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対外直接投資
対外直接投資が日本にもたらす効果として、段階を追って (1)輸出誘発効果 (2)輸出代替効果 (3)逆輸入効果 があるそうなんですが・・・これってどういうことですか?ひとつずつわかる方お願いします。
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(1)輸出誘発効果 相手国に投資をすると、相手国のGDP(≒可処分所得)が増えるので輸入が増えます。したがって、自国からの輸出が増えます。 もう少し言えば、中間財輸出誘発効果のように、投資の結果需要が(他の消費財よりも多く)増えることもあり得ます。 (2)輸出代替効果 今まで輸出していた財を現地で生産すると、輸出は減ります。その効果です。 (3)逆輸入効果 簡単に言えば、自国で作るより相手国で作った方が安い場合、自国で作るよりも相手国で生産します。その結果、相手国で作った財を自国に輸入します。
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- hiro0294
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回答No.2
対外直接投資をする場合、具体的な形としては海外に工場を建てることになります。 輸出誘発効果とは、その工場を建てるために資材・生産機械・生産のための部品(中間財)を日本から持っていく必要があるため、輸出が増えることを指します。 輸出代替効果は、その次の段階として、海外での生産体制が整えば、日本から輸出していたモノも海外で作れるようになり、日本からの輸出が減る(現地生産品で大体出来るようになる)ことを言います。 逆輸入効果とは、現地での生産規模が更に拡大して生産性の向上が進み、日本よりも安く作れるようになることで、海外から日本への輸入が増えることを指します。