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映画 姑獲鳥の夏に京極夏彦が出演しているのはなぜ?
映画「姑獲鳥の夏」に京極夏彦が傷痍軍人(水木しげる)役で出演しています。 どうして、この役で、原作者本人が出演したんでしょうか? このいきさつを、教えてください。
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様様な経緯があるのですが、簡単に言うと「京極氏のセリフ発音が上手いから」「関わった映像化作品ではどこでもスタッフに原作ファンが多く、記念出演を乞われる事が多い」からです。 元を質せば、京極氏が97年に日本推理作家協会50周年記念公演「「文士劇・僕らの愛した二十面相」に強制的に参加させられた(笑)際に、経験がないにも関わらず台詞の発音がプロ並だったため、以後「ゲゲゲの鬼太郎/言霊使いの罠!」を始め、氏が脚本にタッチした映像作品では「長ゼリフの役は御自身でやっていただきたい」というスタッフの依頼を断れなくなってしまったそうです。 (膨大な薀蓄ばかりのセリフを俳優さんみんながイヤがるから、というのもありますが) 今回の役になった経緯は「京極氏が、絶大に信仰している水木御大に関わることだと絶対に断れない」のを知っているスタッフが仕掛けた罠だったと聞いています。
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#2様のご意見に水をさすようで失礼とは存じますが、京極氏は水木しげる氏とは“仕事仲間”ではなくファンクラブ「関東水木会」創立時の6人の一人で、近年水木氏の公認の“弟子”です。(荒俣氏は“兄弟子”) 友情出演ではなく、尊敬する「師匠」の役を作られてしまったために断れなかった、というのは本当です。(オフィシャルのコメント)
今全国を周っている水木しげる展の総合プロデューサーを荒俣宏氏と共にやっています。3人は友人、仕事仲間なので友情出演といったところでしょう。 市川昆の横溝作品にも横溝正史氏が小説家の先生として出演していました。作風も似てますし、これに倣ったものでしょう。
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友情出演だったのですね。 お返事ありがとうございました。
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お返事ありがとうございます。 確かに、エンドロールを見るまで気付かないほど、京極氏のセリフの発音や演技は違和感のないものだったと思いました。