
どちらも解説が詳しく,ただの解説ではなく,他の問題にも応用が利くヒントが載っています。
ただ,「高校への数学」は学年をまたがって問題を扱っているので,未習分野が所々に入っているのを覚悟する必要があります。
お礼
わかりやすい説明をありがとうございました。頑張ってみます。