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前歯打撲、神経治療中の症状と対処法
- 前歯打撲による神経の治療が長引いている状況です
- 治療方法としては神経の掃除を行い、痛みが自然に治まることを待つしかありません
- 症状の改善はなく、治療は現在も進行中です
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質問者が選んだベストアンサー
可能性としては、 (1) 打撲から、感染し、歯根膜炎を起こしてしまい、その炎症がなかなか取れない・・ (2) レントゲンでは、写らない、歯根の破折がある・・ の、どちらかだと思います。われわれも治療していて、感染した歯髄から、歯根膜炎に移行して、なかなか痛みが取れない症例があります。その時は、歯根の中をあまりいじりまわさないで、咬合で、力を受けないようにして、長期に経過観察しかありません。1年以上かかるときもあります。 それから、ほんの初期の破折・ヒビは、レントゲン写真では、確認しにくい時があります。また、破折してる方向によっては、写りません。そんなときも、痛みが長引きます。そのときは膿んで膿みを持つことが多いですが、経過を一番わかってくださってる主治医にまけせることが一番いいと思いますが・・・
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- takker7
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それなんです。問題は・・・ 我々が、治療していて、悩むことは、「いかに神経を取らないで治療できるか・・」ってことを考え、それに固執すると、歯髄に感染して、菌が歯根膜に達したり、根の先に膿の袋を作ったりしてしまうんです。 ですけれども、その見分け方が、微妙で、歯髄が死んでしまうと、いったん、痛みもなくなるので、治ったかって思ってしまうんですが、実際は、死んでた・・・ってケースですね。 今回も、今思えば・・・ってとこですが、なかなか抜髄には踏み切れない時があります。定期的にレントゲン写真で経過観察するか・・・ですが、結局症状待ちになってしまいますね。 でも、そのようなしぶとい歯根膜炎は発症率も低いんですけどね。僕の感覚では、2年に、1症例くらいです。とりあえず、今は気長に、治療を進めるしかないと思います。 前進的は回答ではなく、申し訳ありませんが・・・(;^_^A
お礼
ご回答ありがとうございます、大変参考になりました。 見えない部分の治療とは、複雑で難しいものなのですね。普段健康に生活していると忘れがちですが、人間の体って実に精巧にできているなぁ、不思議だなぁ、とあらためて思います。医学医療に携わっている方々には頭が下がる思いです。 今回は度重なる質問にご回答くださりありがとうございました!
- takker7
- ベストアンサー率63% (50/79)
歯根膜炎は歯髄炎から起こるときと、歯周炎から起こるときと、外傷によって起こるときがあります。歯髄炎から、起こるときは、抜髄(神経を抜く)します。
補足
わかり易くご回答くださりありがとうございます。「歯根膜炎」で調べてみるとあらたに知ることもあり、大変助かりました。 最後にもう一つだけお聞きしたいのですが、もっと早く今の病院にかかり、歯髄の治療を始めていればこれほど長引くこともなかったのでしょうか。今の病院の先生のお話だと、取り除いた歯髄は既にミイラ化(?)していたそうで、様子を見ていた期間が長すぎたことが影響しているのかな、と思うのです。 わかりにくい説明だとは思いますが、参考までにご意見聞かせてもらえればありがたいです。
お礼
早速ご回答くださりありがとうございました(お礼の方が遅くなってすみません)。 レントゲンは何度か撮り、特に破折等はみられないということだったので、お話下さったように歯根膜炎をおこしているのかもしれません。当初、神経さえとれば痛みも治まり治療もスムースにいくと思っていたのですが、そう簡単なことではないのですね。わかり易いご説明ありがとうございました。母も担当の先生に任せて気長に治療すると言っているので、様子を見守りたいと思います。 ところで、歯根膜炎を治療するにあたって、神経の切除は前提なのでしょうか。トンチンカンな質問だったらごめんなさい、お暇な時にでもお答え下されば…幸いです。