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小説や漫画を映画化ではなく、映画のための映画は・・・
こんにちは。 私は実は、映画館がないほどの田舎で育ち、かつテレビもほとんど見ないで育った為、映画に関して全くの無知です。最近、都会に出てきて、映画というものに興味を持ち、ビデオを借りて色々見ているうちに、疑問が出てきたので、質問させて頂きました。 邦画を、特に最近流行のもの、流行の役者が出ているもので別に原作があるもの(私が読んだもの)を選んで結構見ました。バトルロワイヤルとか、ホワイトアウトとか、あずみとか・・・。 まだ見ていない、あるいはビデオ化されていないものも、『星になった少年』とか『姑獲鳥の夏』とか『NANA』とか『タッチ』(まだ未公開?)とか・・・最近話題になるものも軒並み何らかの原作の映画化ですよね? そこで疑問なのですが、映画化ではなく、映画のために作られたものはあるのでしょうか?有名なもので、あれば教えて下さい。ノベライズされているかどうかとかも、できれば教えて下さい。 洋画についても分かれば教えて下さい。有名どころを多少は見ましたが、『ハリーポッター』『指輪物語』『バイオハザード』他には、キング・スティーブンのものとか、ハンニバルシリーズとか・・・。そのあたりは、映画化だと気付いて、あるいはパッケージを見て選んだのですが、それらと同じくらい有名で、映画のためだけに作られたものがあれば教えて下さい。よろしくお願いします。
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洋画で有名で御質問者様も御存知だと思われるのは 『スター・ウオーズ』シリーズですかね…ノベライズもされまくってます。 邦画でやはり有名で誰でも知ってるというと… 『フーテンの寅さん』シリーズが上がるかな…ノベライズされてるかどうかは…? ですが。 以下、マイナー含めて原作無し作品(ノベライズされてるかどうかは曖昧。でも大抵されてますね)。 邦画から… ○『竜二』・『パラサイト・イブ』・『ちょうちん』・『呪怨』・『戦場のメリー クリスマス』・『宇宙からのメッセージ』・『ドレミファ娘の血は騒ぐ』・『ゴジラ』・『影武者』・『ガメラ』…いや、きりが無いです。 負けずに洋画等… ○『スティング』・『船の上のピアニスト』・『ゴースト』・『アルマゲドン』・『シックスセンス』・『XYZマーダーズ』・『サスペリア』・『イージーライダー』・『ゾンビ』・『ハーレー&マルボロマン』・『SAW』・『雨に歌えば』・『ジョーズ』…もっときりが無かったです。 気を取り直してアニメでは ○『もののけ姫』…あれ? もっといっぱい有ると思いますが出てきません。
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- Braque
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有名どころだと、デビッド・リーン監督の『ライアンの娘』が映画のために書き下ろされたシナリオです。 (ちなみに、この作品の主演女優サラ・マイルズは脚本担当者ロバート・ボルトの奥さん) また、チャップリンの『殺人狂時代』の原案はオーソン・ウエルズが書いたものです。 他でも、 『市民ケーン』『サンセット大通り』『七人の侍』『スパルタカス』『明日に向かって撃て!』『炎のランナー』『ガンジー』など、 探せばいくらでも見つかると思います。
- isoiso0423
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これまでに作られた比率でいえば、原作のない映画のためのオリジナルの方が多いと思います。 それでもオリジナル6:元ネタありは4、ってところでしょうか。 どうして原作ものが多いかは、ハリウッドの場合はシナリオ不足、企画ネタ不足です。 日本の場合は、漫画なり小説なりで知名度があった方が、それなりのヒットをする公算があるからです。 オリジナルの脚本や企画は映画会社や製作プロダクションへかなりの数が持ち込まれますが、都内の単館上映ならともかくも、全国で展開するような大規模の作品だと、原作が有名な方が、断然ヒットする可能性が高いですよね。 そのために大きな配給会社が手を出す作品は原作ものばかりになっているという現状です。 また原作ものだと出版社が絡んでくるので、資金の負担をしてもらったり、双方が「本と映画」の別々の媒体の宣伝を一緒に出来る、などオリジナルの映画化よりもメリットも多いというわけです。 また新聞広告も映画の単独だと、数百万から数千万のお金がかかりますが、書籍の宣伝だと半値近い金額での告知が可能になります。邦画の場合、実際の映画の製作費よりも宣伝費の方が高くて馬鹿にならないというのが現状なんです。 そのためにも、原作ものの方が知名度もあって宣伝にそれほどお金を使わなくても済むわけです。 近年の作品だと田舎の女子高校生がジャズをやる「スイングガールズ」なんかわりとよかったですよ。これは映画のみのオリジナルです。同じ矢口監督の「ウォーターボーイズ」も映画のオリジナルです(元ネタは実在のシンクロ男子高校生ですけど) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006ZJAZK/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-6537875-8753111 他にも黒沢清監督や、やや古いですが伊丹十三監督の作品などは映画のみのオリジナル作品が中心です。 テレビの古畑任三郎で知られる三谷幸喜さんの映画も「みんなの家」現在製作中の「THE 有頂天ホテル」などはオリジナルです。 初監督作の「ラジオの時間」も本人の舞台が原作ですから、これもオリジナルに近いといえば近いですね。 原作やオリジナル関係なしに、どんな映画がいいかは、とりあえず映画史上の100本というのをTIME誌が挙げているのでそれをリンクしておきます。 http://www.time.com/time/2005/100movies/index.html 英語題名を日本語にするには下記が便利です。 http://www.allcinema.net/prog/index2.php 他に戦前からある老舗の映画雑誌「キネマ旬報」のベスト10も参考にしてみてください。 http://www.asahi-net.or.jp/~AN4S-OKD/private/movie/mvkk.htm
- MONKEYMONKEY
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「有名な」ということですが、アカデミー賞作品はその一例だと思います。アカデミー賞で「脚本賞」は「オリジナル」。「脚色賞」は「原作有り」ですのでわかりやすいかと思います。例えば2003年度の脚本賞は「ロスト・イン・トランスレーション」で、これはオリジナル物。脚色賞の「ロード・オブ・ザ・リング」は原作有りということとなりますね。URL参照。
お礼
アカデミー賞ですか。それを見て勉強しろと言う事ですね。 大変参考になります。ありがとうございました。
- ブレイブ(@bravest)
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最近の映画業界は深刻なシナリオ不足だそうでして、小説や漫画にシナリオの原案を求める傾向が強くなってきています それと注意したいのは、原作が表記されている映画の中にも「原作の無い」作品があったりする事です 現在公開中の「仮面ライダー」はヒーローの名前が仮面ライダーと云うだけで石の森章太郎の原作とは物語的な関係は皆無です また初夏に公開された「戦国自衛隊1549」も昔の戦国自衛隊や原作小説を一切無視した新作です 「ジョーズ」はピーター・ベンチュリーの小説が原作になっていますが「ジョーズ3」「ジョーズ復讐編」は映画オリジナルの話です。 「ランボー」の原作小説では主人公のジョン・ランボーは死んでいますので、続編の「ランボー2」「ランボー3」は映画オリジナルの話で、しかもわざわざノベライズ版を原作者に書かせています 「ジュラシックパーク」も同様ですね この様に原作付きの映画も実は原案以外は完全にオリジナルの場合も多いのですよ
お礼
なるほど!! そういうこともあるのですか。『有名などころを挙げろ』と言っといて、その有名どころさえ私は知らないようなので、それ自体は分かりませんが、そういう手法というか製作方法もあるのだということは非常によく分かりました。 原作を映画化し、続編を作り、そのノベライズを原作者が書く。これには驚きました。 ありがとうございました。
最近で有名な邦画だと「ローレライ」 『終戦のローレライ』という小説が出ているけど、実は福井氏が映画の為にプロットを作ったのを後から小説として書いています。 時系列上小説の方が先に完成して後から映画化したように見て取れますが、映画の為に書き下ろされた物語です。 つまり、映画原作です。 相当詳しく知ってないと小説の映画化と取られてしまいますが真実はこの通りです。
お礼
早速のご解答ありがとうございます。 ローレライですか、CMでチラッと見た気がします。映画のために話を作り、それを小説化した後に、映画が完成するということもあるのですね。 ありがとうございました。
お礼
早速のご解答ありがとうございます。 スター・ウォーズって映画だったんですね。小説はたくさん見かけたことはあったので、小説のシリーズかと思っていました。 それにしてもあなたが挙げられている映画・・・ほとんど名前すらも知りません。『アルマゲドン』はエアロ・スミスの繋がりで辛うじて分かりますが、それぐらいです。『呪怨』は小説は読んだのですが、言われてみればあれはノベライズだったのですね。 他にもたくさんあるんですね。全く知らないもので、お恥ずかしい限りです。もっと勉強しようと思います。