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帯域幅と通信のしくみ

通信に関して全くの素人です。最近ブロードバンドということを耳にします。調べてみるとたくさんのデータを高速に送れることと書いてあるのですが、そもそも帯域幅が広いと何故そのような高速・大容量のデータを送れるのか、ということがわかりません。どなたか、素人にブロードバンドに関して、帯域幅や通信のしくみをおりまぜながらわかりやすく教えていただけませんでしょうか?わかりやすく説明しているURLをお教え頂くことでも結構です。 どうぞよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • tnt
  • ベストアンサー率40% (1358/3355)
回答No.3

この疑問、ごもっともです。 実はこの話、「帯域幅」という言葉について多少誤用があります。 本来の「帯域幅」は特定の信号が使用する周波数幅を指すのですが、 ブロードバンドの説明中では、広い周波数範囲を使用できることを 指す場合と、単に大容量である事を示す場合があります。 では、なぜ広い周波数を(=高い周波数まで)利用できると データが高速で送れるかということですが、 これは、変調という操作が密接に関係しています。 データを送る大元は単一の信号です。位相変調と言いまして、 この単一信号の極性を入れ替えることで 1と0を送るのですが、この入れ替えを高速でやると その信号の上下に余計な(でも必要な)成分が発生します。 このため、信号の周波数的な幅(本来の意味での帯域幅)が広がります。 つまり、データを送る為には、もともとある程度の帯域幅が 必要なのですが、データが高速になる(極性反転が早くなる)と この幅も広がります。 ところで、実際のブロードバンドでは、このようなデータを送る信号は 一つではありません。多数用意されています。 これらが、広い周波数範囲に一定の法則で並べられ、それがそれぞれ 極性反転を起こす事で、同時に多くの1と0を伝送しているのです。 しかし、周波数範囲は限られています。 そこで、単に周波数で分けるだけでなく、信号強度の異なる信号や、 位相(信号のタイミング)の異なる信号も利用して、 データを送る元信号を増やしています。 これらの技術を総称して、 帯域幅が広いと表現していますが、 結局、帯域幅が広い と、 高速・大容量のデータを送れる は 同じ意味ですから、帯域幅が広いと高速・大容量のデータを 送れるというのは、説明としては本来は不適切でしょう。

chika2go2
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。専門家ということで、内容も緻密で参考になりました。

その他の回答 (2)

  • selenity
  • ベストアンサー率41% (324/772)
回答No.2

帯域幅に関しては、土管とその中を流れる水の関係と同じです。 土管の太さ(直径)は通信回線の帯域幅(BandWidth)に該当します。水は土管(通信回線)の中を流れるデータの関係にあります。 つまり、ある一定の時間で流せる水の量は、土管の太さに比例しますね。 データ通信に関してもほぼ同じ考え方で、帯域幅が太ければそれだけ一定時間に送信可能なデータ量は太さに比例すると言うことです。 ただ、実際のデータ通信では、途中の中継回線の込み具合にも依存します。

chika2go2
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。非常にわかりやすい例で素人の私にはいい参考になりました。

  • syou2001
  • ベストアンサー率29% (141/483)
回答No.1

YAHOO BBのADSL豆知識はいかがでしょうか? 図解入りで説明されてますので。

参考URL:
http://bbpromo.yahoo.co.jp/promotion/adslguide/part1/index.html
chika2go2
質問者

お礼

早速のご回答どうもありがとうございました。他の方々のご回答を読んだ上でご案内のサイトを見て、理解がさらに深まりました。

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