- ベストアンサー
コースの定理
「取引費用を無視できるならば、問題当事者同士の交渉に任せておけばよい。」などという勝手な定理は本当に実現するのですか?それとも、パレート最適を説明するための前置き仮定なのですか? もしコースの定理を実際に適用できた事例があれば、ぜひ教えて下さい。お願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
『企業・市場・法』ロナルド・コース著をどうぞ ロナルド・コースは著書『企業・市場・法』でいくつかの例をあげて説明しています。コースの定理とは後にジョージ・スティグラーが名付けたもので、その本質は多くの人が解説していますが、今ひとつピッタリしませんね。やはり『企業・市場・法』を読んで理解する必要があるでしょう。解説書・説明書を読んでも「取引費用を無視できるならば、問題当事者同士の交渉に任せておけばよい。」などというとんでもない理解の仕方になってしまいます。 『企業・市場・法』ロナルド・コース著 宮沢健一・後藤晃・藤垣吉文訳 東洋経済新報社 1992.10.29 を読んで下さい。
その他の回答 (1)
- at9_am
- ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.2
因みに。 コース自身は取引費用が必ず存在することを強調し、したがって当事者同士の交渉に任せることは出来ないという主張をしていたそうです。
質問者
お礼
なるほど。逆説を述べたのでしょうか。 かなりすっきりしました。
お礼
有難うございます。 私は専門的に経済学を学んだことなどなく、センスが悪いからこんな疑問を感じてしまうのかと思っていたのですが、やはり他の方も同様なのですね。 ご紹介頂いた本は、ちょっと高めなので、図書館などで調べてみたいと思います。