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天然素材の分子の大きさ

キャットフードのことについて回答したら、質問者の方が知識のある方で、「天然素材は分子の大きさの関係から吸収率がよく、また、吸収後も体外に排出されにくい人工物と違い、排出も良いのです。」とおっしゃっていました。その方に質問するのも、話が変わってきてしまって申し訳ないので、どこかで質問しようと思いました。 化学のカテゴリと迷ったのですが、生物に詳しい方は化学もできるはずだから、ここかなあ? と思いましたので、質問します。 上記の文章をちょっと詳しく教えていただけますか? 私は、高校の化学・物理の知識しかありません。その範囲内ならわかると思いますので、そのレベルでお願いします。もし、高校理科のレベルで無理なら、それもおっしゃってください。お願いします。

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noname#62864
noname#62864
回答No.3

No.1です。 カルシウムを何か別のものと一緒に摂取することによって、吸収率が向上すると言うことはあるかもしれないと私は思っています。特に根拠があるというわけではないのですが、マスコミから入ってくる情報がもっともらしく聞こえたからという理由です。 飲み物で、低分子化によって吸収されやすくなるということは、No.2のご回答にありますように、タンパク質を低分子化すれば吸収されやすくなるでしょうし、デンプンを摂取するよりも、低分子化されたブドウ糖を摂取した方が吸収がされやすいと思います。 つまり、タンパク質は多数のアミノ酸からできていますし、デンプンは多数の糖からできています。それらを構成単位であるアミノ酸や糖に近い形に低分子化すれば吸収されやすくなるというわけです。 食品に含まれているタンパク質やデンプンなどの高分子は、いずれも天然素材と言えます。ですから、ご質問にある「天然素材は・・・」という部分は、無意味で非科学的なものだと思います。

charparkave
質問者

お礼

再びすみません。「天然素材は…」というところがいけないんですね! 理由は別のところにあるべきという感じかな…。大体納得しました。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#13872
noname#13872
回答No.2

まず、同一の物質であれば天然素材であろうが人工物であろうが同一です。 天然原理主義的な考えの人は良く見ますが、 あまり論理的とはいえません。 >鶏肉から水分と脂肪分を大体とって乾燥させたものに含まれる分子って主に何でしょうね? 鶏肉に限らず、生物の身体は、ほぼ、水分、脂質、糖、蛋白質、核酸で出来ています(一部骨のカルシウムなどのミネラルも)。 脂質と水分を抜くと糖と蛋白質、核酸ですが、量的に一番多いのが蛋白質でしょう。 蛋白質はアミノ酸のずらりと並んだもので、 構造蛋白質で有名なコラーゲンは分子量約10万、アミノ酸にして1000個程度が並んだ構造をしています。 小腸では蛋白質をアミノ酸にまで分解しないと吸収できませんから、 プロテアーゼという酵素が働き、蛋白質を分解します。 ここで、蛋白質があらかじめ分解して低分子化してあると、 重さが同じで分子量が少ないなら分子の個数が多いということで、消化が早くなります。 すると吸収するまでの時間も早くなります(吸収率は変わりません)。 ということで、健康ブームはいいのですが良く分からないものが蔓延っていて生物屋としては頭が痛いです。 テレビなどで色々宣伝されますが、半分以上嘘か十分な確認のされていない話と思って結構です。 (カルシウムが不足するとイライラするとか、絶対に嘘です、ありえません。)

charparkave
質問者

お礼

>まず、同一の物質であれば天然素材であろうが人工物であろうが同一です。 …それはそうですよね…。昨日も書いたのですが、物質そのものが違うわけはないですよね。全体の割合が変わったとしても。その方が言いたいことは、ちょっと違う話かもしれませんね。吸収率が早くなる、というのはわかりましたが、天然だからなぜか低分子化されてるということはないんですよね…。ううーん。少し考えさせてください。 >(カルシウムが不足するとイライラするとか、絶対に嘘です、ありえません。) 本当ですか?? 信じてました。だからといって、実践したことはないですが…。わたし、自分はだまされにくいと思っていました。最近は理系の勉強もしているし…。しかし…。まあ…、これからも疑問に思ったことはできるだけ解決していきます。回答ありがとうございました。

noname#62864
noname#62864
回答No.1

天然素材というのが何をさすのかはっきりしないので、断定的なことは言えませんが、いささか非科学的なコメントのように思います。消費者の天然物信仰のようなものを利用しているだけのように思えます。 たとえば、天然素材と言っても、デンプンは消化できますが、セルロースは猫には消化できないと思います。それは、分子の大きさの関係ではありません。そもそも、分子の大きさだけで吸収率が変わってくるはずもありません。 また、たとえば、化学調味料などのアミノ酸のような低分子であれば、天然のものでも、人工的なものでも全く同じはずです。 全体として、説得力のない話で、ウソとまでは言えませんが、真に受けない方が良いと思います。

charparkave
質問者

お礼

回答ありがとうございます。鶏肉から水分と脂肪分を大体とって乾燥させたものに含まれる分子って主に何でしょうね? この質問を書く前に検索したら、人間の飲み物に関してですが、低分子化することで、吸収しやすくなりました、という商品がありました。これらの話は私は今まで聞いたことがないのですが、例えば、人間に関してですが、カルシウムだけではカルシウムを吸収することはほとんどできないけど、ビタミンを一緒に摂取することで吸収率が意味があるくらいにはあがる、というような話を聞いたことがあります。かつ、オーガニックとブロイラーの鶏では成分の構成が違うということなので、多少相互作用で吸収率が変わるということがあるかな、とは思いました。ただ、それが分子の大きさの話となると初耳です。 もともと、生物が口から摂取したものの吸収率は高くなさそうだから、ちょっとした摂り方の違いで結果が変わってくるのかな、と思っていました。それと、そのフードには化学調味料は入っていないと考えて大丈夫です。

charparkave
質問者

補足

もし、天然素材がどうとかということが怪しくても、天然素材の分子の大きさが小さいのかどうかがわからなくても、また猫にセルロースが分解できるかどうかがわからなくても、分子の大きさによって生物にとって吸収しやすい、さらに排出しにくいということがあるかどうか、また、あるならなぜかだけでも教えていただけるとうれしいです。

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