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白樺の幹はなぜ白いのでしょうか?
白樺の幹はとても白いです。 白樺にとって幹が白いということにどんな意味があるのでしょうか? 他の木はたいてい茶色で、緑色のものもあります。 わざわざ白を選択したのにはどのような生き残りの戦術があるのでしょうか? よろしくお願いします。
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私は、信州の田舎でシラカバの木をよく見ます。そして、その芽や葉などを幹を背景にしながらよく写真に撮ります。 これまで、なぜ?という気持ちよりも「生物の多様性」によるものとばかり思い込んでいました。ご質問はとても勉強になりました。感謝しています。 「白樺の白い色素の成分は「ベチュリン」という結晶性の化合物だそうです。白樺の木を触ると、手に白い粉がつくことがありますが、それはこの結晶のせいだと考えられます。一般にカンバの仲間(ダケカンバ、ウダイカンバなど)はベチュリンを含んでいるので白っぽく見えるのです。」 とのことだそうです。
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- suiran2
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回答No.2
白樺の肌が白いのは「ベチュリン」のためですが,それではなぜ白樺は「ベチュリン」を分泌するのかということは良くわかっていないようです。 しかし,質問者さんの#1さんへのお礼にありますように「ベチュリン」は白樺を保護していることは確かなようです。 事実「ベチュリン」を失った白樺の肌は,白樺独特の赤ちゃんのようなきれいな真っ白な肌から,老人のような茶色で裂けた肌に変わってしまいます。まるでブナやマツのような肌になります。そして,樹勢も衰えるようです。
お礼
ありがとうございます。 白樺は木の中でもっとも気高く感じられますね。 ベチュリンで検索しますと、ベチュリン及びその配糖体には殺シロアリ活性,抗菌活性,ヘルペスウイルス増殖抑制作用,魚毒性,抗炎症活性が見出されるそうです。 この質問は、先日信州の霧ヶ峰高原を散策したときに感じた疑問でした。 地元の人に白樺の皮を迎え火に使うと聞かされ、白樺にいっそう親しみを感じました。