- ベストアンサー
眼底出血について
僕の彼女(25歳)が、依存型糖尿病(IDDM)になって13年目ですが、最近眼科に行ったら眼底出血があると言われました。(半年前の検査には眼底出血は無し) これから、ひどくならないようにするには血糖コントロール以外に具体的にどうすればいいでしょうか。 また、出血痕が消えることはありますか? 血管にいい?食べ物、栄養素は何かありますか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
軽い低血糖発作は、インシュリン治療中の患者さんにはよくあることです。 いつも飴等を持ち歩くようにして、倒れそうになる前になめて調整します。 このくらいの低血糖は、そんなに気にしなくてもいいのですが、しょっちゅう意識をなくす寸前か、一人で立っていられなくなるほどの発作を起こすのは、眼科的にも網膜症の増悪因子なのです。 インシュリンの量にあった定期的な計算されたバランスの良いお食事を心がけて、過激な運動等で汗やエネルギーを使う時は、こまめに自分で血糖の状態を感じ取れるように慣らしていきます。 大リーグの有名な投手で一時日本の巨人にも在席したことのある選手もIDDMでしたが、立派にプロの選手としてやっていました。 何事もやって出来ないってことはないんですよ。 結婚はもちろん、出産も可能です。 もっとも医師の丁寧な管理が必要ですが・・・。 あなたのような暖かい、大きな愛に包まれていれば、大丈夫だと私は思いますよ。 二人三脚で頑張ってくださいね。 お大事に・・・。
その他の回答 (1)
- unyako
- ベストアンサー率85% (82/96)
眼科医です、ご心配ですね。 依存型というのは、インシュリン依存型のことで、インスリン依存型糖尿病(以後IDDM)はある種の自己免疫能(体質)を持った人にウィルスが感染(風邪など)した時に、膵臓のランゲルハンス島が壊れてしまいインスリンが出なくなって発症します。小児型糖尿病とも呼ばれます。遺伝はありません。 若くて痩せている人に多いのが、成人型糖尿病(NIDDM)との決定的な違いで、治療には最初からインシュリン注射が必要です。 さて、この場合の糖尿製網膜症ですが、病気発症から10年くらい経つとどうしても出現してくるようです。 ただし、常にHbA1c(ヘモグロビンA1c)を6.5%以下にコントトールすることで、増悪を防ぐことが可能です。 また低血糖発作にも十分ご注意ください。 これも悪影響があります。 小さな出血だけなら視力に大きく影響しませんので、そう目くじらを立てなくても大丈夫。 ただ、これからは内科だけでなく、必ず眼科の定期受診を忘れないでくださいネ。 下記の日本眼科医会の「糖尿病と目」のページをご参照ください。
補足
ご解答ありがとうございます。 ところで、低血糖発作についてですが、具体的に低血糖発作とは、意識喪失までになった段階を言うのでしょうか?それとも、自覚症状のある人もいますが、そういった低血糖だなぁ、と自覚症状(血糖値50くらい)が出た段階でも低血糖発作に当てはまるのでしょうか?
お礼
お忙しい中、こんな時間に、本当にためになるアドバイスをありがとうございますm(__)m。 感謝いたします。 unyakoさんの、アドバイスを読んでいると本当に励みになります。 精神的にも支えになる文章ですね。 unyakoさんみたいなお医者さんばかりだと、患者さんは本当に安心できますね。 これからも、よろしくお願いいたします。 そして、がんばってください。 どうも、ありがとうございました。m(__)m。 それでは、失礼致します。