- 締切済み
メールの日付が過去や未来になっています
英文のアダルトメール、広告メール、意味不明なスペルの迷惑メールが2ヵ月程前から来るようになり、ここ一ヵ月は週に100件程度来ます。大抵は迷惑メールフォルダーに振り分けられますので一括削除しています。手間はかかりませんが、気分的にうっとうしく思います。過去ログを見てもこのようなメールで気分を害されている方は沢山いらっしゃると思います。ただメールの受信の日付が明日になっていたり一週間後とか、来年の日付、去年の日付のものもありました。これってどう言う事なのでしょうか。またこれらのメールは海外から送られて来ているものなのでしょうか。英語のわからない日本人に届く確率がかなり高いのに、このようなメールを送付してくるのはどのような目的があるのでしょうか?仮にむやみやたりにクリックすれば重大な被害に遭う可能性があるのでしょうか。どうか宜しくお願い致します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- sinobu_wednesday
- ベストアンサー率54% (701/1296)
> メールの受信の日付が明日になっていたり一週間後とか、来年の日付、去年の日付のものもありました。これってどう言う事なのでしょうか。 メールの日付は、メールを発送した機械(まあ、パソコンか何かでしょう)の自己申告で付けられることが多いです。メールを発送した機械を管理している人物(当然、迷惑メールを発送している悪徳業者か、その悪徳業者からメールの発送を業務として請け負っている業者だと思います)に聞いてみないと、何で時計を合わせてないかの理由は分かりません。 また、9時間ずれてる、翌日である、前日であるなどの場合、時計がずれている訳ではなく、単にメール発送のパソコンのタイムゾーンの設定がない、あるいは誤っている可能性もあります。 本来、パソコンにはその設置場所の時刻(日本国内のパソコンであれば日本時間)を設定する必要があります。何故かというと、海外にメールを送るときなどに混乱しないよう、グリニッジ標準時(イギリスの時刻です)とのズレを予めパソコンに設定し、メールを送るときに「このメールは2005年5月17日 17:00に発送したよ。ただしそれは日本時間で、標準時との誤差は+9時間だよ」という注釈付きで送るのです。受信した側は、時差を差し引きして混乱のないように扱うのですが、そもそも時差の設定がされてなかったり、誤っていた場合には、受信した側(つまりこの場合はあなたのPCです)はそういった調整をすることが出来ず、結果として何時間か過去からメールが届いたり、何時間か未来からメールが届いたりします。 こちらの方も、何故正しいタイムゾーンを設定しないのかは、悪徳業者あるいはその委託を受けてメールを発送した業者に聞いてみないと本当の理由は分からないでしょう。 > またこれらのメールは海外から送られて来ているものなのでしょうか。 発送した場所を調べるには、以下の方法があります。Outlook Expressの場合で説明します。 (1)Outlook Expressを起動して、メールの一覧から調べたいメールを右クリックし「プロパティ」を選びます。 (2)上のタブから「詳細」を選んでください。すると「このメッセージのインターネットヘッダー」というものが表示されると思います。 (3)ヘッダーとは、メールを郵便物に例えると、封筒の表書きに相当するものです。ここにはメールが配達されてくる経路に当たるサーバーの「消印」に相当する記録が書かれています。途中に「Received:~」から始まる行が何行かあると思います。そこを下から順に見ていくと、それがメールの配達記録になるのです。 (4)Received行は、「from ****** by ****** with ******」という構成になっています。ここで、fromのところに書いてあるIPアドレスが「192.168.~」「172.~」「10.~」の3つに該当しない初めての行を見つけてください。ただし、Received行は、下から順に見ていくことにくれぐれも注意です。IPアドレスが見あたらない場合は、その行はとりあえず無視してしまってOKです。 (5)その行のfromの部分に書いてあることが、メールを発送したプロバイダーを追跡する証拠になります。そのIPアドレスがメールを送ってよこしたサーバーになりますので、そのIPアドレスを以下のサイトで検索してみてください。 http://whois.ansi.co.jp/ 例えば(これは決して迷惑メールではありませんが)私が一番最近にもらったamazon.comからのメールの場合、下から順に「Received」を見ていって、「192.168.~」「172.~」「10.~」でない一番最初に出てきたIPアドレスは次のアドレスでした。 207.171.180.101 これを上記のサイトで検索すると、以下の情報が検索できました。 OrgName: Amazon.com, Inc. OrgID: AMAZON-4 Address: 605 5th Ave S City: SEATTLE StateProv: WA PostalCode: 98104 Country: US これにより、このメールを送ってきたのはアメリカ・ワシントン州のシアトル市にあるAmazon.com社であることがわかります。ケースバイケースですが、ここにプロバイダの名前が出てきた時は、そのプロバイダが悪徳業者そのものではなく、悪徳業者が利用したプロバイダがそこだということを意味します。 > 英語のわからない日本人に届く確率がかなり高いのに、このようなメールを送付してくるのはどのような目的があるのでしょうか? コストが限りなく0円だからです。 例えば街頭で女性用シャンプーの試供品を配っている人は男性には決して渡しません。なぜなら、試供品は一個数十円のコストがかかっているため、広告効果の低い男性に配っていては費用がかさんでしまって広告の意味がなくなってしまうからです。 しかし、サラ金のティッシュを配っている人は誰でも手当たり次第渡します。ティッシュは試供品のシャンプーより単価が遙かに安いので、「こいつは金に困ってなさそうだから渡すの止めておこう」「こいつは金に困っていそうだ」などと判断する手間をかけるより、見境なく配ってしまった方が効果が高いわけですね。 メール送信については、一通あたりのコストは限りなくゼロです。よって、さらに見境なく配る方が効率がいいわけですね。英語が分からなかろうが、風俗や薬(英文の迷惑メールの半数は薬の宣伝です)に興味がなかろうが、見境なく送ったってコストは変わらないのですから、送った方が得に決まってます。 > 仮にむやみやたりにクリックすれば重大な被害に遭う可能性があるのでしょうか。 否定は出来ません。メールに関するセキュリティの基本中の基本は、「信頼できない相手からのメールは読むな、リンクはクリックするな」です。よって、信用できる訳もない海外の業者からの迷惑メールなど、クリックすることは決して誉められた行為ではありません。 長文失礼。
お礼
丁寧な解答を賜り誠に恐縮です。ありがとうございました。おかげですっきりしました、迷惑メールも新聞に入る膨大な折込広告だと思って削除したいと思います。