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会社の買収について
なぜ、会社の株式を50%買い占めると連結子会社にできるのでしょうか?例えば、総資産1兆円の株式未公開企業が資金調達のため100億円だけ株式を発行したとき、半分にあたる50億円をどこかの企業が買い占めたら、その企業の50億円/1兆円しか持っていないにもかかわらず子会社にできるのでしょうか?それとも、株式の発行の際に証券取引法などの法律で何かのルールが決まっているのでしょうか?よくわからないので教えてください。
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まず、細かいことは置いといて、簡単に考えて見ましょう。 100億円の株式を発行して設立した会社を考えて下さい。何もしなければ100億円の現金を持っています。この場合、50%の株式を買い取れば、その会社の50%を所有し間接的に50億円を所有していると言えるでしょう。 次に、この会社が1兆円の借金をします。そうすると現金(=資産)が1兆100億円、負債が1兆円、資本が100億円の会社になります。この総資産1兆100億円となった会社を50%買収するのに5000億円を出す人はいないですよね? 総資産と株主資本は異なりますので、総資産が多い=その会社の株値が高いということにはなりません。 次に、「連結子会社」ということですが、「連結財務諸表原則」というものが企業会計審議会で決められており、 (1)議決権の過半数を実質的に所有している場合、 (2)議決権の所有割合が50%以下でであっても、高い比率の議決権を有しており、かつ、当該会社の意志決定機関を支配している一定の事実が認められる場合 原則として連結子会社にしないといけません。 ある会社の経営状況を見ようと思った時に、その会社の子会社も含めたグループ全体について見ないと判断を誤ることにもなりますので、最近は連結決算が重視されています。 *企業会計審議会は金融庁の審議会になりますが、企業会計原則等の企業の会計ルールを決めています。 かなり端折った説明ですがご参考になれば。
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- nobody2004
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50億円分を買い占めても、50% 買い占めたことにはなりません。 未公開でも株式会社なのであれば、すでに株券を発行しているはずで、既に発行済みの株券だけで1兆円近い価値があるはずですから。 >なぜ、会社の株式を50%買い占めると連結子会社にできるのでしょうか? これは商法だか税法だかで「しなければならない(そのように扱え)」という決まりがあったように思いますが、詳細は知りません。