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小魚が群で行動する理由は?

よく、動物もののテレビ番組で、 海中をイワシか何かの小魚が巨大な群をなしていて、 それらを大型の生き物である鮫や鯨などが、 追い回しているシーン、ありますよね。 その時、鯨などはそれらの小魚を一網打尽にパクパクと、 餌食にしていたりします。 そこで、疑問に思ったのです。 そういうテレビ番組では、よく、ナレーションで、 「イワシは単独でいるより、群でいたほうが、生き残る確率が高いため、 群で行動しています。」 のようなことを言っています。 でも、どう考えても、群でいた方が、確率が低い気しませんか? 群でいるからこそ、鯨などの大型生物が寄ってくるんでしょう? でも、自然の摂理には理由があるはずです。 なぜなんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • xcrOSgS2wY
  • ベストアンサー率50% (1006/1985)
回答No.6

私も質問者さんと同じ疑問を持っていました。群れでいるのは捕食者にとって単なる一網打尽のチャンスを与えるだけで、バラバラでいるほうが生き残る割合(個体の生存の割合ではなく、種全体の中の生存数の割合)を増やすことになるのではないかと。 いい機会なのでちょっと検索してみたところ、いくつか「そう言われてみればそうかもしれない」と思える記述を見つけました。 http://www.amonline.net.au/fishes/students/focus/yellowtail.htm 「大勢の魚を前にすると、捕食者はその中のどれに目標をあわせていいのか迷うため、攻撃が遅れたり失敗したりすることがある」 http://www.voorhees.k12.nj.us/osage/fourth/LARSEN/Oceans/AG-FISH.HTM 「敵が来たときに二手に分かれて逃げられる」、「エサを見つけやすい」、「繁殖に有利」、「ナワバリを守りやすい」 いずれも「イワシvsクジラ」には当てはまりませんが、仮にイワシだけを例に取っても、敵はクジラだけではありません。例えば、アジはイワシを食べますが、「イワシvsアジ」のカードであれば上記のいくつかが当てはまる可能性もありそうな気がします。 イワシの群れをクジラが一網打尽にすることがあるというのは事実で、それだけを見ればデメリットだと思います。が、それを上回るメリットがあるのであれば、たとえクジラに食われる可能性が上がってもやはり群れを維持するでしょう。(本能的に維持しない連中よりも維持する連中のほうが生き残る、という意味。個々のイワシが何かを判断するという意味ではない。) この辺はバランスもあることなので、仮にクジラによる捕食の割合がものすごく上がれば、そのうち「群れないイワシ」が主流にならないとも限らないような気がします。というより、ひょっとしたら既にそういうイワシが出てきているかも・・・群れるイワシはクジラよりも、まず人間に捕られてしまいますからね。

Takochu
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。 > 「イワシvsアジ」のカードであれば上記のいくつかが当てはまる可能性もありそうな気がします。 なるほど、クジラなどの大型の生物以外の生物に対しては、 群れることは有効だと言うことですね。 あと、たしかに、群での行動は、 「エサを見つけやすい」、「繁殖に有利」、「ナワバリを守りやすい」 という、捕食者から身を守る意外のメリットも考える必要がありますね。 > 群れるイワシはクジラよりも、まず人間に捕られてしまいますからね。 どうですね。一番の天敵は人間ですね。 だいぶん、納得できました。

その他の回答 (14)

  • dhvuk245
  • ベストアンサー率9% (62/639)
回答No.4

1匹だけぽつんと泳いでいたら、 発見され次第捕食者に食べられるのは確実ではないでしょうか? 各個撃破されるか、集団戦にもちこんで何割かでも生き延びるか、の違いでしょう。

Takochu
質問者

お礼

No.5 の補足欄で、ちょっと例え話を考えてみましたので、 よろしければ、ご回答宜しくお願いします。

Takochu
質問者

補足

ご回答有り難うございます。 100匹の群で泳いでいたら、周りからすぐに発見されてしまいますが、 1匹だけだと、見つかりにくいのではないでしょうか? 確率的には、どちらが捕まりやすいのか、わかりません。

  • spoi
  • ベストアンサー率32% (34/104)
回答No.3

>でも、自然の摂理には理由があるはずです。 ちょっと考え方を変えて クジラは自然界のバランスを取る役目をしているんです。 クジラは現在、人間の食べる量の2~3倍の魚を食べています。 これはすごい量ですよ。 というより今は捕鯨国が少なくなり、さらに人間も増えて、クジラが人間の食料を圧迫しているといってもいいでしょうね。 クジラに食べられなくなったら、群れる魚は増えすぎて、彼ら自身の餌を食べつくし、自らの首を絞めてしまうでしょう。 逆に考えてみました。

Takochu
質問者

お礼

そうですね。 おっしゃるとおり、クジラの数が減ると、生態系ピラミッドが崩れてしまいますね。 ということは、逆に考えて、現在は、生態系ピラミッドのバランスがすこし崩れてしまったために、 「神の見えざる手」によって、小魚はパクパク食べられて、量を減らされているんでしょうかね。 うーん、クジラも食べなきゃいけませんね。 ご回答有り難うございました。

  • cliomaxi
  • ベストアンサー率33% (2921/8736)
回答No.2

群れそのものが大きな1つの生物のように見せるためもあります。 陸上の草食動物もそうですが、群れる事によって自分が狙われる確率を低く出来るからです。 単独行動だと100%ですが100匹だと1%の確率になります。(単純な計算上ですが。) 普通の肉食魚は一度に(一口で)1匹しか捕らえて食べる事は出来ません。 クジラなどは特別大きいですし数も少ないので、クジラに狙われる事よりも普通の肉食魚に狙われる確率の方がはるかに大きいためです。

Takochu
質問者

補足

ご回答有り難うございます。 > 群れそのものが大きな1つの生物のように見せるためもあります。 私もそれは知っていましたが、 映像では、サメや鯨より大きい、大きな1つの群でも、 全然ひるむことなく、パクパク補食されているんです。 > クジラなどは特別大きいですし数も少ないので、クジラに狙われる事よりも普通の肉食魚に狙われる確率の方がはるかに大きいためです。 私もそれを考えたのですが、 映像では、魚の群には、それらを補食するさらに大きい魚の群も集まってくるようなのです。 だから、集団で行動した場合と、単独で行動した場合で、 たいして確率的に差が出ないように感じました。 しかも、群で密集しているので、大型の生物は、 1匹ずつ捕らえるのと比べて、非常に効率的に捕らえることができます。 あと、最近は、クジラも保護されていたおかげで、急激に増えているそうですよ。

  • lovesens
  • ベストアンサー率30% (48/158)
回答No.1

1.群れによって自分を大きく見せるため(威嚇) 2.他者が食われているうちに自分が逃げられる可能性があるため だからじゃないですかね。

Takochu
質問者

お礼

No.5 の補足欄で、ちょっと例え話を考えてみましたので、 よろしければ、ご回答宜しくお願いします。

Takochu
質問者

補足

ご回答有り難うございます。 > 1.群れによって自分を大きく見せるため(威嚇) > 2.他者が食われているうちに自分が逃げられる可能性があるため 私もそう思っていたのですが、 鯨などの大型の生き物が、魚の群をめがけて集まってくる映像を見ていると、 疑問がわいてきました。

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