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FXのスワップについて

外国為替保証金取引について調べているのですが 本などを読んでも儲かることばかり書いているので いまいち納得できていません。 で質問です。 スワップで日本円からだと他国の通貨を買いの ポジションをとると多くの金利を受け取ることができますが 為替というゼロサムがある限り買いのポジションを取る人が いれば売りのポジションの人も同数いなければ成り立たないのでは? と思います。 まさかプロの人が庶民の為に売りのポジションを取って スワップ分の支払いをしてくれてるとも思えません。 推測なのですが金利の高い国は既に実力以上の 為替になっているのでしょうか? (というか国の通貨の力+金利=為替レートにそもそもなっている?)

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  • kent-goo
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回答No.2

>買いのポジションを取る人がいれば売りのポジションの人も同数いなければ成り立たないのでは? 同数います。 どうしてもバランスが取れないときは(為替相場は底なしに下落したり、どこまでも上昇したりすることになりますが)、政府がバランスが取れない分の相手方になります。これは為替介入と呼ばれます。 >プロの人が売りのポジションを取ってスワップ分の支払いをしてくれてる。 証拠金取引の場合、あなたが高金利通貨を買っても、実際にその通貨を受け取りません。通貨は売り手の手元にあります。その通貨には利息がついてきます。それをあなたに支払っているだけのことです。 ちょっと乱暴な説明ですが、要はそういうことです。 >金利の高い国は既に実力以上の為替になっているのでしょうか? 妥当な為替相場はいくらかというのは、誰もわかりません。しかし、購買力平価説で妥当相場を計算できます。それが、実質実効為替レートです。 これによれば、ドルはほぼ妥当な位置にあり、ユーロは天井に近い位置にあります。円は妥当レートよりやや低い位置にあります。 でも、だからと言って、これから円が強くなり、ユーロが弱くなるとは言いきれません。 >国の通貨の力+金利=為替レート 為替相場は需給で決まります。つまり、経常収支と資本収支で決まります。 国の通貨の力とは経常収支(又は貿易収支)、金利とは資本収支と大雑把に考えてよいでしょう。

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回答No.3

 買いポジションと売りポジションは絶えず同数です。ただし、茲では、実需(輸出業者、輸入業者、他通貨への投資家など)で為替取引をする人、投機的にする人さらにその人たちの相手方となる金融機関、取引業者がいます。実需及び投機家の通貨の需要が時間的にづれるのが一般的でしょうから、この場合は金融機関及び取引業者が一時的にポジションを取ることになります。ここで金融機関等は、時に自らの相場観も入れながら、売値と買値の値段をコントロールすることにより収益を上げることになります。  これら、取引関係者の中には、高金利通貨を売り持ちし、スワップポイントを払ってでもそのポジションを維持したい人が出てくるわけです。実際には、個人の投機家でもそういう人は何人もいます。具体的には、日本のドル建てで取引をしている輸出業者を想起してください。ドルが下がると思ったら実際に現金は持っていなくとも、例えば、3ヶ月先で入金予定のドルを売ることになるでしょう。当然このときには、この業者は、3か月分のドルと円の金利差は享受することはできず、この分だけ現在より安くドルを売ることになります。一方、高金利目当てにドルに投資する人もいるわけです。或いは、単に通貨としての、円またはドルに投資する人もいるわけです。  これらの合成された結果出てくるのが一般的に表示される為替レートです。  上記のように、金利だけが為替レートの決定要因ではないわけですが、金利が高い分だけその国の経済力或いは国力(この場合、軍事力、国際的影響力、地政学的リスクを含めた国としての安定性なども勘案することになると思います)より高めということはいえると思います。    ただし、いわれるところの「実力」はなかなか測るのは実際には難しいのではないでしょうか。

noname#19624
noname#19624
回答No.1

>推測なのですが金利の高い国は既に実力以上の >為替になっているのでしょうか? この謎を解いてみましょう。 米国のように比較的金利の高い国はインフレ率が高いから金利が高いと考えます。 1995年4月に1$=79.75円になりましたが、既に10年経っていますので貨幣価値が異なります。 これを大雑把に現在価値に直してみます。 1995-2003までの物価上昇分は 米国≒24.13% 日本≒-0.54% 日米インフレ格差≒24.80%(9年間) 2004年のインフレ格差を3%とした場合(まだデータが出来ていないので、この値を使います) 日米インフレ格差≒28.54%(10年間) これを使って現在価値に直すと・・・ 1$≒79.75円/1.2854≒62.04円 1998年8月の1$=147円の場合も同様に(多少データがずれますので大雑把に) 1$≒147円/1.2076≒121.73円 中心値≒√(62.04円x121.73円)≒86.90円 大雑把になってしまいましたが、このデータを見てどう思いますか? 私が思うにはpasaersさんのご指摘どおり、米国の為替は実力以上になっている可能性は否定できません。 >為替というゼロサムがある限り・・・ このまま日米インフレ格差が年3%続けば、アメリカは輸入が増え、輸出が減りますから理論的に長期的には円高になります。

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