VT8237の不具合とは

質問

VIAのサウスチップVT8237は
SATA300MBモードのHDDを認識
できない不具合があるようです。
しかし、SATAIIのHDDでも150MBモードなら
使えるようです。
今売られているものはほとんど300MB/s
モード対応のものですよね？
だったら使えないということですか？

300の物を150に設定しなおすことは
できるのですか？

この不具合があり、HDDが買いたくても
買えません。体験談など
がありましたら宜しくお願いします。

回答No.1

evon600c

公式に SerialATA II 3Gb/secに対応できているのは HGST(日立グローバル
ストレージ)の一部製品だけですが。それに関しても別途自身で 3Gb/sec対応の
コマンドを設定しないと完全には有効になりません。これは未だに 3Gb/sec対応の
信号処理が安定していないなど、互換性を考えた理由によるものです。

念のために確認を行ってみましたが、HGST以外のHDDメーカー側公式資料では、
SerialATAでの転送速度が最高で 1.5Gb/secまでになっています。

ちなみに HGSTのサポートページでも

『Warning!: Switching your drive to support 3.0Gb/s, or enabling
　spread specturm clocking and then using it, may render your drive
　unusable in a system that can't support these functions.
　If in doubt, please contact your system manufacturer.』

と言うように、実際にコマンド設定をしたとしても Mainboard側が対応してない、
もしくは安定動作が見込めないなどの状況が想定される可能性が高いので、今の
段階で特定の LSIに固有の状況を論じてもあまり効果はないかと思いますし、
将来的に SerialATA IIの PCI I/Fなどが販売された時点でそれを追加するという
方法もあるかと思います。製品が出そろった時点でもう一度じっくり検討したと
しても、悪くはない選択だと思いますがいかがでしょうか。