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タルク自体は無害ですか?
市販のベビーパウダーはタルクで作られているから危険とのことを聞いたのですが、アスベストの混入が無ければタルク自体の健康被害はないのでは?? 「使用しないで」と産婦人科で言われた方も有、真意がわかりません。 「タルク自体使用していない」というセールストークのお値段高い製品もあります。 タルク自体本当に悪いのか、皮膚呼吸を妨げるなら他の代用製品でも悪いのか 自分なりに調べましたが どうもハッキリわかりません。 ご存知の方、ぜひ教えてください。
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タルクの危険性には二つの点があります。 一つ目は不純物としてアスベストの一種を含むこと。 もうひとつは微細な粉末一般と共通の特徴ですが、肺に吸引して呼吸困難を起こすことです。 タルク(滑石)の不純物としてトレモライト(透角閃石)が含まれることがあります。タルクとトレモライトの鉱石が近い場所で形成されることが多く、その境目もはっきりしないためです。純度の高いトレモライトは準宝石に分類されますが、この鉱物の結晶には微細な繊維状の「へき開」があり、アスベストの一種とみなされます。 米国では1970年代に対策がされて、化粧品用のタルクはトレモライトを含まないものを使用することが定められました。FDA(米国食品医薬品局)基準に適合したタルクはトレモライト/アスベストを含みません。 しかし、いくら発がん性物質を含んでいなくても、ベビーパウダーには吸引による事故の可能性は依然あります。大量に吸い込めば窒息や「じん肺」の危険が生じます。タルクを使用していないナチュラルな成分の製品でも、昔ながらの「テンカ粉」も、小麦粉にだってこの危険性はあります。 おそらく産婦人科で「使用しないで」と言われたのは、窒息事故を想定してのことだと思われます。「むせるといけないから息を止めてね」と言って理解できる年齢まで私は子どもには使いませんでした。 吸引事故を防ぐためならクリーム状に練った製品が売られています。 皮膚呼吸を妨げるか?という点についてはわかりません。 お風呂上りにパフで真っ白になるほど付けるのは好きなのですが。決して「ベビーパウダー否定派」ではありません。
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- Rei123
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産婦人科でタルクをやめてといわれるのには、汗や排泄物を吸収して長く皮膚の上に留まってしまった場合、オムツカブレを憎悪させることがあるからではないでしょうか。 (この場合、タルクに限らずパウダー系全てになりますが)
お礼
ありがとうございます。排泄物が皮膚に残るのは良くないのに、逆に皮膚のためのパウダーがそうしてしまうということですね。ありがとうございました。
- yusuke0112
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タルクとは滑石という鉱石を微粉砕した無機粉末のことです。これ自体は含水珪酸マグネシウムというものになりますが、これは保水性もよく、肌に潤いを与える成分になります。 アスベストは建材ですから丈夫な構造にするために一度加熱して繊維質にしますが、この工程によって繊維質がカギ状になり、肺に入ると肺の壁にひっかかって付着して、なかなか排除できなくなってしまいます。タルクにはそういった人工加工された繊維質は含まれていませんから、たとえタルクが肺の中に入っても自浄作用で排除できます。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。吸引してしまう可能性のあるところには使用しないというのが賢明ですね。タルク使用の表示がありますが、全否定するつもりはありませんが、やはりアスベストが絶対含まれていないと限りませんので注意しようかと思ってます。砕石場近くの方のじん肺被害を考えると量的にはパウダー位では大丈夫かもしれませんが、気にする位なら控えます。ありがとうございました。