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京都議定書発行までの(今までの)流れについて・・・

京都議定書発行までの(今までの)流れについて、そしてこれからどのように進んでいくのか知りたいので知っている方は(サイトなども含めて)教えてください!お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • y-konsan
  • ベストアンサー率37% (30/79)
回答No.2

 京都議定書の基本的考え方は次のとおりです。IPCC第3次評価報告書によると、大気中の二酸化炭素濃度は42万年間、180~280ppmで推移していたが、産業革命ごろから上限を突破し、2004年現在では374ppmです。最近は年間2ppm以上と加速度的な増加となっています。これをできる限り低く抑制するために平成9年、京都会議が開催され、安定期の2倍の550ppmで安定させるために、100年間で先進国は現在の三分の一まで削減しようと話し合われました。2010±2年までに5%(日本は6%)削減しようとする京都議定書は最終目標への一里塚といえます。  しかしながら、この目標では地球規模の悪影響が顕在化する限界ラインの「気温が2度を超える」可能性が大きく、悪影響を未然防止するための475ppmラインが今年5月、環境省中央環境審議会から発表されました。EUからも昨年、同様の発表がされています。これによりますと、世界全体で1990年比で2020年までに10%減、2050年までに50%減、2100年までに75%減となっています。先進国は後進国に先駆けて削減する京都議定書の主旨に基づくと、先進国である日本はこれより大きい削減計画が必要と思われます。英国のブレア政権が2050年までに消費エネルギーを60%削減とした構想はこの考え方によるものと思われます。日本も先進国なので、1990年比で2020年までに20%、2050年までに60%程度の削減が必要ということになります。

その他の回答 (2)

回答No.3

 どうしてCOP3の後何年も国際交渉を続けていたのか、についての内幕を、環境NGOの資料を使って書いているのが、 参考URLに示します京都精華大の先生達のメールマガジンの連載です。一読いただければ。  これからは、今年度の炭素税(環境税)導入論議を除けば、京都議定書の目標達成を目指して粛々と2012年の目標(約束)期間末まで国内対策を強化していくはずです。  しかしまあ5月末に閣議決定された「京都議定書目標達成計画」も、実際にはCOP7後の国内対策の中身から大同小異でしたので、むしろ回答No.2の方の仰るようなポスト京都議定書の長期的な目標の話が固まってから大慌てでバタバタ国内対策に取り組むように思います。

参考URL:
http://www.kyoto-seika.ac.jp/jinbun/kankyo/magazine/index_genre/index_climate.html#global_warming
  • o24hi
  • ベストアンサー率36% (2961/8168)
回答No.1

 こんにちは。  まずは、基礎資料のサイトの紹介です。 http://www.env.go.jp/earth/ondanka/cop.html

参考URL:
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/cop.html

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