地方公務員中級で採用試験に合格し、学校事務をしています。
私が受けた時には、実務教育出版の問題集「公務員試験」シリーズの表紙の次のページには、問題の分野別出題数が出ていました。
私はそれを参考にして、出題数の多い分野から、重点的に勉強しました。
具体的に言うと、中級の場合は「文章理解8題」「判断推理9題」「数的推理5題」「資料解釈3題」です。
この全てを押さえれば、出題数(私の受けた試験の場合45題)の半分以上にあたる25題は正答できました。当時は出題数の6割~7割正答できれば合格ラインと言われていたので(残念ながら、今はもう少し合格ラインが上がっています)、あと7題正解できれば合格圏だったのです。
過去問のレベルをみたところ、「文章理解」は勉強しなくても自信があったので、「判推」と「数推」問題集を1冊ずつ買い、全て解けるようになるまで何度も勉強しました。
問題集は、いくつか見比べて、相性のいいものを選びましょう。ざっと見て、自分では分からない問題の解答が、分かりやすく書かれている問題集がいいと思います。
過去問集を買って、出題傾向をつかむのも良いと思います。
「判推」「数推」は、解答パターンさえ覚えてしまえば、楽に解けるようになるので、できれば得意科目にしてしまいたいところです。
それから、制限時間内に全問解けるというのも大事なことです。1題3分くらいで解けるようにしましょう。
マークシート方式の所が多いと思いますが、解けなくても、必ずどれかにマークしましょう。正解にあたる確率は5分の1です。