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内容に関わる誤植。問合せ先は・・・?
こんにちは。いつもお世話になっております。 先日図書館で本(歴史系・学術書)を借りたのですが、その中に本の内容に非常に関わる誤植を発見しました。その部分以外にもいくつか誤植を発見したのですが、それらは文字の間違いなどささいなものです。 ですが、内容的には非常に良い本なだけに、この重要な誤植をみのがすのはとても気が引けるのです。 この場合、自分が買った本ではないですが、出版社(大手です)に問い合わせをすれば、何か対応していただけるのでしょうか? あるいは、内容にかかわることなので、直接筆者とコンタクトを取った方が良いのでしょうか? 筆者自身と面識はありませんが、連絡先はわかるので、直接連絡を取ることもできるのですが、やっぱり失礼にあたりますよね? もやもやして気が晴れないので、経験者の方がいらっしゃいましたら、何かアドバイスをお願いいたします。
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こんばんは。書籍編集者です。 ぜひ、出版社に、伝えていただきたいと思います。 どういった「誤植」か、ご質問の文中には書いておられませんが、普通の場合、誤植は、著者には責任がなく、編集部にあるからです。 あまりに多く、内容に関わる場合、これから出庫する分に関しては正誤表をつけるなり、刷り直すなりといった対応をしなければなりません。 いま市場に出ている分を回収、ということは、ほとんど不可能ですが、あなたのご一報で、在庫分でもなんとかできます。 ご一報下さった方への対応は、出版社によってさまざまです。その会社の出版物を差し上げたり、出版目録を送って来たり……。 実はですね、大手の出版社ほど、内部では編集せず、外部の、いわゆる編集プロダクションに出してしまうことが多いのです。安く叩けるから。 で、納期を厳しくするから、仕事が雑になります。とくに、学術色の濃い本は、あまり儲かりませんから、ままこ扱いになったりします。もっと丁寧にみれば、そんなミスは防げるかもしれないのに、みきり発車したりします。 決していい傾向とはいえません。 ですから、お手数でもありましょうが、そんな傾向に警鐘を鳴らすためにも、伝えていただけたら、と思います。 本の質が落ちたといわれて、久しくなります。私たち編集者も、現場でもがいています。そんな時、励みになったり、反省の材料になったりするのは、machirdaさまのような、真面目な読者の声なんです。 なんだか、回答ではなく、お願いみたいになってしまって……お気を悪くされたら、謹んでお詫びいたします。 ただ、一編集者の、ささやかな希望です。 ご参考として、読んでいただければ幸いです。
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- tatsumi01
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私は著者に連絡したことが数回あります。面識のある方3名、ない方1名です。 面識のない方は丁度次の刷を出すところにだったそうで、訂正して戴き、献本も送られてきました。面識のある方2名は次の刷を出すとき訂正する、とのお返事でした。残り1名は大先生ですが増刷の可能性がないせいか、無視でした。 増刷がない場合その指摘が役に立たないかも知れませんが、面識がない筆者でも連絡された方が良いでしょう。失礼ということはないと思います。
お礼
実は私も同系統の研究者で、筆者の方は私から見れば大先生にあたります。同じ学会に所属しているので、住所はわかるのですが、まだお会いしたことの無い若輩者が直接指摘しても良いものか、今後直接お会いするときに気まずくないか心配で、質問させていただきました。 ですが、やはりこういう間違い(というより誤植)は指摘するべきだと思いますので、出版社経由で問い合わせをしたいと思います。 貴重な経験談、ありがとうございました。
- fitzandnao
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できるのは出版社に手紙を出すくらいでしょうか。 版を直すのは大変ですから、どの時点で直すかはわかりませんが…
お礼
ありがとうございます。 マイナーな学術専門書ですので、新しい版がでるのは、ずっと先のことになると思います。 文章自体が直されるのは難しいかもしれませんね。 出版社の方に問い合わせをしてみたいと思います。
お礼
書籍編集者の方からお返事いただけるとは思いませんでした。 >誤植は、著者には責任がなく、編集部にあるからです この部分で、著者ではなく編集部に問い合わせをする事に決めました。誤植は年号の誤りで、誤植によって100年の差が出てしまうというものです。一般書に載っていないような事項ですので、発見されなかったのかな?とも思っています。 ほかの部分も非常に参考になりました。どうもありがとうございました。