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ヒストグラム優先機能
いつもお世話になっています。 デジカメを新しく購入しようと思い、いろいろ調べています。 プリントしようと思ったファイルは後でかならずレタッチします。フォトショップを使いますが、ほとんどの場合、まずヒストグラムを広げて階調を整え(という言い方は変ですが)ています。 ふと思ったのですが絞り優先やシャッタースピード優先はありますけど、ヒストグラム優先撮影ができるカメラってあるのでしょうか? 例えば:滝の写真が撮りたい→シャッタースピード&ヒストグラム優先で絞りはカメラが決めてくれる。 シャッタースピード(あるいは絞り)優先だけだと、対象によっては白とびや露光不足になりますよね。 言いたいことの意味がちょっとわかりづらいですか?(汗
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おはようございます。ヒストグラムについて再度、私の感じている事を回答させていただきます。 (パソコンで補正するにしても、撮影時になるべく情報を多く残せたら) という事ですよね。これはヒストグラムを使い切る(ヒストグラムを見た時に横の情報ですよね)という事だと思います。確かに補正をして使い切れば今まで存在しない階調をソフト側で作ってしまうわけですからその部分は歯抜けになるので情報量としては不足してる事になりますよね。もう一つ、情報量には縦の存在もあります。コンパクトにはハイエンドのみ搭載されているRaw(16bit)などで撮影する場合、モニタで見えない階調が存在し、ヒストグラムは縦に延びています。JPEGは8bitですから例えば16bitから8bitに変換した場合、山の高さは極端に低くなる事から情報の欠落があるという事ですね。私は過去、ポジからスキャニングをしてデジタルデータに変換をしていましたが、横の情報(使い切る事)も重要ではありましたがそれ以上に縦の情報(山の高さ)には気を使っていました。 【被写界深度とヒストグラムの間に何か相関関係】 という事に関してはフォトショップ→ぼかし→ガウスにてヒストグラムを使い切った状態のファイルをボカしていき、ヒストグラムを確認して見ればわかりますが、ボカしていくほどヒストグラムの山の左右に余裕が出てきて、最終的にボカシを最大にした場合、色は均一化されます。(ヒストグラムは棒1本だけ天に抜ける形)ボカシ=色の均一化の特性があると考えられますよね。 これからちょっと出かけるため、乱文失礼しました。
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- ke-ta1971
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No.2で回答したものです。 No1の方のお返事に書いてあった『もやもやっとしたコントラストの少ない被写体を撮影する時にカメラにヒストグラム優先機能が付いていると露出の失敗も少ない(後でレタッチが楽です)し、コントラストがはっきりして撮影時の階調も十分。。。になる』という事についてですが、例えば花のクローズアップのような元々コントラストを低く表現した方が良いものをヒストグラム使い切る事はおすすめできません。 また、ヒストグラムは露出の一つの目安にはなりますがかならずしも使い切る事が良い事とも言えないですよ。 先ほどの花のクローズアップや赤ちゃんなどを浅い被写界深度で撮ったり、やわらかい雰囲気例えばソフトフォーカスが合うメルヘンチックな被写体などがその良い例です。 その他、赤や黄色の紙を正面から写した場合、ブロックなどを平面的に撮った場合などは色が均一化されてますのでヒストグラム使い切りは無いって事ですね。
お礼
またまたご回答ありがとうございます!!! 確かに、もともと階調の偏った被写体をレンジいっぱいに広げると大変なことになりそうですね・・・^^; その辺は臨機応変ということで。あくまで選択できる機能としてのヒストグラム優先があるといいな、という願望ですから。。。 気になったのですが、被写界深度とヒストグラムの間に何か相関関係があるのでしょうか??(不勉強ですみません)
- ke-ta1971
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質問内容から後でフォトショップでの補正が面倒なので撮影の時点でヒストグラムをピッタリ(適正露出)で撮りたいという事だと思います。一般的にカメラに搭載されている露出計は物に当たり反射する光、反射光を測っていますから白い物を写すとアンダー気味に・・・黒い物を撮るとオーバー気味になってしまいます。そこでこの露出計の癖を経験で補うべく白い物を写す時はプラス補正を(明るくする)黒い物を写す時はマイナス補正をして適正な露出にするわけですね。 カメラ内蔵の露出計の癖が掴みずらい場合は入射光式の単体露出計を使うのが良いですがなかなかコンパクトデジカメでは使うには大げさですよね。 なので私はカメラで補正をするのが面倒であるならパソコンで補正をした方がわかりやすいと思うのですがいかがでしょう。 あまり露出にズレがあるようだと画質に影響が出てきますのでカメラ側である程度撮っといて後で微調整というイメージで問題ないと思います。最初からピッタリ撮るにはそれなりの設定も必要ですからシャッターチャンスを逃しかねませんしね。 望んでいるヒストグラム優先・・・知人のカメラで似たような機能見たことあります。これは撮影時点から液晶モニタに被写体を写す事の出来るコンパクトデジだから出来る事なんでしょうが、その写った画像をヒストグラム化しているのだと思います。 URLの場所で確認してみてください (下の方の露出チェックはヒストグラム表示で・・・って所です)
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます!! 教えていただいたリンク先のデジカメに付いている”撮影時にヒストグラムを確認しながら”という機能、いいですね! 私が今使っているコンパクトデジカメのモニターは撮影時の天候によっては認識しづらい時があるのでヒストグラム枠があると明るさの確認に重宝しそうです。 >最初からピッタリ撮るにはそれなりの設定も必要ですからシャッターチャンスを逃しかねませんしね。 おっしゃるとおりですね^^ ただ、パソコンで補正するにしても、撮影時になるべく情報を多く残せたら後でいろいろできるなぁ・・・と思ったものですから。じっさい、レタッチするってことはそれだけ情報を削っているっていう風にも考えられますしね。
ヒストグラム優先じゃないですけど、一昔前に流行った256分割測光機能なんかがそれに相当するんじゃないでしょうか。 どっちみち、最高級カメラにしか載ってない機能のうえ、けっこう失敗もあるみたいですよ。 (その簡易版みたいなのは俺のにもついてますが) ちなみに例にあるような失敗を防ぐためには、露出補正を活用することです。 ある程度以上のランクのカメラには必ずついてますよ。 淡い色、濃い南国色の被写体はプラス補正をします。 逆に黒い色、暗い色、極寒色の被写体はマイナス補正します。 色合いの全く違う被写体が複数写る場合、どちらを切り捨てるかを選択するのも写真家の仕事です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 やはり露出補正を活用したり、そのカメラの測光機能の癖を見越して撮影するしかないんですかね~。デジカメはその場で一応確認できるんでフィルムに比べたら随分贅沢な望みなんですけどね。 もやもやっとしたコントラストの少ない被写体を撮影する時にカメラにヒストグラム優先機能が付いていると露出の失敗も少ない(後でレタッチが楽です)し、コントラストがはっきりして撮影時の階調も十分。。。になるのではないかと思っています。(私、根本的な部分で勘違いしているような気もしないではないです^^;) 要はダイナミックレンジをカメラの判断で十分に使いきって欲しいということなのですが。 >色合いの全く違う被写体が複数写る場合、どちらを切り捨てるかを選択するのも写真家の仕事です。 いつも結局は自分の判断で作品を作るしかないのですね。
お礼
お忙しい中お答えいただきありがとうございます!!! >確かに補正をして使い切れば今まで存在しない階調をソフト側で作ってしまうわけですからその部分は歯抜けになるので情報量としては不足してる事になりますよね。 はい!たとえばレベル補正でハイかローへ偏らせると、引き伸ばされた方が歯抜けになってしまうことがイヤだったのです。(いつもやる手順としては、まずレベル補正でヒストグラムを十分にし、トーンカーブで各色、あるいは全色の調整をしています) 16ビットについては(実際私の安カメラについていないという点が大きいですが)今のところ、私の使用上では必要ないかな、という考えです。 ぼかしとヒストグラムの変化についての件、参考になりました^^ ただ、画面全体をぼかせば確かに全体のヒストグラム分布がどんどん狭まることは分かるのですが、被写界深度の浅さを擬似的にぼかしで作成するとしても、たとえば花のクローズアップ写真の場合、ピントの合っている花の部分にはぼかしをかけないわけですので、全体としてみるとキチンとヒストグラムが残っていました。(変な言い方ですね^^;)