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15万G

家電カテゴリかとも思ったんですが、原理的な話なので、こちらにしました。 TVの掃除機のCMで吸引力が15万Gとか言う話なのですが (http://www.g-field.net/gs/gs_dyson_faq.html) なんだかとてつもない話で、 1グラムの小石が、150kg相当の重さになるような気がします。 これってどえらい吸引力ですよね。 本当にそう言えるようなものなのか? あるいは、数ミリグラムのホコリに対してはそうなのだとか、極限定された部分での話なのか 一体実際の所どうなんでしょうか? また、比較として、普通の掃除機の吸引力ってGでいうとどれくらいと言えるものなのでしょうか? 普通に考えたら数Gでも身動きできなくなるのに15万Gもの力で吸い付いたら掃除にならないような気がします。 http://www.dyson.co.jp/tech/dysoncyclone/default.asp?sinavtype=menu のWebページには15万Gなどという表記はないようですが・ 単にTVだけの誇大広告ですか?

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  • First_Noel
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回答No.2

遠心力による半径方向の加速度=v^2/r=150000×9.8 掃除機の大きさからしてr=0.1(m)とすれば, v=√(150000×9.8×0.1)=約383.4(m/s)・・・回転速度 回転数(Hz)=v/2πr=383.4/(2×π×0.1)=610(Hz) つまり1秒間に,掃除機の吸引力の要である ロータリーポンプの回転翼が610回転していることになります. これはさほどすごい数字ではありませんね. 掃除機にしてはすごいのかも知れませんが. 通常の掃除機が交流モータを使っているなら関西なら60Hz,関東なら50Hzです. この何倍かで回転する掃除機もあるのかも知れません. でも世の中の,そこそこのポンプなら,このくらいは特記するほどではありません. さて15万Gと銘打つことに関しまして, 確かに回転翼はそのくらい回転するにしても, 回転翼に張り付いたホコリはそのくらいのGを受けるにしても, だからと言って,回転翼より下流での吸引力はと言えば,これはGで表現されるものではなく, 排気流量で表されるべきです(毎分何リットル,とか). 普通,ポンプの性能は排気流量(単位時間当たりに回転翼を通過する空気の体積)で 表されますので,「掃除機が15万G」と言われても, よく分からないことで比較しているなぁと思ってしまいます. (「うちの家の豪華さは25℃なんだぜ!」と言うような感じ.)

BLUEPIXY
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 掃除機としては結構あり得る数字ではあるのですね。 やはり、そういう部分的にところで生じうる数字が出されているということに過ぎないのですね。 吸引力が15万Gでなく遠心力が15万Gであるとして、 掃除機の中のゴミが15万Gの力を受けるとしたら、 1gのゴミ(例えば、落ちていた1円玉を吸い込んだ)が、 掃除機の中で掃除機の壁面を150kgの力で押すようなことになると思うのですが、そうすると、暴れるシャワーホースみたいな状態になってとても片手では支えられないと思うので、とても掃除機の中で遠心力が15万Gあるようには思えません。 結局あまり意味のない数値ということなのですね。 言われる通り、排気量の方が掃除機の能力としてわかりやすいと思います。

その他の回答 (4)

  • tojyo
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回答No.5

Webページ上でも150000Gの数字は出てきますね。 でもこれはあくまで150000Gの力で空気と埃を分離しているだけですね。 吸引力は普通の掃除機と同程度で、「吸引力が低下する原因となる埃を150000Gの力で分離しているため吸引力が低下しません。」というだけですね。 もし150000Gの力で吸引されたら・・・周囲数km何もなくなってしまうかも・・・。

BLUEPIXY
質問者

お礼

皆様、しょうもない質問に答えていただきありがとうございました。 結局の処、ファンの端っこの部分で、15万Gは生じているということは言えても そのことは自体は、吸引力と直接の関係はなく また、そのファンによって生じる空気の流れにつられる形のゴミに働く力としての遠心力では15万Gは生じてはいないということになろうかと思います。

BLUEPIXY
質問者

補足

吸引力については、#1のお礼欄でも書かせていただいたように、遠心力の勘違いでしたすみません。 >150000Gの力で空気と埃を分離しているだけ #2のお礼でも書かせていただいたのですが、 それが本当だとして 掃除機の中のゴミに150000Gの力がかかるとしたら、 掃除機はどうして暴れ回らないのでしょうか?

noname#25358
noname#25358
回答No.4

(こっそり補足。計算を少々間違えてました。恒星の限界重力値は5000万Gでした。質問とは関係ないですが念のため)

noname#25358
noname#25358
回答No.3

 計算してみました。  最新の天文学によりますと、恒星が1つの固体として持ちえる最大重力は5000Gです。  これを超えると恒星としては存在できなくなるんだそうです。(重力崩壊するのかな? よく分かりません)  よって、15万Gともなると……(笑)  結論としては、計算間違いがそのまま記事に載っちゃったってことになりますね。(それともGってのは重力の単位じゃないのかも)

BLUEPIXY
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 重力加速度の何倍の加速度があるかということで、力としては、質量が問題になりますから、恒星としてのとしての耐えうるGとホコリやゴミにかかるGとはちょっと比較が異なるような気がしますが、いずれにしてもどえらいGですよね。

回答No.1

遠心力については、回転半径と回転数の2乗に比例するので、掃除機の中でも高速で空気を回転させる事が出来れば可能です。 上記の数値を公表していないので、誇大(古代)広告の可能性はあります。業務用の大きな製品(回転半径が確保できる)で出てますとか、昔は出てた。 メーカーとしては、『フィルターに行く前に、サイクロン部分で、埃と空気を分離しています』と言いたいのだと思います。 吸引力については、吸込み口での風速に関係してくるので15万Gは出ません。 掃除機に限らず、家電製品は数値以外の使い勝手が影響するので、日本製品が1番です。 うちには、ドイツ製、韓国製、日本製と3台掃除機が有りますが、日本製が1番使われています。

BLUEPIXY
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 質問を書き込んだ後、吸引力ではなく、遠心力が15万Gと書いてあることに気がつきました。 そうですね、遠心力がどうこうというより >『フィルターに行く前に、サイクロン部分で、埃と空気を分離しています』 という機能が、吸引力を落とさないための工夫であるとそういう風に説明もされています。