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曹洞宗 住職への弔電の打ち方を教えてください。
曹洞宗の住職が逝去され、弔電を打ちたいのですが。中々、文例がございません。少し仏教用語を入れた内容にしたいのです。日が差し迫っております。どうぞお助けください。よろしくお願いいたします。
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こんばんは。。 仏式の祭式に関する仕事をしております。仕事上、お寺さんと接する機会が多いです。 曹洞宗のお寺さんとのことで、自分が経験した宗派ではないのですが、少し記してみます。ご参考になればよいのですが。 各宗派で使用する仏教用語が異なるので、難しいところですが、お寺さんがお亡くなりになることを「遷化(せんげ)」とするとよいと思います。(浄土系宗派は使わないのでは?思いますが、曹洞宗では通用するはずです。一般人の「逝去」にあたる言葉です。) 一般的な電文を置き換えると、「このたびの御老師様の遷化の報に接し、痛惜に堪えません・・・」といった感じでしょうか。(←お寺さんがある程度のお歳で亡くなったことを前提としております。) 以降の電文は、質問者さんとお寺さんとの関わりがわからないので、なんともいえませんし弔辞でなく弔電ということであれば、そう長くはできないでしょう。特に印象深い出来事やお姿があれば「○○されていたお姿が忘れることができません。」とか「△△とお教えいただいたことが思い起こされます。」などと一文を入れて、「これからは、本師釈迦牟尼仏のお傍にて、未熟な私達をお導きください。合掌」というところでしょうか。(←葬儀向けに少々演出しております。ご宗旨の教義とは少々異なるイメージになりますが、葬儀で、一般の方からの弔電であれば、こういう表現も可だろうと思います。) 親しく、お世話になったお寺さんであれば、祖師様の文を引いて、ご指導しいていただいたご恩を表現してみても良いと思います。(←やや演出に過ぎるきらいがありますので、お付き合いの度合いでお考え下さい。) 道元禅師は著作『永平初祖学道用心集』の「第五、参禅学道は正師を求むべき事」の中で、「たとひ良材たりと雖も、良工を得ずんば奇麗いまだ彰(あらは)れず。たとひ曲木(きょくぼく)と雖も、若し好手に遇はば、妙巧(みょうく)忽(たちま)ち現ず」と記しておられます。「道元禅師の、たとひ曲木と雖も、若し好手に遇はば、妙巧忽ち現ず、のお言葉通り、曲木である私達を良工の好手さながらにお導きくださいました。」といった具合で文章にできるでしょう。 ただ、ここまでくると、電文を受付の方に伝えること自体がたいへんになりますけど・・・(今後、お手紙かなにかを書く際に参考になさってください。) お寺さんの場合、「冥福を祈る」といった言い回しはしないですね。 前述いたしましたが、単に仕事上、お寺さんと付き合いがあるというだけですので、識者の方が見るとおかしなところがあるかもしれません。一般の方が発信する場合、一般的な電文で打っても差し支えはありません。どうしても電文ができない、ということであれば、普通に発信してよろしいかと思います。 長々と失礼しました。では。
お礼
早速ありがとうございました。 参考にさせていただきます。