• ベストアンサー

小田急ロマンスカーの台車はなぜ中間にあるの?

ロマンスカーの台車は、普通の電車と違って車両と車両の中間にあるように見えますが、それはなんでですか? 何かメリットがあるのでしょうか? 他の電車ではそうしないのはなぜですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • cubics
  • ベストアンサー率41% (1748/4171)
回答No.4

台車が連結部にある連接車は、曲線に対する追随性が増すので、曲線区間(カーブ)での安定性、高速走行性が向上しますね。 乗り心地も車両の端部(はじの方)が、普通の台車の場合のように曲線に対して大回り(バスの後ろに乗ると、交差点でぐるんと横に振られますよね)しないので、かなりよくなるのではないでしょうか。 特急列車としては乗り心地は大切ですね。 一方、台車が少ないので、重量が分散できません。 通勤車両のようにたくさんの人を乗せる場合、人の重さもありますが、それ以上に高加速、高減速が必要で、車両も重くなります。長さも長くなります。 台車が少ないと1台車あたりのモーターのパワーも大きくしないといけませんね。 あとは、他の方もおっしゃるように運用などの問題もあって、通勤用には使われないのでしょう。

goo262
質問者

お礼

#1~4までまとめてお礼させていただきます。 ありがとうございました。 メリットは、 1.オーバーハングが無い事と車軸間距離が長くなる事による乗り心地の向上。 2.車両間がバネで接続される事で横揺れ方向の固有値が下がる事による脱線ポテンシャルの向上。 デメリットは、 連結・開放の工数アップによる運用面での問題 という事でよろしいでしょうか。

その他の回答 (4)

  • ALF7001
  • ベストアンサー率37% (65/172)
回答No.5

JR東日本で現在試験中の次世代通勤形電車E993系「ac@train」に連接台車が採用されています。普通の車両よりも若干短い車体を連接台車で連結しています。 通勤車両で連接台車を採用するメリットとしては、 ・車体が短いのでカーブするときにカーブ内側への車体の張り出しが少ない。そのため、車体幅が広くできる。(乗車定員が多くできる。) ・連結部の床がカーブに合わせて回転するターンテーブル状になっているため、連結部も立ち客スペースに出来る。 その他にも台車数の減少によりコストダウンや軌道に与えるダメージの低減(軌道メンテナンスの低減)などが期待できます。 一方、簡単に増解結が出来ないというデメリットもありますが、首都圏のJR各線では固定編成化が進んでいるため問題にならないようです。 今年度中にはE993系をベースにしたE331系量産先行車が京葉線に投入される予定です。

goo262
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 ちょっと質問があります。 >・車体が短いのでカーブするときにカーブ内側への車体の張り出しが少ない。そのため、車体幅が広くできる。(乗車定員が多くできる。) これは連接にした事によるメリットではなく、単に車体が短い事のメリットではないでしょうか? むしろ、カーブで車体が内側に移動する量は連接台車の方が大きいのではないでしょうか? 逆に、連接にした事でカーブでは車体の重心がカーブ内側方向に移動し、カーブ通過の上限速度が向上するというのはメリットなのでしょうか? >・連結部の床がカーブに合わせて回転するターンテーブル状になっているため、連結部も立ち客スペースに出来る。 これは納得できますね。 一つの台車に両方の車体が乗っかっているわけですから、連結部での両者の揺れはほとんど一緒になり、渡し板の傾きは減るという事ですね。

  • hallis
  • ベストアンサー率27% (331/1213)
回答No.3

ロマンスカーやTGVの様に車両間に台車があるものを連接車と呼びます。メリットは ・車両単位でなく編成単位で剛性を保っているので、理屈では各車両おのおのが単独で揺れたりしない。 ・上記理由により脱線時しづらい。 ・脱線時の車両分断しづらい ・台車が少ないため、車軸も少ないし、軽量化できる。 デメリットは ・中間車両用に動力用の台車が設計しづらい。(単なる憶測で技術的な裏付けはないです) ・随時、車両編成を変更する事が簡単でない。 TGVは試験車両が時速500Kmを軽く超えているのをみると、高速化に向いていないことはないはずです。

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.2

これは連接台車といいます。 最大のメリットは曲線通過に有利なので、速度向上が望めると言うことでしょう。 一方、最大のデメリットは、編成が固定化されてしまうため、運用の制約が大きいと言うことがあります。編成のどこかに不調があれば、そこを外して運用というのが簡単にはできず、編成ごと運休になってしまいます。 ですから、小田急では運用が固定化できる有料特急に使っているのだと思います。 小田急以外だと、国内では、路面電車や急曲線のある鉄道(鉄道線では東急世田谷線、江ノ電、福井鉄道、広島電鉄、筑豊電鉄など)で連接車が使われていますが、いずれも編成は短い物です。

noname#74310
noname#74310
回答No.1

通勤電車では、時間帯によって車両を長くするため連結が必要です。 脱線したら、復旧が大変です。 日本では、カーブが多く、ナローゲージで飛ばしますから。職員のポカも多いです。安全確認もせずポイントを切り替えるとか、どうしてこんな事故がおこるのでしょうか。 こんどTGVに乗ってみてください。 http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/gunma/050514/kiji02.html

参考URL:
http://www.railfaneurope.net/tgv/background.html

関連するQ&A