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立上り基礎について
現在、木造軸組・2階建の基礎(ベタ)の養生を終えたところです。 基礎は、幅150mm、立上600mm、シングル配筋です。 先日、枠が外されたようなので現場に行ってみると、立ち上がりの部分が直線ではなく、多少ジグザグになっています。 ジグザグになっている部分からして、立上り鉄枠の連結部分であろうと思いますが、幅が140mmの箇所が数カ所あり、反面160mmの箇所も数カ所あります。 特に140mmの箇所は基礎が合わさるT字部分に見られます。 ヒビ割れや豆粒大の穴はないようですが、このような状況で、耐久性や耐震性は十分にとれるでしょうか。
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建築構造屋です。 建築工事の躯体寸法は±10mmを施工誤差としています。 建築工事は手作業が主ですのでmm単位での施工管理は不可能なのです。 なので、当然、構造計算や被り厚さもこの誤差を考慮して設定しておりますので、 この誤差範囲内であれば、構造的にも耐久性的にもなんら問題はありません。 ただ、建物の外周面が波をうっているなど、見た目が非常に悪くてがまんならないのであれば直してもらって下さい。
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- kingyutch
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建築基準法5条の4第2項には、建築主は規模に応じた建築士を工事監理者として定めなければならないと記載されています。 今回ご相談の建築物にも工事監理者が居ると思われます。建築確認申請書の第二面をご確認されると良いかと思います。 工事監理者は各工事の段階毎に検査に入る義務があります。 一般の方では判断出来ない部分を専門的立場から検査・調整をする職能ですので建築工事では必須の職者です。 工務店等では設計者と監理者を一括している場合が多いので、検査の甘さはあるかもしれませんね(それが問題無ければ良いのですが)。 今後も不明な点は工事監理者にご相談されると良いでしょう。
お礼
ありがとうございました。 確認してみます。ただ、後段にお書きのとおり、設計者と管理者が同一だったように記憶しています。
- elbert
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>これを施主が見つけて翌日やり直しをしてもらいました。 あなたは誰ですか? 施主ではないのですよね? >施工誤差の想定について明記をいただいたので、安心感といいますか、 気持ちを落ち着かせることができました。 躯体寸法の施工誤差については、構造設計をする会社によって異なると思います。 設計図の特記仕様書にその辺は詳しく書いてあると思いますので、 設計図、特記仕様書を再度ご確認することをお勧めします。
お礼
なるほど。設計図、特記仕様書を確認してみます。 しかし、いただいた図面(平面図や立面図)には記載がないので、貰うようにします。 また、先日、上棟をしたのですが、金物の位置や種類を記した図面をいただいていないので、あわせて貰うようにします。
- elbert
- ベストアンサー率25% (95/373)
構造設計者の書いた設計図の基礎の幅が150mmであるならば、 140mmというのは、問題ですね。 設計図の寸法をちゃんと確認してください。 施工図だと、フカしている場合があります。 (設計寸法に対して、設計誤差を見込んで、あらかじめ大きくしておくこと。) 設計図が150mmであれば、 計算どおりの耐力が得られないということになります。 施工会社とちゃんと話をした方がいいでしょう。 ただ、最近の設計は余剰設計ですので、耐力は心配ないと思います。 鉄筋コンクリートは鉄筋が図面どおり配筋されていること、 コンクリートの寸法がちゃんと取れていること 両方大事です。鉄筋がちゃんと配筋されているから、 大丈夫ということはありません。
お礼
ありがとうございました。 140mmで耐力計算に問題がないか確認してもらいます。
- ginger-b
- ベストアンサー率14% (5/34)
確かに、お粗末ですね。 しかし、耐震的には特に違いはないです。もちろん鉄筋が設計図通り配筋されていればの話ですが。 耐久性ということから言うと、鉄筋のかぶり厚と鉄筋間隔が確保されているのかが問題ですね。 写真を撮っているはずなので、それで確認してはいかがですか?
お礼
ありがとうございました。 配筋については、JIOの検査合格をもらっています。 ただし、再検査による合格でした。立ち上がり部分の配筋が横1m、縦50cmの範囲で人工的に切断されていたためです。何故に一度配筋したところをわざわざ切断したのか不明・疑問です。 鉄筋のかぶり厚は、写真からすると5cm弱ありそうです。鉄筋間隔は20cmです。
- ipa222
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お粗末な施工ですが、問題ありません。 そもそも立ち上がりは構造的には150mm必要ありません。
お礼
ありがとうございました。 ほんとお粗末ですよね。 立ち上がりは隣家(3階建)のことを考えて、高さを 600mmとしたので、強度を高める意味で幅を150mmとしました。 また、標準仕様書では、土台材が105mm、基礎幅120mmとなっていたので、耐力・耐久を高める意味で土台材を 120mmに変更してもらいました。これによって、基礎幅も150mmにしてもらいました。
お礼
ありがとうございました。 施工誤差の想定について明記をいただいたので、安心感といいますか、気持ちを落ち着かせることができました。 ジグザグは、最後に左官の方がきれいに仕上げてくれることになっています。 余談ですが、実はこの基礎工事をされた会社は、工事初日に建物の東西を逆に施工したのです。これを施主が見つけて翌日やり直しをしてもらいました。施主が指摘するまで誰も気が付かないなんて・・・。正直、不安で不安で仕方がありません。