私は昔はかなりの方向音痴でした。
自分として自信があるのに、必ず違う方へ行ってしまって、当時は自分の思っている方向こそ逆なんだと思うようにしてました。
少しはまともになってきたなと思うようになったのは、自動車に乗るようになって3年くらいたってからです。よく迷って、何度もぐるぐると走る事を何年かやっていると、知らない場所でも方向がわかるようになってきました。
その方向というのは、東西南北って事ではなく、「たぶん、この道はこういうふうに繋がっているのだろう」みたいな予測が出来る感じです。
私の知り合いに、初めて行った場所でも知っているかのように歩く人がいるのですが、その人はいつでも非常に良く歩く人なので、ああ、なるほど、目の前の景色を憶えるような能力はほとんど必要なくて、自分で道路整備を任されたようなつもりでなければならないんだなと納得したものです。
先天的な能力がある人ならともかく、そうでない人は一朝一夕になんとかなるものではないと思います。知らない道を一人または二人以上の先頭を歩くような事を繰り返していくうちに少しずつ改善されるように思えます。
今後の楽しみが1つ増えたと考えてみてはどうでしょうか。