- ベストアンサー
バイクのエンジンについて
バイクの駆動方式(http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1593529)と関連した質問になりますが、なぜバイクのエンジンにはメーカーが直接製造しているターボエンジンがないのでしょう。昔はあったと聞いていますし、チューニングショップなどでもターボチューンをみかけたのですごく気になります。 個人的には (1)車のように排気量ごとに細かく税金が分けられてないので税金節約?効果がないから。 (2)ターボラグが激しいのでバイクの乗り味にはあわない。 (3)メーカーが何らかの都合で断念した。 と3つまで理由を考えてみましたが、他に明確な理由があったら教えてください。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちはm(__)m 以前(20年ほど前) 輸出専用車でしたがホンダで”GL500ターボ”(CX500ターボ) ”GL650ターボ”(CX650ターボ)がありました 試乗会で何回か乗りましたが 物凄いトルクで安易にアクセルを開けられない程のバイクでした ターボラグなんて当たり前のバイクでしたね しかし当時のCBX1000などよりもトルク感はありました 二輪のターボモデルでも初でしたが 二輪車で初のフューエルインジェクション車でもありました あっという間に製造中止でしたが 高出力車なので当時国内での車両認定が取れなかったようです http://www.honda.co.jp/sou50/Hworld/Hall/2r/130.html
その他の回答 (4)
- suretsu1248
- ベストアンサー率28% (112/398)
(2)が大きいと思います。 特に、バイクのエンジンは、その重量の軽さから四輪ほどトルクに配慮する必要なく、回転重視の設計が可能となります。だからこそ、普通に1万rpm越え、2万rpm近くなんてエンジンがごろごろいるわけです。 さて、回転で稼ぐエンジンにとって、ターボってのは、これは実は足かせ以外の何者でもありません。確かにターボは熱効率という点ではメリットを持っていますが、でも、純粋に回転という意味では抜け側に邪魔があるわけで、これは障害です。もちろん、その"代償"としてトルクアップ→馬力アップが図れますが、先にも述べたようにバイクは軽いから、トルクよりまず先に馬力を稼げる方が賢いわけです。とすると、わざわざ余計な補機に頼るターボは、重量の点でもデメリットをもつし、んで、なおかつ高回転型エンジンが持つ高レスポンスを阻害するとなれば、これはダメだとなったのではないでしょうか。 ま、これも、もしターボが純粋に熱力学的な観点から、熱効率の高さを買われて技術発展してきたならば、ま、つまり国産車初のセド/グロが謳った内容がそのまま受け入れられていたのなら、ひょっとすると経済的なターボの活用法がずっと研究され、んで、今頃原付、特にカブやメイトなんかは30ccターボ、んで馬力は50ccと同等、燃費はそれよりいい…なんて話になっていたのかもしれません。
お礼
バイクに興味を持ち始めたのは最近なので、二輪の回転数を知ったときにはびっくらこきました。 やはりバイクはトルク型エンジンより回転で稼ぐエンジンが好まれる。ここら辺が4輪と二輪との大きな違いだと思われます。 S2000のエンジンがすばらしいのは分かるがもう少しトルクが欲しいという声があるように少なくても4輪はトルク型エンジンが好まれる傾向はあるでしょう。 確かに熱効率はいいですから過剰にブーストを掛けなければ燃費のよいエンジンが出来上がるというのは知っています。現に最近の欧州車はこのようなターボの使い方がされてますし、新しく出るアテンザターボもこのような意図で作られたといわれています。もはや、ターボはただ単にパワーアップを測る道具ではなくなっているのかもしれませんね。 ただ、バイクも上手くターボを操れば軽量でよりパワーの強いターボバイクが出来るかもしれませんね。少なくても今のホンダにはターボを操る技術があると思いますので新世代のターボエンジンを希望します。回答ありがとうございました。そして、同じくバイクのカテゴリーなのに四輪の話ばかりしてごめんなさい。
- nourider
- ベストアンサー率19% (396/2083)
みなさん言っておられるように過去にはありあした。 無くなった理由 (1)保険に入れない、主なマーケットである海外で馬力や車種で保険料が変わるためターボ車に対する保険が非常に高かった。または拒否された。(理由は下記理由に重複します) (2) バイクの操縦特性、バイクはご存じの通り傾けてコーナリングしますが、コーナリング中にラインを変更する場合にスロットルレスポンスが悪いと予定のラインをトレースしにくくなるという安全上の問題があり、この点でターボ車は突然のライン変更を余儀なくされる事の多い公道での安全性に疑問があがった。具体的にはアクセルを開けてパワーをかけて車体を起こしたいときに起きてくれる時間にズレが生じ、危ない思いをすることがある。 このような理由で、結局ツアラーモデルに採用されるに留まってしまい、保険の問題は解決せず、廃れていきました。
お礼
(1)確かに4輪ではアメリカだとターボエンジンになると税金や保険が高くなると言われていますしね。二輪でも同じことが言えるのでしょう。ただ、それでも、ランエボやインプが海外で人気があるというのを考えるとある意味すごいかもしれませんね。 (2)確かにそれはあるかもしれませんね。四輪だとターボラグを計算した運転の仕方が出来たと聞きますが二輪だと繊細な分それが出来なかったのはあるでしょう。 回答ありがとうございました。それと、バイクのカテゴリーなのに四輪の話ばかり持ち出してごめんなさい
- pancrace
- ベストアンサー率20% (31/155)
確かホンダでVT250にターボ(ホンダ自社製作)付けて750キラーで売り出そうとし、試作も完成したが目標最高出力59馬力をはるかに超え、最高時速も目標の200km/hを軽く超えてしまい自主規制という形でお蔵入りしたっつーのをヤングマシンだかなんだかで見ました。 個人的には250で200km/h楽に出るバイクに乗ってみたかったですね。
お礼
本当にそうですね。でも、逆に言えばそんなバイクが出来てしまったら、大型免許の意味がなくなる?かもしれませんね。単純に考えれば400だと250km/hくらい出せるかもしれませんし。(素人の勝手な推測)どうもありまとうございました。
- NannoFlower
- ベストアンサー率21% (419/1951)
一応、4メーカーでもターボ付きを市販したことがありますし、ホンダはレース用としても試作したそうです。 なぜレースで使わなかったかというと、インタークーラーなどの補機類が大きくジャマな為、重量が増え、パワーアップの効果を打ち消してしまったそうです。 コンパクトに作ることが最優先されるバイクでは、加給機を付けるくらいなら排気量を上げたほうがシンプルで軽いエンジンが作れますから。 ホイールベースが長くなってしまい、ハンドリングに悪影響が出るというのも理由の一つでしょうね。 もちろん、ターボラグなども嫌われる原因の一つでしょう。 スーパースポーツではすでにリッター130馬力程度だしていますので、それ以上パワーを上げてもタイヤの方が持たないというのもあるでしょうね。
お礼
ターボ化する事により逆に重量分で相殺されてしまえばわざわざターボ化する必要もなくなってしまいますよね。ただ、昔はあまりブーストが掛けられずあまり期待したほどのパワーアップが出来なかったのかもしれません。ただ、現在ではランエボやインプのように軽い2リッターターボエンジンででフェアレディZの3.5リッターのNAエンジンを上回る出力をたたき出していますからね。個人的にはもう少しターボの出力アップの効果があればメーカーも良質な二輪ターボエンジンを本気で開発したのではないでしょうか。どうもありがとうございました。
お礼
なるほど。高速ダンデム禁止のようにターボエンジンにも出力の問題が立ちはだかったのですね。でも、それなら、アメリカンバイクなどの低馬力高トルク型のエンジンには使い道があったのではと思いますが・・・そう考えると他にも理由がありそうですね。回答ありがとうございました。