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試験問題を作るコツありますか?
高校で情報という科目を担当して1年目の新米です。 初めて試験問題(ペーパー)を作るのですが、どのように 試験問題を作ったら良いか悩んでいます。 1.採点しやすさで言えば、記号で回答する問題。 2.少し難易度の高い、記述式の問題。 3.考えを論述させる論文形式の問題。 4.計算問題があれば、途中式も含めて書かせる問題 など。 複数の形式を組み合わせて、試験を作ることが 良いのかもしれませんが、配分や問題作りに ばかり気が行ってしまい、良い案が浮かびません。 そこで、みなさまが試験問題を作るときのアイディアや コツ、アドバイスいただけると嬉しいです!
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私が先生から教わったことは… <試験に出題する問題> (1)授業でやった内容を必ず出す。 教科書に載っていること・板書したところ・口頭で説明したこと、などについて出題してください。生徒たちが日頃から授業をちゃんと聞いているのか分かりますし、授業内容をどのくらい理解しているのか確認できます。 (2)記号で回答する問題は出さない。たしかに採点がしやすい利点がありますが、生徒が勘を頼りに回答してしまうことがあるので、しないということです。試験には運も大切ですが、それによって成績が判断されるのも良くないような気がします。どうしても記号を使用するのでしたら、サービス問題ということで、比較的簡単な問題に記号を使うと良いかもしれません。あまりにも難しい問題ですと、勘で記号を選ぶことになってしまいますからね。 (3)考えを論述させる論文形式の問題を出す。これは重要ですね。1つではなく、2つ3つあっても良いと思います。しかし、採点は大変になってしまうますけれども、生徒がどのくらい興味や関心を持ち、しっかりとした考えを持っているのか把握できます。 試験問題を作成する上で大切なのは、生徒が基礎・基本の理解ができているか?それらの知識や技能を使って応用問題が解けるか?を判断できる試験問題だと思います。 授業で全くやっていない・触れてもいない問題を出題すると、生徒から反感をかうことになるので注意が必要ですね。生徒が一生懸命に勉強したことが、ありのまま試験に反映されることが望ましいと思います。勉強して頑張ってきたからこそ、この点数が取れたんだという経験が、学習意欲の向上につながるはずです。 参考になれば、嬉しいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 記号問題、なるほどと思いました。たしかに、 勘で大きく点数が左右することもありますね。 考えを論述させる問題も、出したいと思います。 ただ、私の担当している学校は、 学習に対するレベル・意欲が全体的に低く、 興味のある生徒は熱心に聞くのですが、 その較差が大きいです。 勉強したから、点数が取れたんだ!という ことが反映される基礎・基本問題を根幹に 試験を作って行きたいと思っていますが、 全く勉強せずに試験に臨む生徒がたくさんいるそうなので、 (先輩の先生から聞きました) そのあたりを、考慮しつつ、単位不可になる生徒が続出しない程度の 問題を作っていきたいと思います。 丁寧な説明、本当にありがとうございました。