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中国での灯油の規格について
中国で生活しております。冬場の暖房に使用するため、日本から石油ストーブを送りました。1台は開放式の普通のもの、もう1台は強制燃焼式のもの(ファンヒータ)です。ところが灯油の規格と品質が合わないため、ファンヒータでは何とか燃焼しますが、開放式では芯に火が点きません。高沸点成分とタール分が多いためと考えております。そこでこの中国製の灯油を少々手直ししたいのですが、どなたか方法をご存知の方はいませんでしょうか。 宜しくお願い致します。
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現在日本でしようされている灯油は、石油製品品質確保法の規格を通ったものが国内で使用されています。よって、日本国内の暖房機器についてはこの規格内の灯油(1号白灯油)であれば何ら問題ありません。現在中国や韓国等から灯油が輸入され(規格内の物を現地で精製して)国内で消費されています。この規格は、引火点(40℃以上・硫黄分80ppm以下・セーボルト色+25以上(水は+35です))また他にも蒸留性状や煙点等といった規格があります。 よって中国国内の流通規格が不明なため、何ともいえませんが恐らく現在御使用されている灯油の引火点が高いと思われます。タール分については、色が濃い(黒い)と多く含まれています。 引火点が高い場合は灯油を使う前に灯油の温度を上げると火付きが良くなります。(引火するタイミングが早くなる)もしくは、何らかの方法で引火点を下げる(あまり下げすぎると常温で火が点きますのであまりお勧めできません) あともし中国で流通している灯油の硫黄分値が高い場合、室内で開放式(燈芯型)ストーブを使用すると二酸化硫黄などの有害物質が室内に充満するので、使用する場合は強制排気タイプ(FF式)の暖房機具のみを使用するのをお勧めいたします。
お礼
ご回答頂きましてありがとうございます。ご指摘いただきましたように灯油を加温して試してみます。また引火点の40℃付近の脂肪族系の溶剤を添加してみます。ありがとうございました。