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リストラについて
今、社会問題となっているものは、沢山あると思いますが、その中でもリストラ問題は大きな問題の一つだと思います。 以前、友人宅で、テレビを見ていた時、ニュースでリストラ問題についてのドキュメントを放送していたのですが、その時、友人がこう言いました。 ”リストラ問題の原因? それはリストラされた本人が悪い” リストラされるのは、能力が無い、仕事が出来ないからだろう! リストラされたく無ければどうすればいいのか、甘えないで自分で克服し、なんとかすべきだ! …と、言うのです。 ちょっとキツイなぁ…と正直思いましたが、確かに言われてみれば、それも全く当てはまらない訳でもないでしょうが、それだけでは納得出来ません。 私自身は経験した事ありませんし、リストラについて深く考えた事もないので、よくわかりません。 そこで、色々な方がたのお考え、または体験談等を、お聞かせ頂けたらと思い質問するに至りました。 リストラ問題の根本的な原因は何か?、そして解決法はあるのでしょうか? たんなる個人の問題といえるのでしょうか? ではよろしくお願い致します。
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- mtld
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リストラ と言う言葉が聞かれるようになったのはバブル崩壊以後の事で 10年位前の事です それ以前はありませんでした 何故 聞かれるようになったか? 日本の高度経済成長と共に人件費の高騰で世界一流の所得になったと同時に円高の為 競争力を失ったのです、何せ日本はアメリカについで第二位の経済大国ですから でも円高はそれ以前から続いておりましたが当時の関係者は円高情報を見て上がる度にため息をついておりました 現在100円台/ドル ですが一番高い時で 80円/ドル 迄いった事もありました 円高自身は決して悪い事ではありません、円の信用度が高まった事を意味しますのでむしろ良い事で日本の国際的地位が高まったとも言えます、けれども功罪として外国から見た値段が高くなり競争力が落ちたのです これに打ち勝つには利益率を上げるしか無いでしょう、物作りでしたら他に真似の出来ない製品開発です しかし簡単にはいきませんので恐らくは最大の経費である人件費の削減なのです、勤め人の知り合いが言っておりました管理職なんでしょう ”人一人減ると随分楽だ” と 従って物作りは人件費の安い東南アジア&中国に工場を移す事が行われたのです、出来ない業界は人減らしが行われているのです 又は人件費の安い子会社に移籍させるのです、言い換えますと実質の給料削減です 利益率の改善が出来なければそれしか思いつかないのでしょう ですから リストラは個人&会社レベルの問題では無く 国レベルの問題なのです しかしながら利益率の改善には効率化が欠かせないのですが より効果的な人減らしが行われているのです、従ってサービス残業が増え契約社員が増えパートが増える訳です 勿論政府も手をこまねいている訳ではなくパソコンの利用率上昇にと補助金を出している訳です、又人材の移動をし易くもしているのですが 効果を上げているのか?
- mn214
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#6です。 >何故このような社会現象が表れてしまったのか、 今の日本でリストラと云われる行為は、本来の“リストラ=企業再構築”とかけ離れた単なる“解雇”になってしまっています。 以前の日本の企業風土は一旦社員として雇ったからには、よほどの問題社員でなければ“簡単に解雇はできない”というスタンスだった筈ですが、“リストラ”という言葉によって特に大きな問題の無い社員でも“解雇が正当化”されてしまうことになったことが問題かと思います。
お礼
今晩はmn214さん^^ 有難うございます。 >“リストラ=企業再構築”とかけ離れた単なる“解雇”になってしまっています。 そうですね、私もそこが一番納得いかないんです。 なんで、再構築=解雇になるのかが分かりません。 経営者は再構築の真の意味を理解して、本当の意味での企業再構築に対し思量深く考えていく義務があると思いますし、そこから活路を見出して欲しいと思います。 勿論、我々下の者も今まで以上に頑張る必要ありますね! 上の者も下の者も一丸となって頑張っていけたらいいのに……。
- mn214
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我社でも何人もの先輩達がリストラの名の下に辞めさせられました。 明日は我が身と思っている者です。 リストラという名目で人減らしをしようという会社は当然ながら業績が不振なのだと思いますが、会社全体の業績が不振に陥った責任は誰にあるのでしょうか? リストラ名目で給料の高いベテラン社員を辞めさせようとするのでしたら、業績不振の責任をとってその会社の経営陣も自ら辞めるべきだと私は思います。 会社を危うくした経営陣はそのままで、末端の社員だけ切り捨てるというやり方は納得できないのですが、、、
お礼
ご回答有難うございます。 リストラ問題…。 一体何故このような惨めな時代になってしまったのでしょうか? 誰が悪い云々ではなく、何故このような社会現象が表れてしまったのか…。 その根本的な要因も知りたいですね! そんな事は一朝一夕には答えは出ないと思いますが…。 どうも有難うございました(^^)
- nescafe_gold
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リストラの経験はありませんが、私の社会人経験です。参考になれば。 1.人がいいだけの人は一番リストラされやすい。 2.能力がある人はリストラされにくいし、企業も手放さない。これはどの業種、職種でもまず例外なし。 3.リストラを怖がって保身に走りすぎると、リストラされやすい。 ビルゲイツは「泳げないものはおぼれろ」と言って、ゲイツを信仰するファーストリテリング(ユニクロ)の柳井社長は社内で標語として張り出しています。言葉は残酷ですが、日頃からこのくらいの危機感を持っている企業は生き残ります。「おぼれたヤツを助けようとしたら全員死んでしまう」「なぜ泳げないヤツがここにいるんだ?」解釈はいろいろできます。 でも私は「成果を上げられない人間のために会社が傾いていいのか?」は正解だと思います。 現実的には、リストラされたらどうしよう、ではなくてこの仕事を達せできたらキャリアアップになる、ぐらいの前向きに仕事に取り組んでいきたいと思います。
お礼
ご回答有難うございます。 なるほど、私の友人の意見と同じですね! おっしゃることも良くわかりますが、大企業、中小企業によってもまた事情が違ってくるでしょうし、個々の会社のスタンスによっても、また違うでしょうから一概に個人の責任とも言えないと思います。 勿論、個人には全く責任が無いと言っている訳ではありません。 経営者が悪い…個人が悪い…う~ん…悩みます…。 有難うございました。(⌒ー⌒)
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
本人の能力の問題は常に取り上げられますね。 難しい問題だと思います。 能力が無ければ、さっさと切り捨て、姥捨て山へ捨てればいいわけですね。 確かに、動物社会では弱肉強食、弱い者はさっさと食われてしまいます。 解雇されて収入が無くなれば、場合によっては自殺に追い込まれるかもしれません。 さて、人間としてそれでいいのですかね? 次の問題は、雇用契約の特殊性にあります。 雇用契約は、一般の商取引などの契約とは違う意味を持っています。 特に日本では、アメリカのようにレイオフも認められていません。 原則に、終身雇用という考え方があります。 企業としては、一度、雇ったからには定年まで契約を維持する義務があります。 これは、労働力の特殊性にも関係します。 雇用とは、その人間の時間を買う事に他なりません。 間接的には能力も買うのですが、原則は時間です。 拘束時間中に、業務命令に従い仕事をして、結果として会社が儲ける訳です。 時間は戻すことができません。 非常に貴重な物です。 年を取ったら、もう、若返る事はありません。 若い時のように、物覚えも良くないし、体力も落ちてきます。 その時間を売っている以上、一番おいしいとこだけ、という売り方はできません。 採用時から定年まで、ワンセットでなければ売れません。 ですから、終身雇用制なのです。 (徐々に崩れかけてはいますが、) アメリカはより資本主義的なので、そこまでは制限していません。 その結果どうです?貧富の差が激しく、凶悪犯罪も多発し、結果として、金持ちであっても安全に出歩けない始末ですね。 さて、終身雇用制である以上、そう簡単に解雇はできません。 労働契約の一方的破棄ですから、それ相当の違約金が必要でしょう。 どこの企業だってそうでしょう。 その企業の30年分の売上げに匹敵する仕事を受注して、ある程度まで製品が完成したところで、 「やっぱりいらない、作りかけの物は引き取らない、代金も払わない」なんて言われたら、、 能力云々、、、 その能力を見込んで採用したはずです。 3ヶ月程度の試用期間だって設けられています。 経営悪化は誰の責任か? 経営者に決まってます。 まずは、経営者がリストラされるべきですね。
お礼
ご回答有難うございます。 >…………さて、人間としてそれでいいのですかね? 私が一番重要視しているのは実はそこにあります。 どんな理由にしろ、人を人とも思わず、単なる会社の歯車、奴隷、機械の如くに扱っている実情が非常に腹が立つのです。 そして、そうした問題が発生すると、いつも苦汁を味わわされるのは下の人間ですよね。 上の人間がまず率先して、反省し責任をとって貰いたいと私も思います。 とてもわかりやすいご回答本当に有難うございました (^-^)
- nacam
- ベストアンサー率36% (1238/3398)
私がリストラされたのは、取引先の工場が中国に行ってしまい、日本国内では、一切購入も試作開発も行わなくなってしまったためなのですが、それは、私の能力が無かったという事なのでしようか? ただ、中国語でビジネスができるだけの語学力が有れば、中国での新規工場立ち上げメンバーになれたかもしれませんから、その意味では、能力が無かったと言えるかもしれませんが。 私とは違う工場の人は、その数年後、(幹部は、親会社所属)従業員全員解雇され、希望者は、グループ内の子会社に移籍後派遣社員として再雇用されたそうです。 これって、従業員の能力と関係あるのでしようか?
お礼
ご回答有難うございます。 実際、リストラを経験された方なのですね。 本当にご回答有難うございます。 実は、この質問は随分前からしようと思っていたのですが、はたしてこんな質問していいのだろうか?失礼にならないだろうか?とずっと躊躇していたので、思い立ってから3年もたっています。 実際、お聞きしてみると様々な事由で、リストラにあわれている方がいるのですね。その事情もしらずに、安易に能力云々を言うのはとても愚かな事だと思います。 そして、自分の勉強不足にもとても恥じています。 nacamさんのご回答で、また一つ勉強になりました。 有難うございましたm(_ _)m
- daizen
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>”リストラ問題の原因? それはリストラされた本人が悪い” ■「リストラ」とはリストラクチュアリングrestructuring の略語ということはお知りですね。 リストラクチュアリングとは、企業が不採算部門を切り捨てたり、新規事業に乗り出すなど、事業構造の転換を目指すこといわゆる企業再構築のを意味します。 すると「リストラ問題の原因」は会社に能力が無かったのか、社員に能力が無いのかもわかりますね。 >能力が無い、仕事が出来ないからだろう! ■日本の雇用形態(年功序列、終身雇用)と産業構造(国内生産)、平成不況等が絡み合って企業収益が落ちたので、企業再構築の一つの策として人件費の削減が一番手っ取り早い方法として安易に取り入れられているのが現状かと思います。ですから一概に解雇された人の能力の有無を問えるものではないこともわかると思います。 抽象的な答えになりましたが、ご質問の「リストラ問題の根本的な原因は何か?、そして解決法はあるのでしょうか?」については諸説入り混じる回答が入ると思いますので、それらを参考にして一緒に考えさせて下さい。
お礼
ご回答有難うございます。 勿論、リストラの言葉の意味そのものはわかっています。 一概に解雇された人の能力の有無を問えるものでは無い事もわかっています。 でも、友人が、そのように言い切ったので、どうしても腑に落ちなくて、あえて色んな立場にある方、経験者の方がたの意見をお聞きしたかったのです。 そう簡単に答えの出る問題でないのは充分承知しているのですが、ここで今一度この問題に対して考えていきたいと思ってます。 参考になりました。書込み有難うございました(^^)
こんばんは^^ 給料が高い人もリストラ対象になりますよね 定年間近の人なんか実力に関係なくリストラリストに入るって聞きました! だから当てはまる人も当てはまらない人もいます でもこれって大変ですよねぇ^^; 稼げないからリストラするか、単なる人員削除か、リストラすれば税金をまけてくれるからするそうです これは叔父から聞いた話ですが、叔父は顧問をやっていてその会社ではこんな感じだということです
お礼
ご回答有難うございます。 リストラすれば税金をまけてくれるから…ですか…。 なんか悲しいですね…。 今まで、長い年月会社に貢献してきたというのに、簡単に切り捨てるなんて…一体、上の人間って…。 色々考えさせられます。 参考になりました(^^)
お礼
ご回答有難うございます。 >利益率の改善が出来なければそれしか思いつかないのでしょう それが一番悲しいです。でも、確かに理想論を述べたところで、今あるこの現状を直ぐに打破出来る訳ではありませんし、この病んだ状態に応急処置として”解雇”という情け無い対処しか出来ない現状があるのも、素直に受け止める必要はあるのかもしれません。 国が悪い…企業が悪い…いや、個人が悪い…う~ん 今の自分にはまだ、納得いく答えが出ませんね。 でも、参考になりました。重ねて有難うございました。(^-^)