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マーケティング学と経営学の違い

今までのマーケティングについての過去の質問をたくさん読んだのですが、マーケティング学と経営学の違いがいまいちよく分かりません。 違いが分かる方、どちらか片方でも分かる方、いたらぜひ教えてください。お願いします。

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回答No.3

学問的に定義があるのかどうかは存じません。私個人の考え方ですが、もし共感いただければと思い、回答させていただきます。 マーケティングとは、市場調査から始まり、製品やサービスの企画・設計→テストマーケティング→価格戦略→製品やサービスの提供→アフターサービスといった、一連の企業の基幹業務を回すにあたっての考え方だと思います。たとえば、市場調査や競争戦略の考え方としてSWOT分析などがあり、提供のありかたのバランスを考えるためにABC分析を使ったり、アフターや次の企画・設計あるいは顧客維持のために顧客満足度調査におけるSET/METなど有名な手法があります。 一方、経営学とは上記のような基幹業務の設計にとどまらず、経営者のビジョン実現に向けてのリーダーシップのありかた、社会市民としての企業倫理の確保、基幹業務を遂行しビジョンを実現するために求められる組織・個人の能力要件の明確化、財務・人事・給与・総務といった支援業務のありかた、こうした一連の活動を支える情報システムのあり方など総合的なバランスを考え、それぞれの部分最適化に陥ることなく全体最適を追求する考え方だと思っております。こうしたバランスが出来上がって初めて社員が幸せになり、お客様からの支持を勝ち取り、その結果として良い財務の結果が得られるものと思っております。 ただ、最初にも申し上げましたが、こうした考え方にはひとそれぞれの考え方、主義主張がありますので、考え方の一つとして一瞥していただければと思います。

maru94
質問者

お礼

お礼を言うのがとても遅くなってしまいましたが、 教えていただきありがとうございました。 参考にさせていただきます☆

その他の回答 (2)

  • Shinzon
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回答No.2

 経営学は企業経営のノウハウ(経営戦略)や組織のあり方、企業の状態(とくに財務・会計)について研究する学問です。マーケティングは(No,1の方の御指摘にもあるように)「学」として成立しているかどうかは疑問ですが、企業が販売しようとしている商品の売れ方について調べる経営学の「一分野」です。  CMを例にするとわかりやすいでしょう。野球の中継にはやはりスポーツ用品やビールのCMが流れます。そういうことに興味を持っている人が見るだろうと考えられているからです。また、昼間のメロドラマにはビールのCMはあまり流れず、洗剤など家庭日用品のCMがでますね。 車ひとつとっても、主婦や学生が気楽に乗れるものやおじさん向けの車とでは価格もデザインも性能も違いますね。そういうことも、マーケティングの調査によりどれぐらい売れそうか、と計算して作っているのです。なんとなくイメージがつかめましたか?新書でたくさん解説書が出ているので、御関心があれば手にとって見ることをお勧めします。

maru94
質問者

お礼

遅くなってしまいましたが、回答いただきありがとうございます。 具体的な例がとても分かりやすく、非常に参考になりました☆

回答No.1

マーケティングは、Wikipediaでの表現を借りると、「商品・サービスの売り上げから利潤をあげるために、消費者の動向・嗜好を調査・分析をすること」や、「(それらの)調査・分析の結果に基づいて商品・サービス販売を行う行為」などの行動を表すもので、これは経営学という広い理論の裏づけによって行われるものです。 言い換えると、経営学という体系だった考え方に基づいて、消費者に対する働きかけを行うものがマーケティングであり、つまるところマーケティングは経営学に含まれる概念という考え方ができるのではないでしょうか。 マーケティング学、という表現の仕方もあるのかもしれませんが、この場合は学問領域に中心をおいたものなのでしょうね。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
maru94
質問者

お礼

遅くなりましたが、回答していただきありがとうございました。 とても参考になり、非常に助かりました。 本当にありがとうございました。