右翼と左翼
右翼と左翼について。
よく、右翼とか左翼とか、あいつは右だとか左だとか言いますが、
仮に、左を共産主義や社会主義、だとすると、
本来ならその逆にあたる右は非共産主義、すなわち資本主義であるはず
では逆に、右を軍国主義だとすれば、左は非武装平和国家ですよね?
しかしながら現実に右と左を語るとき、
左翼=共産主義・社会主義、右翼=軍国主義、国粋主義、
という定義付けにになっていると思います。
あいつは右翼だ、左翼だ、というレッテルを張りつつも、
かたや左翼は経済構造を指していて、
かたや右翼は国の統治の在り方を指しているわけで、
じつはまったく違う評価軸で右と左が語られているのだと思います。
もっと言ってしまえば、北朝鮮などはこれまでの右左の論理で言えば、
経済構造は左翼的でありながら、国の在り方は右翼的です。
旧ソビエトや旧東ヨーロッパ諸国も非武装ではありませんでしたし、
事実上の独裁国家も多くありました。
つまり、何が言いたいのかというと、
ごく一般的に、ネットウヨクだとかネットサヨクだとか、
そういう言葉も使われるようになっていますが、
ディフェンスに関しては、武装なのか非武装なのか、
経済構造に関しては、共産主義なのか資本主義なのか、
天皇を祀るのか祀らないのか、
社会保障を重視するのかしないのか、
そろそろ、そういう細分化した評価法を、
作り上げていくべくなのでは、と思うわけです。
政党のすみわけもそうですが、複雑な世の中に対して、
あまりにも大雑把なカテゴライズが横行しているのは、
大事な事柄がそれによって隠れてしまったり、
実際とは違うイメージで伝わったりするかんじがするのです。
私は政治や国家について専門の勉強をしたことがありませんが、
専門家の方がここに書いたような解釈を行っているのであれば、
どのような分類がなされているのか、興味があります。
サイトなどをご紹介いただければとおもいます
補足
簡単にお答えいただいてありがとうございます。 でもよく聞く言葉なのに、定義が曖昧で自分で使う気になれないんですよね。