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片麻痺患者の車椅子の注意点について・・。
介助側は、片麻痺の患者さんの車椅子移乗時と車椅子操作時にどんな事に注意すればいいでしょうか?ぜひ、教えてください。
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それでしたら、漠然としてしまいますが、移乗の手順は、よく教科書の看護手順にかいてあるものでよいかと思います。基本的は安全・安楽にです。 片麻痺があると、バランスが取れませんので、麻痺側の足を、介護者の足で支えながらトランスします。(現実問題、バランスが悪いと、安全のため、前から支える人と、後ろから腰を持ち支える人と、2人介助になります。) また、感覚障害などあるので患側管理といって、麻痺側の手足が損傷しないようにこちら側で観察しなければなりません・・・。麻痺が重度であれば、アームスリング(三角巾でも可)で麻痺側を損傷しないよう保護したりします。 車椅子乗車時ですと・・・全介助レベルだと座位バランスも悪いと考えますが・・・ベルトやカットテーブル(車椅子の上にテーブルで固定してずり落ちないようにするもの)を使用したりします。 あと、目を離すときは、ブレーキ・フットレストはかならず確認する・・・。 こんなことでよいのでしょうか?他に何か知りたいですか?一応、リハビリ病棟で働いていたことがありますので参考にしてみてください・・・
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- hikarunogoban
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車いすへ移乗するときに、アームレストを邪魔にならないようにあげますね。 座った後、アームレストを元に戻すのですが、夏場など、 腕に少しこするだけで、皮膚が擦り傷になったりします。 麻痺側の皮膚はとてもデリケートです。 自分の手を間に入れて、直接当たらないようにしています。 麻痺側の足が突っ張っている時は、車いすを方向転換する時に要注意です。 つま先が当たっても痛い事が判らないので、いつの間にか、皮下出血している事があります。 着替えをする時に、介護者も患者さんもびっくりです。 車いす操作時に坂だと結構注意するものですが、 平坦な道のデコボコの時、座っているからと思っても 麻痺があると、とても不安定です。 ゆっくり進む事と、様子を見て、深く座り直しをしましょう… 健側の足や手を、介護者に合わせて使って貰うように声をかける事も大切です。 ごく基本の事ばかりですが、現場で実際に見聞きした事です…
お礼
細かな配慮が必要ですよね!どんな些細なことでも見落とさないようにがんばります!!ありがとうございました。
- KAAZ
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大体お知りになりたいであろう回答は既に出ているかとは存じますが… 麻痺患者さんのトランスファーを、「全介助だから」といって、介助者が「引張り上げ」たり「持ち上げ」たりしていると、麻痺の改善を阻害してしまいます。(Br.stageが固定してしまう) BobathとかKinesthetik等の概念に基づいた移乗介助をおこなうことで、患者さんの予後を「良いもの」にします。5年後・10年後の患者さんの状態が、介助法ひとつで変わってしまうことを頭において移乗させてあげてください。 ようやく数年前からは、看護協会もキネステティクに高い関心を持って普及を奨めているようですよね。 是非、患者さんの筋緊張異常を増悪させる手法は避けてくださいね。よろしくお願いします。
お礼
しっかりと知識・技術を身につけたいと思います。ありがとうございました。
片麻痺の患者さんの車椅子操作といっても奥が深いので、もう少し具体的に状況を教えていただければ、よいのですが・・・。 ・どこの疾患で(脳梗塞や脳出血など) ・どれくらいの麻痺があるのか? ・高次脳機能障害の有無と種類 ・どの時期にあるのか?(急性期・回復期でリハビリ中など) ・全介助か一部介助か? ・どのような場面での介助なのか・・・ などによって、介助の仕方、注意の仕方は異なりますので具体的に教えていただければ答えやすいです。
補足
特に具体的なものではありません。 看護師の勉強をしていて、ADLに障害のある高齢者への看護技術を調べています。 全介助でベットから車椅子への移乗時です。宜しくお願いします。
お礼
教科書だけでは分りにくかったので助かりました。初歩的なことですが、確認の意味でみなさんの意見を聞きたいと思いまして書き込みました。 ありがとうございました。