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債券と株式について教えてください!
この2つの違いはなんなんでしょう?債券も株も同じように思えるのですが、どうなんですか?教えていただきたいです
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債券とは、発行体(国や地方公共団体、企業など)が投資家から資金を借り入れる為に発行します。 つまり債券は返済の義務がある借金です。 普通の債券の場合、償還時の元本返済と決められた利率を発行体が投資家に保証します。 通常はパー発行(単価100)で発行し、パーで償還しますが、債券の入札状況によって、アンダーパーやオーバーパー発行になる場合もあります。 基本的に投資家の最終リターンは金利+償還差益(償還差損)です。 債券の利回りは市場金利と信用度(安全性)によって決まります。 それに対して株式による資金調達は、資金を一度集めてしまえば、投資家に返済する義務は無く、利払いの必要もありません。 つまり株式は返済の義務のない借金と考えて良いでしょう(だから貸借対照表には「負債の部」に資本の部がある)。 その代わり、投資家側に議決権も付けるので、いい加減な経営をすれば、村上ファンドみたいに「配当をもっとだせ!」とか株主代表訴訟を起こされたり、場合によっては敵対的TOBを仕掛けられたりします。 株式の場合、将来の株価上昇や増配によって株主の期待に答えるのに対して、債券は確実な償還時の元本保証と利払いが期待されます。 又、発行体が倒産した場合、株式は劣後ですが、債券は優先です。
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A社の債券と株式があるとして、それを買った人は 債券・・・A社にお金を貸しています。貸し賃として利息をもらいます。満期が来たら元金を返してもらいます。お金を貸しているだけなので、A社の経営には口を出す権利はありません。A社破綻時には債権者です。 株式・・・A社の将来性に期待して出資している形となります。満期はありませんので、元金で返ってくる保証はありません。出資している見返りとしてA社に利益が出てれば配当を受け取る権利がありますし、経営に口を出す権利があります(議決権)。 A社破綻時には、出資した金額の範囲(A株を買った金額)で責任を取る義務があります。要するに株がパーになるということ。
「又、発行体が倒産した場合、株式は劣後ですが、債券は優先です。」の部分は間違えの場合もあるので、この部分は無視してください。 ごめんなさいm(_ _)m
- lune_ec
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債券:会社(に限りませんが)の借金証書です。借金ですので、債券の償還期限がくれば債券を持っている人にお金を返さないといけません。 株:「会社を作るときに、お金を出しました」(=出資と言います)という証書です。出してもらったお金は会社のお金(資本金)になりますから、基本的には返す必要はありません。
お礼
なるほど。わかりやすい説明ありがとうございます!
お礼
ありがとうございます!初心者なのでそのへんの理解があいまいでした。すっきりしました!