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カルト宗教について
現在アーレフはいまだに活動できているのですがなぜ前身があんな問題を起こしておきながらいまだに活動ができるのでしょうか。政教分離や信教の自由などというのはわかるのですがなぜとりしまれないのかなぁと。意味不明ですいません、
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アーレフは出家(教団施設に身を寄せている)信者が帰る場所を無くしていたり、また出家・在宅の一般信者は犯罪行為に加担していた訳ではない(その犯罪行為の進行を知る立場に無く、止める能力も無かった)事もあり、それを罰したり解散させて行き場を無くさせる事が出来なかったためかと。 また地下鉄サリン事件などの被害者の賠償問題もあり、この賠償に信者の労働奉仕による収益の一定割合を充てるとした事も、完全解体に至らなかった理由だったはずです。 現在、犯罪当事者に関しては裁判や逃走者の捜索が続けられていますが、その母体であったアーレフは代表者の変更などにより、公安への定期的な報告義務を負いながら、存続している模様です。 ただ一部幹部に至っては、いまだ問題行動を興すケースも見られ、2003年6月には大阪支部の幹部ら3名が信者の財産を勝手に売却、これを御布施として強制的に納付させる事件を起こして捕まっています。 体質的に必ずしも健全化出来ていない部分も見られ、名や実態を隠しての大学での布教活動(サークルに偽装)の問題も取り沙汰されており、その都度当事者には相応の法的処罰や警告が行っている模様ですが…いや、出家信者の生活という問題が無かったら、すぐさま解体したいところなんでしょうけど。 出家信者の問題は、憲法で保障された「健康で文化的な生活」にも絡み、団体を解体してしまうと財産を粗方旧オウムに寄付してしまっていたり、またその活動から親族縁者から絶縁されて帰る場所の無い連中上に、これら出家信者が社会復帰できるならいいのですが…なにせ事件が事件だけに、再就職もまま成らない連中だけに「どうしようもない」状態のようです。 その一方、欧米ではこれらのようなカルトにはまった信者の多くが、そのカルトが自然分解するなどして消滅した際、別の(場合によってはもっとロクでも無い)団体に吸収されたり、過激セクトだけが別団体として再出発し、過去の同団体信者を吸収しながら悪質化した事例もあるようで。 理想的には個々の信者自身がアーレフの教義や団体に対して否定的になればいいのでしょうが…なかなか難しいようです。
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- jamiru
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建前としては信教の自由でしょう。 しかし、残るということは存在価値があるということです。 まだ調べたり無いのか、潰さずに第三者にオウムの秘密を漏らされないように監視されてるか。 解散すれば信者は蜘蛛の子を散らします。どこかで再結成されるよりは、場所を固定して一点に集中して監視したほうが楽ですね。 オウムの並外れた情報網、資金力、行動力はオウム以外が絡んでると疑うのが常識です。力を持つ組織は、利用価値が出てきます。すると別の組織が利用しようと考え、近づくのです。なので監視して機密保持の可能性が高いですね。
お礼
なるほど、管理しやすいという点では確かに言えていますね。でも集中されると怖い気もしますねぇ。ありがとうございました。
- kikiki99jp
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犯罪を犯すのは、団体ではなく、個人だからです。 団体がいかなる思想をもっていても、思想を取り締まることはできません。そんなことしたら、かつての日本になっちゅいます。
お礼
なるほど、やったのはあくまで個人ですものね。ありがとうございました。
お礼
とても詳しい回答でためになります。ありがとうございます。深い問題ですね。なんだかやるせない気分になってしまいます。