自己破産すると、社会的にはまず金融機関からお金が借り難くなります。少なくとも7年間くらいは住宅ローン等の大きな借り入れはできません。また、現在の借金の債権者からも借り入れは無理です。したがって、例えば現在、プロ○ス等の消費者金融から借り入れがあれば今後、そこからの借り入れはできなくなるでしょう。それ以外には、半年間だけ破産者であることを現在居住している市町村の破産者名簿に載ることになります。でも、一般の人の目に触れることはありませんし、そもそも市町村の役場のどこかに破産者名簿なるモノが存在することすら知らないのが普通です。社会的なダメージとはいえません。また官報という政府が発行する新聞のようなものにも一度だけ名前が載りますが、これもほとんどの人はその存在すら知らないし、手に入れようと思っても普通の本屋さんには置いてません。以上が自己破産して課されるペナルティです。あ、破産すると半年間は弁護士等や警備員など一定の仕事に就くこともできなくなりますが、これも一部の仕事だけですし就業禁止期間も短いので特に問題はないと思います。わたしは、以前、法律事務所で多重債務者の債務整理の仕事をしていました。自己破産というと、何かとても大変なことのように思う人が多いですが、返せないくらいの多額の借金で人生を台無しにするよりはどうか無理をせず、破産をして人生をやり直すことも視野に入れて戴きたいと思います。
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ご親切に有難うございました。^^