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給与支払報告書について
給与支払報告書には市区町村提出用ということで、正本・副本の2枚があるのですが、これって何か意味でもあるのでしょうか?税務署提出用は1枚なので、本来1枚出せばいいと思うのですが、下手に2枚出すと二重課税の原因にもなりかねないし。 また、この用紙の「扶養親族」の欄に「従人」という項目があるのですが、この意味は何でしょうか?「控除対象配偶者」の欄の横にも、「従有」・「従無」という項目があります。あまり使う項目ではないと思いますが、少しでも節税するために項目の意味くらいは把握しておきたいと思いますので、どなたかご存知の方、ご指導くださいませ。よろしくお願い致します。
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給与所得の源泉徴収票とひとつづりになった「給与支払報告書」に関してですよね。税務署提出用は役員で150万円超、それ以外の社員で500万円超の支払額といった一定の条件を満たす場合のみ税務署に提出します。 給与支払報告書はそれぞれの社員の住所を管轄する市区町村へ2枚提出します。下記の例は江戸川区のものです。 http://www.city.edogawa.tokyo.jp/sec_zei/download/tokucho.html 「従有・従無」とは「従たる給与の支払者が、自己が支払う給与から配偶者控除をした場合には「従有」欄へ、しなかった場合には「従無」欄へ〇を」するようになっています。 「従人」は従たる給与の支払者が支払う給与から控除した扶養人数などの書き入れる欄です。 http://www.rakucyaku.com/Topics/N02/N020200/ 従たる給与の支払者が控除できるケースは「2か所以上から給与等の支払を受ける人で、主たる給与等の支払者から支給される給与だけでは扶養控除等の人的所得控除が控除しきれないと見込まれる人が、主たる給与の支払者以外の給与の支払者から支給される給与から配偶者控除や扶養控除を受けるために行う手続きです。」(「」内引用) http://www.nta.go.jp/category/yousiki/gensen/annai/1648_07.htm この実務は経験があるはずなんですが、すっかり忘れていて調べなくてはならず自信無しとします。
お礼
早速のお答え、ありがとうございます。 あまり使わない項目とはいえ、レアケースとして使う場合を想定し、予備知識を得ておこうと考え、質問しました。 よく整理されたお答えで理解できました。