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弁護士と検察官について
私は将来、弁護士になるのが夢で今まで法学部をめざしてがんばってきました。しかし弁護士と検察官の違いがいまいちわかりません。特定な期間に属している検察官と、(ほぼ)個人で活動する弁護士の大きな違いは何でしょうか?あと、今日、犯罪が増えていて加害者が何の関係もない人をただ殺したかったという理由で殺してしまう事件もありますが、そういった加害者たちのそこにいたるまでの過程を聞き、少しでも更生する手助けをしてあげたい、弁護の余地がある人の刑を少しでも軽くしてあげたいという理由では不十分でしょうか?お願いします。
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検察官は集められた犯罪証拠を判断し、犯罪が立件出来ると判断したら告訴して裁判所の判断に委ねる役目で、当然犯罪人を追求する事になります。 警察は検察官の指揮の下、犯罪証拠の収集、証明に当たるのですが十分といえない、または解釈に迷う場合もあり得ます。 これらの場合、弁護士は被告の利益を擁護する立場に立つ事になります。 しかしその論拠は法的に正しいものでなければなりません。 なにがなんでも被告の利益優先という姿勢は間違っていると思います。 冤罪には徹底して戦わねばなりませんが、更正の可能性などは裁判所の判断に委ねるべきものとおもいます。 判決が出ればその内容に疑問があれば控訴の手段があります。 ただ機械的に控訴し長期裁判に持ち込む事は法治国家として正しい事とは私は思いません。 弁護士には無罪獲得の記録更新を目指しているような人もまま見受けられると感じます。 貴方には「初心忘れるなかれ」で精進されるようお願いいたします。
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- merlionXX
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失礼。 書き間違いがありました。 誤:語句簡単に。 正:ごく簡単に 誤:裁判官(判事)=法務省に所属する国家公務員 正:裁判官(判事)=裁判所に所属する国家公務員
お礼
丁寧にありがとうございます。
- merlionXX
- ベストアンサー率48% (1930/4007)
語句簡単に。 まず、身分上の違い。 検察官=(検事)検察庁に所属する国家公務員 裁判官(判事)=法務省に所属する国家公務員 弁護士=民間人 仕事の違い。 検察官=容疑者を起訴するかどうかきめる。 裁判官(判事)=刑事事件では起訴された人が罪を犯したのか。どれくらいの罪なのか決める。民事事件では原告・被告のどちらの言い分が正しいかきめる。 弁護士=刑事事件では被告人の弁護。民事事件では原告・被告のどちらの代理人。 受験がんばってください。
お礼
とてもわかりやすかったです。ありがとうございます。
- rinring
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法律の勉強をされている方なので、あえて検察官の仕事がどのようなものかは充分ご存知かとお思いますので、 省略いたします。 ただ検察官がいなえれば犯人を起訴できませんよね。 裁判を行う上で、弁護士と検察官両方いて初めて裁判が成り立つと思います。 質問主様が弁護士になりたい理由はご立派だと思います。 ただ加害者がいるということは、被害者、被害者の家族の方もいると言うことだけをお忘れにならなければ、良いと思います。
お礼
被害者と加害者のことはとても重要な問題ですよね。よく考えたいと思います。
お礼
丁寧なご回答をありがとうございます。ほんとうにそのとおりだと思います。無罪でないのに論述で無罪にしようなどと考える弁護士にはなりません。初心は絶対忘れずに頑張ります。