温故知新
こんにちは。いつもお世話になっております。
さて、
「温故知新[論語・為政] ふるい物事を究めて、新しい知識や見解を得ること。」(広辞苑)
この四字熟語は大変ポピュラーながら、いざ例を列挙しようとすると、愚鈍で無教養なわたくしにはなかなか思いつき難いものがあります。
例えば…わたくしならば、座視観賞式庭園の一つである京都龍安寺の石庭を思い浮かべます。
白砂に大小15もの石が点在しておりますが、方丈から、すべての石が一度に見られる視点はありません。
正面庭園に対する方丈が若干東にずれていることもあって、何度訪れても新鮮な感覚を抱きます。
大変にシンプルでありながら、見る視点(角度)によって趣が異なり嬉しい感動を覚えるのです。
ですが、はたしてこれが妥当な具体例であるかどうか、定かではありません。
ですので、哲学・宗教思想の旧いテクストや経典に日々慣れ親しむことにより、独自の新たな発見やよろこびを見出される
【皆様方ならではの「温故知新」】の例をこの場をお借りしてお聞かせいただけたら幸いです。
抽象的・具体的にこだわらず、ジャンルは全く問いませんが、かならずご自身がお感じになった例をお願い致します。
何卒よろしくお願い致します。