日本が有人宇宙飛行船を開発しないのは何故でしょうか？

質問

アメリカやロシアでは、有人宇宙飛行船や宇宙ステーションなどの開発をしています。
日本はどうしてしないのでしょうか？
大型ジェット機なども外国のものを購入しているようです。
日本の科学技術が世界レベルと比べて遅れているからなのでしょうか？
それとも政府の方針ですか？

よろしくお願いします。

回答No.15

First_Noel · ベストアンサー

＃１１です．
日本のロケット技術の名誉のために再度すみませんが，
日本のロケット打上成功率は過去振り返れば９０％程度で，
日本の１００倍も打ち上げている欧米と比べても遜色のない数字です．

ただ直近の１０本を取り上げれば成功率は８０％程度とぐっと下がります．

ロケットに限らずなんでも，最初のうちは初期故障が出るものです．
そして最初のうちの失敗にうまく対応していけば，
成功率はおのずと，学習曲線に従って上昇してくるものです．

でも日本は年間４本しか打上が許されていませんし，
地上燃焼試験を行うのにも限度がありますので，
Ｈ２ＡとＭ－Ｖに関して言えば，まだ初期故障の出る段階にあると思います．

これを「技術がない」と称するのは，余りにも辛口ではないかと思います．
この初期故障発生は，ロケットに限らず，技術と名の付くもの全てに
必ず起こっているものです．

そして習熟したロケットを打ち上げている欧米ですら，
ＳＡのアリアンＶも最初はひどいものでした，
平均して成功率は９０％強，機種によってはデルタロケットの９５％もあれば，
８５％のものもあります．
総じて言えば，習熟した欧米の成功率は，その１００分の１も打ち上げていない
日本より数ポイント良いだけにすぎない，と言えます．

さて，上記を踏まえて有人ロケット開発を考えれば，
無人試験で初期故障を乗り越えて対処したとします，
それでいざ有人を始めてみれば，１００フライトに１回重大事故を起こすことは
まだまだ世界的に克服されていない状況です．
日本はこの現状を受け入れられる国ではないのです．

回答No.4

BLUEPIXY

日本でも一応宇宙ステーションの（一部分の）開発はされておりますよ。

参考URL：

http://www.jaxa.jp/missions/projects/iss_human/index_j.html

回答No.3

3199

飛行船や宇宙ステーションなどの開発はかなり軍事的な要素があります。日本は戦後、かなり厳しく軍事目的に転用できる技術の研究開発などは規制されていましたので、遅れてしまっているのです。
でも、日本の技術もかなりNASAでは使われていますよね。

回答No.2

asuca

やりたくてもそんな予算は計上されませんので。

回答No.1

rmz1002

「そこまでまだ技術がない」からです。
無人のH2ですら満足に飛ばせない状況で有人ロケットなんて・・・。